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公開番号2024121929
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029172
出願日2023-02-28
発明の名称流量計
出願人株式会社キーエンス
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G01F 1/00 20220101AFI20240902BHJP(測定;試験)
要約【課題】装置が消費する気体の積算流量と電力または電力量を一緒に表示可能にしてユーザが消費エネルギー量を把握し易くする。
【解決手段】流量計1は、配管20内の気体の流量を測定する流量測定手段と、流量測定手段を内蔵するセンサ本体1Aと、流量測定手段により測定される気体の流量から積算流量を算出する流量算出手段と、電力監視機器200により計測された電力または電力量を受け付ける受付ポート57と、流量算出手段により算出された積算流量と受付ポート57を介して受け付けた電力監視機器200からの電力または電力量とを表示する表示部61とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配管内の気体の流量を測定する流量測定手段と、
配管に設置され、前記流量測定手段を内蔵するセンサ本体と、
前記流量測定手段により測定される気体の流量から積算流量を算出する流量算出手段と、
電力監視機器と接続し、当該電力監視機器により計測された電力または電力量を受け付ける受付ポートと、
前記センサ本体に対し一体型として設けられ、または、前記センサ本体に対し脱着可能に位置決め固定する分離型として設けられ、前記流量算出手段により算出された前記積算流量と前記受付ポートを介して受け付けた前記電力監視機器からの電力または電力量とを表示する表示部とを備える流量計。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の流量計において、
現在時刻データを保持し、現在の時刻に対応して現在時刻データを更新する実時間クロックと、
前記流量算出手段により算出された前記積算流量と前記電力監視機器からの電力または電力量に基づく累積の電力量とを前記実時間クロックの時刻情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
時間的に連なる複数の日時区分を有し、当該複数の日時区分のうち過去の日時区分に含まれる第1履歴データは、前記記憶手段に記憶された積算流量に基づいて各前記日時区分における積算流量としてグラフ表示され、当該複数の日時区分のうち現在の日時を含む日時区分には、前記流量算出手段により順次算出される現在の積算流量データに基づき当該現在の日時を含む日時区分における積算流量が順次更新されたグラフを表示する積算流量グラフ画面を生成する第1画面生成手段と、
時間的に連なる複数の日時区分を有し、当該複数の日時区分のうち過去の日時区分に含まれる第2履歴データは、前記記憶手段に記憶された累積の電力量に基づいて各前記日時区分における電力量としてグラフ表示され、当該複数の日時区分のうち現在の日時を含む日時区分には、前記電力監視機器からの電力または電力量に基づき当該現在の日時を含む日時区分における電力量が順次更新されたグラフを表示する電力量グラフ画面を生成する第2画面生成手段とをさらに備え、
前記表示部は前記積算流量グラフ画面及び前記電力量グラフ画面を表示する流量計。
【請求項3】
請求項2に記載の流量計において、
気体の流路に配置され、気体の流れを遮断する弁と、
前記弁により気体の流れを遮断することで防止した気体のリーク量を算出するリーク量算出手段とをさらに備え、
前記記憶手段は、前記リーク量算出手段により算出されたリーク量を前記実時間クロックの時刻情報に対応付けて記憶し、
前記第1画面生成手段は、前記記憶手段に記憶された履歴データに基づいて算出された各前記日時区分の積算リーク量をグラフ表示する積算リーク量グラフ画面を生成し、
前記表示部は、前記積算リーク量グラフ画面を表示する流量計。
【請求項4】
請求項1に記載の流量計において、
前記流量算出手段により算出された前記積算流量と前記受付ポートを介して受け付けた前記電力監視機器からの電力または電力量とを合わせてエネルギー使用量として前記表示部に表示する流量計。
【請求項5】
請求項1に記載の流量計において、
配管内の気体の温度を測定する温度センサと、
配管内の気体の圧力を測定する圧力センサと、
配管内の気体の湿度を測定する湿度センサとをさらに備え、
前記表示部は、前記記憶手段に記憶された前記温度、前記圧力及び前記湿度のうち、任意の一または二以上を表示する流量計。
【請求項6】
請求項1に記載の流量計において、
サイクル開始信号及びサイクル停止信号の入力を受け付ける受付部を備え、
