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公開番号2024126744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035339
出願日2023-03-08
発明の名称測色装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01J 3/50 20060101AFI20240912BHJP(測定;試験)
要約【課題】測色装置を小型化する。
【解決手段】測色対象物10を測色する測色器100を取り付け可能な測色装置1であって、測色対象物10の支持台41と、測色器100を支持するキャリッジ30と、キャリッジ30を支持するガントリー20と、支持台41上でキャリッジ30を第1方向に走査させる第1走査機構71と、ガントリー20を第2方向に走査させる第2走査機構72と、を備え、第1走査機構71は、キャリッジ30を第1方向に走査させる駆動力を生成する第1モーター22と、第1モーター22からキャリッジ30に駆動力を伝達させる第1伝達機構部701と、を有し、第1モーター22は、第3方向において、ガントリー20とオーバーラップする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
測色対象物を測色する測色器を取り付け可能な測色装置であって、
前記測色対象物を支持する支持台と、
前記測色器を支持するキャリッジと、
前記キャリッジを支持するガントリーと、
前記支持台上で前記キャリッジを第1方向に走査させる第1走査機構と、
前記ガントリーを前記第1方向と交差する第2方向に走査させる第2走査機構と、
を備え、
前記第1走査機構は、前記キャリッジを前記第1方向に走査させる駆動力を生成する第1モーターと、前記第1モーターから前記キャリッジに駆動力を伝達させる第1伝達機構部と、を有し、
前記第1モーターは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向において、前記ガントリーとオーバーラップすることを特徴とする測色装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の測色装置において、
前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジと連動して動く電気基板と、
前記ガントリーにおいて前記第1方向に沿って配設され、前記電気基板に接続するハーネス部材と、
を備え、
前記第1モーターは、前記第3方向において、前記ハーネス部材が配設される領域とオーバーラップすることを特徴とする測色装置。
【請求項3】
請求項1に記載の測色装置において、
前記第1モーターの回転軸は、前記第3方向に沿い、
前記第1伝達機構部は、前記第3方向を回転軸とするプーリーと、前記プーリーに架けられとともに駆動力を伝達させる無端ベルトと、を有することを特徴とする測色装置。
【請求項4】
請求項1に記載の測色装置において、
前記第2走査機構は、前記支持台を有する本体部に、前記ガントリーを前記第2方向に変位させる駆動力を生成する第2モーターと、前記第2モーターから前記ガントリーに駆動力を伝達させるベルトを有する第2伝達機構と、を有し、
前記第2モーターは、前記第3方向から見て前記ベルトに対して前記本体部の中央側に設けられることを特徴とする測色装置。
【請求項5】
請求項4に記載の測色装置において、
前記第2モーターは、前記第3方向から見て、前記ガントリーとオーバーラップ可能な位置に設けられることを特徴とする測色装置。
【請求項6】
請求項5に記載の測色装置において、
前記第2モーター及び前記第2伝達機構は、前記第3方向において、前記支持台から突出しない位置に設けられることを特徴とする測色装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載の測色装置において、
操作指示を受け付ける操作部を備え、
前記操作部は、前記第3方向から見て、前記第1モーターとオーバーラップ可能な位置に設けられることを特徴とする測色装置。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか1項に記載の測色装置において、
前記キャリッジを前記ガントリーに対して前記第3方向に移動させる第3方向移動機構を備え、
前記第3方向移動機構は、前記キャリッジを前記第3方向に移動させる駆動力を生成する第3モーターを前記キャリッジに有することを特徴とする測色装置。
【請求項9】
請求項8に記載の測色装置において、
前記第3モーターは、前記第3方向において、前記第1モーターとオーバーラップする位置に設けられることを特徴とする測色装置。
【請求項10】
請求項9に記載の測色装置において、
前記第3モーターは、前記第2方向において、前記第1モーターとオーバーラップする位置に設けられることを特徴とする測色装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測色装置に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、測色対象物を測色する様々な測色装置が使用されている。例えば、特許文献1には、可動ヘッドに搭載した色濃度センサーと、該可動ヘッドを駆動させる可動ヘッドY方向駆動手段と、可動ヘッドX方向駆動手段とを備える自動XY測色機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-327455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、可動ヘッドをY方向に動かす機構として、電動モーターやエンドレス状のチェーン若しくはタイミングベルト又はワイヤーなどの索体等が開示されている。また、可動ヘッドをX方向に動かす機構として、電動モーターやエンドレス状のチェーン若しくはタイミングベルト又はワイヤーなどの索体等が開示されている。しかしながら、測色部を動作させる機構の配置によっては、装置が大型化する虞がある。なお、特許文献1の自動XY測色機は、X方向及びY方向と交差する方向である高さ方向に可動ヘッドを動かす機構についての開示はないが、高さ方向に可動ヘッドを動かす機構を備えるとさらに装置が大型化する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための、本発明の測色装置は、測色対象物を測色する測色器を取り付け可能な測色装置であって、前記測色対象物を支持する支持台と、前記測色器を支持するキャリッジと、前記キャリッジを支持するガントリーと、前記支持台上で前記キャリッジを第1方向に走査させる第1走査機構と、前記ガントリーを前記第1方向と交差する第2方向に走査させる第2走査機構と、を備え、前記第1走査機構は、前記キャリッジを前記第1方向に走査させる駆動力を生成する第1モーターと、前記第1モーターから前記キャリッジに駆動力を伝達させる第1伝達機構部と、を有し、前記第1モーターは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向において、前記ガントリーとオーバーラップすることを特徴とする。
