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公開番号2024123913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031723
出願日2023-03-02
発明の名称DCDCコンバータ制御装置
出願人エイブリック株式会社
代理人
主分類G01R 19/165 20060101AFI20240905BHJP(測定;試験)
要約【課題】回路にダメージを与えることなく、過電流検出回路の検査をすること可能なDCDCコンバータを提供する。
【解決手段】ハイサイドスイッチと、ハイサイドスイッチと並列に接続されたIV変換素子及び電流検出トランジスタと、ローサイドスイッチと、過電流検出回路と、第一の出力端子からハイサイドスイッチに第一の信号を出力し、第二の出力端子からローサイドスイッチに第二の信号を出力し、第三の出力端子から電流検出トランジスタに第三の信号を出力する制御回路を備え、ハイサイドスイッチに過電流を流すことなくIV変換素子に可変電流を流すことで過電流検出回路の検査を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
過電流検出回路を備えたDCDCコンバータ制御装置であって、
電源端子と出力端子の間に接続されたハイサイドスイッチと、
前記ハイサイドスイッチと並列に接続されたIV変換素子及び電流検出トランジスタと、
前記出力端子と接地端子の間に接続されたローサイドスイッチと、
前記IV変換素子の両端の電圧に基づいて出力端子に流れる電流を検出し、検出信号を出力する過電流検出回路と、
前記検出信号が入力され、第一の出力端子から前記ハイサイドスイッチに第一の信号を出力し、第二の出力端子から前記ローサイドスイッチに第二の信号を出力し、第三の出力端子から前記電流検出トランジスタに第三の信号を出力する制御回路と、
前記IV変換素子と前記電流検出トランジスタの接続点に接続されたテスト端子と、を備え
前記電流検出トランジスタをオフに制御し、前記テスト端子に可変電流を流すことによって過電流検出回路の検査を行うことを特徴とするDCDCコンバータ制御装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記出力端子にプルダウン抵抗を接続して、前記ハイサイドスイッチをオンオフ制御して過電流検出信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のDCDCコンバータ制御装置。
【請求項3】
前記出力端子にプルアップ抵抗を接続して、前記ローサイドスイッチをオンオフ制御して過電流検出信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のDCDCコンバータ制御装置。
【請求項4】
過電流検出回路を備えたDCDCコンバータ制御装置であって、
電源端子と出力端子の間に接続されたハイサイドスイッチと、
前記ハイサイドスイッチと並列に接続されたIV変換素子及び電流検出トランジスタと、
前記出力端子と接地端子の間に接続されたローサイドスイッチと、
前記IV変換素子の両端の電圧に基づいて出力端子に流れる電流を検出し、検出信号を出力する過電流検出回路と、
入力される前記検出信号を基準電圧と比較するコンパレータを備え、第一の出力端子から前記ハイサイドスイッチに第一の信号を出力し、第二の出力端子から前記ローサイドスイッチに第二の信号を出力し、第三の出力端子から前記電流検出トランジスタに第三の信号を出力する制御回路と、
前記コンパレータの出力端子に接続されたテスト端子と、を備え
前記ハイサイドスイッチ及び前記ローサイドスイッチをオフに制御し、前記電流検出トランジスタをオンに制御し、前記出力端子に可変電流を流すことによって過電流検出回路の検査を行うことを特徴とするDCDCコンバータ制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、過電流検出回路を備えたDCDCコンバータ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
DCDCコンバータのハイサイドスイッチに流れる電流を検出する過電流検出回路は、過電流保護のために通常の動作電流より大電流を検出することが要求されている。
【0003】
図5は、従来の過電流検出回路を備えたDCDCコンバータを示す回路図である。
制御回路5は、信号φ1でハイサイドスイッチであるPMOSトランジスタMP1と電流検出トランジスタであるPMOSトランジスタMP2を同時にオンオフして、信号φ2でNMOSトランジスタMN1をオンオフする。過電流検出回路4は、PMOSトランジスタMP1に流れる電流に比例したセンス電流をPMOSトランジスタMP2が流すことによって抵抗R1に発生した電圧をオペアンプで測定し、制御回路5に検出信号を出力する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-92305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
DCDCコンバータの過電流を検出する過電流検出回路は、通常時の出力電流よりも大きな電流を検出する必要がある。過電流検出は、保護機能のため確実に動作することや、所望の検出電流値となっていることを担保したいが、検査工程で通常時の出力電流よりも大きな過電流を流すと、DCDCコンバータにダメージを与える可能性があった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みて為され、DCDCコンバータにダメージを与えることなく、過電流を検出する過電流検出回路の検査をすることが出来るDCDCコンバータ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のDCDCコンバータ制御装置は、ハイサイドスイッチと、ハイサイドスイッチと並列に接続されたIV変換素子及び電流検出トランジスタと、ローサイドスイッチと、IV変換素子の両端の電圧に基づいて出力端子に流れる電流を検出し検出信号を出力する過電流検出回路と、検出信号が入力され、第一の出力端子からハイサイドスイッチに第一の信号を出力し、第二の出力端子からローサイドスイッチに第二の信号を出力し、第三の出力端子から電流検出トランジスタに第三の信号を出力する制御回路と、を備え、ハイサイドスイッチに過電流を流すことなく、IV変換素子に可変電流を流すことで過電流検出回路の検査を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の過電流検出回路を備えたDCDCコンバータ制御装置によれば、ハイサイドスイッチをオフしたまま過電流検出回路の検査をすることが出来るため、検査工程でDCDCコンバータにダメージを与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態のDCDCコンバータ制御装置を示すブロック図である。
図1のDCDCコンバータ制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
本実施形態のDCDCコンバータ制御装置の他の例を示すブロック図である。
図3のDCDCコンバータ制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
従来のDCDCコンバータを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態のDCDCコンバータ制御装置について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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