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公開番号2024076856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188654
出願日2022-11-25
発明の名称ナイフ
出願人株式会社シマノ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B26B 1/02 20060101AFI20240530BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】第1グリップと第2グリップの間に収納された刃部材が第1グリップと第2グリップの間から意図せずに露出することを抑制できるナイフの提供。
【解決手段】ナイフ1は、刃部材2と、第1軸部材3と、第2軸部材4と、第1グリップ5と、第2グリップ6と、摩擦部材7とを備える。刃部材2は、切り刃2aと、切り刃2bと反対側の背部2cとを有する。第1グリップ5は、切り刃2bを収納可能であり、第1軸部材3を軸心として刃部材2に対して回動可能である。第2グリップ6は、背部2cを収納可能であり、第2軸部材4を軸心として刃部材2に対して回動可能である。摩擦部材7は、第1グリップ5と刃部材2との間に配置される。摩擦部材7は、第1グリップ5及び刃部材2の少なくとも一方に摩擦接触して第1グリップ5が刃部材2に対して回動することを規制する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
切り刃と、前記切り刃と反対側の背部とを有する刃部材と、
前記刃部材と交差する方向に延びる軸心を有し、前記切り刃の基端側に配置される第1軸部材と、
前記第1軸部材の前記軸心と平行な軸心を有し、前記背部の基端側に配置される第2軸部材と、
前記切り刃を収納可能であり、前記第1軸部材を軸心として前記刃部材に対して回動可能な第1グリップと、
前記背部を収納可能であり、前記第2軸部材を軸心として前記刃部材に対して回動可能な第2グリップと、
前記第1グリップと前記刃部材との間に配置され、前記第1グリップ及び前記刃部材の少なくとも一方に摩擦接触して前記第1グリップが前記刃部材に対して回動することを規制する摩擦部材と、
を備える、
ナイフ。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記摩擦部材は前記第1軸部材の軸回りに配置される、
請求項1に記載のナイフ。
【請求項3】
前記摩擦部材は、ウェーブワッシャである、
請求項2に記載のナイフ。
【請求項4】
前記第1グリップ及び前記第2グリップのいずれか一方に接続され、前記第1グリップに前記切り刃が収納され且つ前記第2グリップに前記背部が収納された状態において、前記第1グリップと前記第2グリップとを連結可能な連結部材をさらに備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載のナイフ。
【請求項5】
前記連結部材は、前記第1グリップから前記切り刃が露出し且つ前記第2グリップから前記背部が露出した状態において、前記第1グリップと前記第2グリップとを連結可能である、
請求項4に記載のナイフ。
【請求項6】
前記第1グリップと前記第2グリップは非対称形状である、
請求項1から3のいずれか1項に記載のナイフ。
【請求項7】
前記第1グリップは、前記切り刃の先端側の端部を収納可能である、
請求項1から3のいずれか1項に記載のナイフ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ナイフに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、刃部材と、刃部材に対して回動可能な第1グリップと、刃部材に対して第1グリップとは異なる軸回りに回動可能な第2グリップと、第1グリップと第2グリップとを連結する連結部材とを備えるナイフが知られている。ナイフは、折り畳み可能であり、刃部材が第1グリップと第2グリップの間に収納される閉状態と、刃部材が第1グリップと第2グリップから露出する開状態とを取り得る。連結部材は、閉状態と開状態とにおいて、第1グリップと、第2グリップとを連結する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭56-120153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のナイフでは、閉状態において第1グリップと第2グリップとが連結部材で連結されていないときに、第1グリップと第2グリップの間から刃部材が意図せずに露出するおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、第1グリップと第2グリップの間に収納された刃部材が第1グリップと第2グリップの間から意図せずに露出することを抑制できるナイフを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るナイフは、刃部材と、第1軸部材と、第2軸部材と、第1グリップと、第2グリップと、摩擦部材とを備える。刃部材は、切り刃と、切り刃と反対側の背部とを有する。第1軸部材は、刃部材と交差する方向に延びる軸心を有し、切り刃の基端側に配置される。第2軸部材は、第1軸部材の軸心と平行な軸心を有し、背部の基端側に配置される。第1グリップは、切り刃を収納可能であり、第1軸部材を軸心として刃部材に対して回動可能である。第2グリップは、背部を収納可能であり、第2軸部材を軸心として刃部材に対して回動可能である。摩擦部材は、第1グリップと刃部材との間に配置される。摩擦部材は、第1グリップ及び刃部材の少なくとも一方に摩擦接触して第1グリップが刃部材に対して回動することを規制する。
【0007】
このナイフでは、摩擦部材は、第1グリップと刃部材の少なくとも一方に摩擦接触して第1グリップが刃部材に対して回動することを規制する。これにより、第1グリップに収納される刃部材の切り刃が意図せずに第1グリップと第2グリップの間から露出することを抑制できる。その結果、ナイフの安全性が向上する。
【0008】
摩擦部材は第1軸部材の軸回りに配置されてもよい。この場合は、第1グリップと刃部材との間に摩擦部材を容易に配置できる。
【0009】
摩擦部材は、ウェーブワッシャであってもよい。この場合は、第1グリップと刃部材との間に安定した摩擦力を発生させることができる。
【0010】
ナイフは、第1グリップ及び第2グリップのいずれか一方に接続される連結部材をさらに備えてもよい。連結部材は、第1グリップに切り刃が収納され且つ第2グリップに背部が収納された状態において、第1グリップと第2グリップとを連結可能であってもよい。この場合は、第1グリップに収納された切り刃が意図せずに第1グリップと第2グリップの間から露出することをさらに抑制できる。その結果、ナイフの安全性がさらに向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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