【0006】
また、上記課題を解決するための、別の本発明の測色装置は、測色対象物を測色する測色器を取り付け可能な測色装置であって、前記測色対象物を支持する支持台と、前記測色器を支持するキャリッジと、前記キャリッジを支持するガントリーと、前記支持台上で前記キャリッジを第1方向に走査させる第1走査機構と、前記ガントリーを前記第1方向と交差する第2方向に走査させる第2走査機構と、を備え、前記第2走査機構は、前記支持台を有する本体部に、前記ガントリーを前記第2方向に変位させる駆動力を生成する第2モーターと、前記第2モーターから前記ガントリーに駆動力を伝達させるベルトを有する第2伝達機構と、を有し、前記第2モーターは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向から見て前記ベルトに対して前記本体部の中央側に設けられることを特徴とする。
【0007】
また、上記課題を解決するための、さらに別の本発明の測色装置は、測色対象物を支持する支持台と、前記測色対象物を測色する測色部と、前記測色部を支持するキャリッジと、前記キャリッジを支持するガントリーと、前記支持台上で前記キャリッジを第1方向に走査させる第1走査機構と、前記ガントリーを前記第1方向と交差する第2方向に走査させる第2走査機構と、を備え、前記第1走査機構は、前記キャリッジを前記第1方向に走査させる駆動力を生成する第1モーターと、前記第1モーターから前記キャリッジに駆動力を伝達させる第1伝達機構部と、を有し、前記第1モーターは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向において、前記ガントリーとオーバーラップすることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る測色装置で使用可能な測色器の概略斜視図。
本発明の一実施例に係る測色装置の斜視図であってカラーチャートを支持台に支持させた状態を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置の斜視図であって、図2とは異なる角度から見た図。
本発明の一実施例に係る測色装置の平面図であって、ガントリーの内部構成を表すとともに、カラーチャートを支持台に支持させた状態を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置の内部構成を表す斜視図。
本発明の一実施例に係る測色装置の背面側から見た透視図であって、本体部の内部構成を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置の側面図であって、ガントリーの内部構成を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺の正面図であって、ガントリーの内部構成を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺の正面断面図。
本発明の一実施例に係る測色装置の正面断面図。
本発明の一実施例に係る測色装置のガントリーモーター周辺の正面断面図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺を表す背面図であって、図1の測色器を収容するとともにキャリッジを走査する際の配置を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺を表す背面図であって、図1の測色器を収容するとともに図12の状態からキャリッジを下方に移動させて測色部が測色対象物と接触した瞬間の配置を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺を表す背面図であって、図1の測色器を収容するとともに図13の状態からキャリッジをさらに下方に移動させて測色対象物の測色をする際の配置を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺を表す背面図であって、図1の測色器を収容するとともに図14の状態からキャリッジをさらに下方に移動させてキャリッジの底面が測色対象物と接触した配置を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺を表す背面図であって、図1の測色器を収容するとともにキャリッジをホームポジションに移動させた状態の配置を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジの第3方向移動機構周辺を表す斜視図であって、測色対象物の測色をする際の配置を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジの第3方向移動機構周辺を表す斜視図であって、キャリッジをホームポジションに移動させた状態の配置を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺の正面図であって、ガントリー及びキャリッジの内部構成を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジ周辺の正面図であって、ガントリーの内部構成のうち図8及び図18とは異なる構成部材を表す図。
本発明の一実施例に係る測色装置のキャリッジスライダー及びガントリーフレーム周辺の正面断面図。
別の一実施例に係る測色装置のキャリッジスライダー及びガントリーフレーム周辺の正面断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様の測色装置は、測色対象物を測色する測色器を取り付け可能な測色装置であって、前記測色対象物を支持する支持台と、前記測色器を支持するキャリッジと、前記キャリッジを支持するガントリーと、前記支持台上で前記キャリッジを第1方向に走査させる第1走査機構と、前記ガントリーを前記第1方向と交差する第2方向に走査させる第2走査機構と、を備え、前記第1走査機構は、前記キャリッジを前記第1方向に走査させる駆動力を生成する第1モーターと、前記第1モーターから前記キャリッジに駆動力を伝達させる第1伝達機構部と、を有し、前記第1モーターは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向において、前記ガントリーとオーバーラップすることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、第1モーターは第3方向においてガントリーとオーバーラップする。このため、第1走査機構を第3方向において短く構成でき、ひいては、測色装置を小型化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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