TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024124245
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023032257
出願日
2023-03-02
発明の名称
NQR装置用の電子サンプル
出願人
株式会社熊平製作所
代理人
個人
主分類
G01N
24/00 20060101AFI20240905BHJP(測定;試験)
要約
【課題】核四極共鳴(NQR)装置の動作確認や検査などで使用される経年変化しないサンプルを提供する。
【解決手段】NQR装置の動作確認に使用される電子サンプル100は、NQR装置から目的物質の検知用に出力されるRF励起パルスを受信する受信コイル11と、任意の目的物質の固有のNQR周波数で発振してNQR原信号を発生させる発振器14と、NQR装置の計測シーケンスと同期した信号パターンを生成するパターン生成器15と、NQR原信号と信号パターンとをミキシングしてNQR模擬信号を生成するミキサ16と、NQR模擬信号を送出する送信コイル12とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
核四極共鳴(NQR)装置の動作確認に使用される電子サンプルであって、
NQR装置から目的物質の検知用に出力されるRF励起パルスを受信する受信コイルと、
任意の目的物質の固有のNQR周波数で発振してNQR原信号を発生させる発振器と、
NQR装置の計測シーケンスと同期した信号パターンを生成するパターン生成器と、
前記NQR原信号と前記信号パターンとをミキシングしてNQR模擬信号を生成するミキサと、
前記NQR模擬信号を送出する送信コイルと、を備えた
ことを特徴とする電子サンプル。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記パターン生成器が前記信号パターンとしてNQR信号の縦緩和時間ごとに論理反転するパターンを生成する、請求項1に記載の電子サンプル。
【請求項3】
前記パターン生成器が前記パターンとしてNQR信号のFID信号のエンベロープを模したパターンを生成する、請求項1に記載の電子サンプル。
【請求項4】
前記パターン生成器が前記パターンとしてNQR信号のエコー信号のエンベロープを模したパターンを生成する、請求項1に記載の電子サンプル。
【請求項5】
前記受信コイルが受信したRF励起パルスから前記発振器、前記パターン生成器、および前記ミキサを駆動する電源を生成する電源生成部を備えた、請求項1ないし4のいずれか一つに記載の電子サンプル。
【請求項6】
前記受信コイルが受信したRF励起パルスを減衰させてA/D変換する励起パルス処理部と、
前記A/D変換された信号を解析して前記RF励起パルスの信号特性を特定し、当該信号特性に応じて前記発振器の発振周波数および前記パターン生成器が生成する前記信号パターンを変更するコントローラと、を備えた、請求項1ないし4のいずれか一つに記載の電子サンプル。
【請求項7】
核四極共鳴(NQR)装置が、目的物質と同じNQR周波数のNQR模擬信号を発生させる電子サンプルに対してRF励起パルスを照射するステップと、
前記電子サンプルが、前記RF励起パルスを受信してNQR模擬信号を送出するステップと、
NQR装置が、前記電子サンプルから送出されたNQR模擬信号を受信するステップと、
NQR装置が、受信したNQR模擬信号を処理するステップと、を備えた
ことを特徴とするNQR装置の動作確認方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、核四極共鳴(NQR:Nuclear Quadrupole Resonance)装置の動作確認や検査などで使用される試料(サンプル)に関し、特に、電子デバイスとして構成された電子サンプルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
物質同定方法の一つに物質に含まれる原子核の核四極共鳴(NQR)を利用した方法がある。スピン量子数が1以上の原子核は核四極子モーメントを持ち、核スピンの固有準位が向きによって異なる。核スピンは、固有準位差に相当するエネルギーの電磁波を照射すると共鳴して電磁波のエネルギーを吸収して向きを変え、電磁波の照射を停止すると吸収したエネルギーを電波の形で放出しながら元の向きに戻る。このとき放出される電波の周波数(NQR周波数)が物質ごとに異なるため、NQRを利用することで物質を同定することができる。特に、爆発物や不正薬物などはスピン量子数が1となる窒素原子核を含んでいることからNQRを利用して検知することができる。
【0003】