前記受付部が前記サイクル開始信号の入力を受け付けてから前記サイクル停止信号の入力を受け付けるまでの間、前記電力監視機器からの電力または電力量を積算してサイクル毎の電力量を取得し、
前記流量算出手段は、前記受付部が前記サイクル開始信号の入力を受け付けてから前記サイクル停止信号の入力を受け付けるまでの間、前記積算流量を算出してサイクル毎の積算流量を取得し、
前記表示部は、前記サイクル毎の電力量と、前記サイクル毎の積算流量とを表示する流量計。
【請求項7】
請求項1に記載の流量計において、
前記表示部に向かって見たとき、前記表示部の長手方向が前記配管の延びる方向と直交する方向となるように設置される流量計。
【請求項8】
請求項7に記載の流量計において、
前記センサ本体における前記表示部が配設される面には、前記表示部に表示される画面の遷移操作を行うための操作部が配設されている流量計。
【請求項9】
請求項1に記載の流量計において、
電力または電力量を計測する第1の電力監視機器及び第2の電力監視機器をさらに備え、
前記第1の電力監視機器の側面には、増設コネクタが接続される増設ポートが配設され、
前記増設ポートに接続された前記増設コネクタに、前記第2の電力監視機器が接続される流量計。
【請求項10】
請求項9に記載の流量計において、
前記第2の電力監視機器を作動させるための電力が前記増設コネクタを介して前記第1の電力監視機器から前記第2の電力監視機器に供給される流量計。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配管内の気体の流量を測定する流量計に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば配管内の気体の流量を測定する流量計として、特許文献1に開示されているように、流量測定手段により測定される流量から積算流量を算出し、算出された積算流量を日時で区分けしてグラフ表示可能な流量計が知られている。
【0003】
また、特許文献2には、異なる物理量をそれぞれ測定する複数の測定ヘッドが共通のセンサ本体に接続されたセンサが開示されている。このセンサは、複数の測定ヘッドで測定された異なる物理量がセンサ本体に入力され、センサ本体では、入力された異なる物理量を用いて所定の演算処理が行われるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-109356号公報
特許第4919702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えば工場等では電力をはじめとした各種エネルギーが消費されており、その省エネルギー化が推進されている。省エネルギー化を推進する際、工場内に設置されている各装置が消費するエネルギー量を把握することから始め、消費エネルギー量を把握した後に、具体的な省エネルギーのための施策の検討及び実行がなされるケースが多い。
【0006】
工場内には様々な装置が設置されているが、装置が消費するエネルギー量の大部分は、電力と圧縮空気で占められている。よって、各装置が消費するエネルギー量を把握するためには、各装置が消費する電力量及び圧縮空気量を把握する必要がある。
【0007】
ところが、特許文献1では、圧縮空気の積算流量を把握することができるものの、電力量は別の測定器で測定された測定値に基づいて把握する必要があり、装置で消費した圧縮空気量と電力または電力量とを一緒に表示、管理できるものではなかった。
【0008】
また、特許文献2では、各測定ヘッドが測定可能な物理量として、例えば流量、圧力、温度等が挙げられているが、電力量を測定可能な構成とはなっていない。よって、特許文献2のセンサも、各装置が消費した圧縮空気量と電力または電力量とを一緒に表示、管理できるものではなかった。
【0009】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、装置が消費する気体の積算流量と電力または電力量を一緒に表示可能にしてユーザが消費エネルギー量を把握し易くすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る流量計は、配管内の気体の流量を測定する流量測定手段と、配管に設置され、前記流量測定手段を内蔵するセンサ本体と、前記流量測定手段により測定される気体の流量から積算流量を算出する流量算出手段と、電力監視機器と接続し、当該電力監視機器により計測された電力または電力量を受け付ける受付ポートと、前記センサ本体に対し一体型として設けられ、または、前記センサ本体に対し脱着可能に位置決め固定する分離型として設けられ、前記流量算出手段により算出された前記積算流量と前記受付ポートを介して受け付けた前記電力監視機器からの電力または電力量とを表示する表示部とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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