従来、目的物質固有のNQR周波数を含むRF(Radio Frequency)励起パルスを検査対象物に照射し、パルス印加後に誘導されるNQR信号を受信することで目的物質の同定を行うNQR装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特にNQR装置はX線検査ができない、例えば人体内に秘匿した不正薬物などを検知するのに有用である。核磁気共鳴(NMR:Nuclear Magnetic Resonance)という別タイプの核スピン共鳴を利用した物質同定方法もあるが、NMRは検査対象物に強力な磁場を印加する必要があるのに対して、NQRは磁場を印加する必要がない点で有利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-223758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
NQR装置の動作確認や検査は目的物質のサンプルを使って行うが、爆発物や不正薬物は入手も保管もできないため、これら物質の検知試験は擬似サンプルの化学物質を使って行われる。このため、実際の爆発物や不正薬物に設定を合わせて最適化したNQR装置の動作確認が困難という問題がある。また、化学物質は長期間保管する間に潮解、固化、変成、分解などが生じて特性が変化するため、環境面や安全面で管理の手間がかかるという問題もある。
【0006】
上記問題に鑑み、本発明は、NQR装置の動作確認や検査などで使用される経年変化しないサンプルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に従うと、核四極共鳴(NQR)装置の動作確認に使用される電子サンプルであって、NQR装置から目的物質の検知用に出力されるRF励起パルスを受信する受信コイルと、任意の目的物質の固有のNQR周波数で発振してNQR原信号を発生させる発振器と、NQR装置の計測シーケンスと同期した信号パターンを生成するパターン生成器と、前記NQR原信号と前記信号パターンとをミキシングしてNQR模擬信号を生成するミキサと、前記NQR模擬信号を送出する送信コイルと、を備えた電子サンプルが提供される。
【0008】
例えば、前記パターン生成器が前記信号パターンとしてNQR信号の縦緩和時間ごとに論理反転するパターンを生成してもよいし、NQR信号のFID信号やエコー信号のエンベロープを模したパターンを生成してもよい。
【0009】
上記電子サンプルが、前記受信コイルが受信したRF励起パルスから前記発振器、前記パターン生成器、および前記ミキサを駆動する電源を生成する電源生成部を備えていてもよい。
【0010】
あるいは、上記電子サンプルが、前記受信コイルが受信したRF励起パルスを減衰させてA/D変換する励起パルス処理部と、前記A/D変換された信号を解析して前記RF励起パルスの信号特性を特定し、当該信号特性に応じて前記発振器の発振周波数および前記パターン生成器が生成する前記信号パターンを変更するコントローラとを備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
通電検査装置
1日前
個人
光フアィバー距離計測器
3日前
個人
光フアィバー距離計測器
3日前
個人
バッテリ用交流電流供給装置
3日前
日本精機株式会社
基板及び表示装置
23日前
日本FC企画株式会社
特性試験装置
21日前
株式会社オービット
検査装置
10日前
学校法人同志社
測位システム
23日前
株式会社SUBARU
車載装置
17日前
有限会社フィット
外観検査装置
14日前
本多電子株式会社
水中探知装置
22日前
株式会社ミツトヨ
自動測定装置
22日前
株式会社ミツトヨ
自動測定装置
22日前
富士電機株式会社
回転機
11日前
株式会社東芝
センサ
10日前
アズビル株式会社
濃度計測装置
22日前
株式会社東芝
試験装置
17日前
靜甲株式会社
液切れ性評価システム
18日前
アズビル株式会社
回転角度計測装置
22日前
産電工業株式会社
水道検針システム
21日前
アズビル株式会社
真空計測システム
11日前
アズビル株式会社
真空計測システム
11日前
富士電機株式会社
放射線検出器
2日前
株式会社桧鉄工所
流速計
22日前
DIC株式会社
測定装置
2日前
シスメックス株式会社
分析装置
7日前
アズビル株式会社
環境負荷判定システム
22日前
株式会社タムラ製作所
電流検出器
7日前
矢崎総業株式会社
計器装置
22日前
一丸ファルコス株式会社
コラーゲンの検出方法
23日前
株式会社アドバンテスト
試験装置
9日前
オムロン株式会社
電気装置
18日前
矢崎総業株式会社
計器装置
22日前
アズビル株式会社
距離設定形光電センサ
23日前
個人
ネブライザー
9日前
矢崎総業株式会社
計器装置
22日前
続きを見る
他の特許を見る