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公開番号2024074677
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022185996
出願日2022-11-21
発明の名称人力駆動車用の制御装置
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/45 20100101AFI20240524BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】記憶部が好適に動作できる、人力駆動車用の制御装置を提供する。
【解決手段】人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車は、前記人力駆動車に対してライダが行う所定操作に相関する第1パラメータを検出する操作検出部、前記人力駆動車が走行する走行路の地形に相関する第2パラメータを検出する地形検出部、および、前記人力駆動車の走行状態および走行環境の少なくとも1つを検出する走行検出部を含み、制御部と、前記第1パラメータ、および、前記第2パラメータを含む所定情報を継続的に記憶可能に構成される記憶部と、を備え、前記制御部は、前記所定情報を前記記憶部に継続的に記憶させる状態において、前記走行検出部の出力に応じて、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車は、前記人力駆動車に対してライダが行う所定操作に相関する第1パラメータを検出する操作検出部、前記人力駆動車が走行する走行路の地形に相関する第2パラメータを検出する地形検出部、および、前記人力駆動車の走行状態および走行環境の少なくとも1つを検出する走行検出部を含み、
制御部と、
前記第1パラメータ、および、前記第2パラメータを含む所定情報を継続的に記憶可能に構成される記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記所定情報を前記記憶部に継続的に記憶させる状態において、前記走行検出部の出力に応じて、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される、制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記走行検出部は、前記走行路の勾配、および、前記人力駆動車のピッチ角度の少なくとも1つを検出するように構成され、
前記制御部は、前記勾配が上り坂に対応し、かつ、第1角度以上の場合、前記勾配が下り坂に対応し、かつ、第2角度以上の場合、および、前記人力駆動車の前記ピッチ角度が第3角度以上の場合の少なくとも1つの場合に、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記走行検出部は、前記人力駆動車に加えられる衝撃を検出するように構成され、
前記制御部は、前記人力駆動車に衝撃が加えられる場合に、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記人力駆動車は、サスペンションをさらに含み、
前記走行検出部は、前記サスペンションに加えられる衝撃を検出するように構成される、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記走行検出部は、前記人力駆動車の車速、および、前記人力駆動車の加速度の少なくとも1つを検出するように構成され、
前記制御部は、前記車速が第1車速以上の場合、および、前記加速度が第1加速度以上の場合の少なくとも1つの場合に、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記記憶部が前記所定情報の記憶を停止した状態において、前記ライダによって操作可能に構成される第1操作部が操作される場合、前記記憶部に、前記所定情報の記憶を再開させるように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車は、前記人力駆動車に対してライダが行う所定操作に相関する第1パラメータを検出する操作検出部、および、前記人力駆動車が走行する走行路の地形に相関する第2パラメータを検出する地形検出部の少なくとも1つを含み、
制御部と、
前記第1パラメータおよび前記第2パラメータの少なくとも1つを含む所定情報を継続的に記憶可能に構成される記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記記憶部が前記所定情報を記憶中に、所定条件が満たされる場合、前記記憶部に前記所定情報の記憶を所定期間にわたって一時的に停止させるように構成される、制御装置。
【請求項8】
前記所定期間は、所定時間、前記人力駆動車のクランク軸が第1回転角度にわたり回転する期間、および、前記人力駆動車の車輪が第2回転角度にわたり回転する期間の少なくとも1つを含む、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記所定条件は、前記ライダによって操作可能に構成される第2操作部から送信される第1信号を、前記制御部が受信する場合に満たされる、請求項7に記載の制御装置。
【請求項10】
前記所定条件は、前記人力駆動車の外部に設けられる信号送信部から送信される第2信号を、前記制御部が受信する場合に満たされる、請求項7に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される人力駆動車用の制御装置は、記憶部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許第3652054号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、記憶部が好適に動作できる、人力駆動車用の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車は、前記人力駆動車に対してライダが行う所定操作に相関する第1パラメータを検出する操作検出部、前記人力駆動車が走行する走行路の地形に相関する第2パラメータを検出する地形検出部、および、前記人力駆動車の走行状態および走行環境の少なくとも1つを検出する走行検出部を含み、制御部と、前記第1パラメータ、および、前記第2パラメータを含む所定情報を継続的に記憶可能に構成される記憶部と、を備え、前記制御部は、前記所定情報を前記記憶部に継続的に記憶させる状態において、前記走行検出部の出力に応じて、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される。
第1側面の制御装置によれば、制御部は、所定情報を記憶部に継続的に記憶させる状態において、人力駆動車の走行状態および走行環境の少なくとも1つに応じて記憶部による所定情報の継続的な記憶を停止させる。したがって、記憶部による所定情報の継続的な記憶が不適当な状況において記憶が停止されるため、記憶部が好適に動作できる。第1側面の制御装置によれば、記憶部の大容量化を抑制できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記走行検出部は、前記走行路の勾配、および、前記人力駆動車のピッチ角度の少なくとも1つを検出するように構成され、前記制御部は、前記勾配が上り坂に対応し、かつ、第1角度以上の場合、前記勾配が下り坂に対応し、かつ、第2角度以上の場合、および、前記人力駆動車の前記ピッチ角度が第3角度以上の場合の少なくとも1つの場合に、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される。
第2側面の制御装置によれば、制御部は、所定情報を記憶部に継続的に記憶させる状態において、走行路の勾配、および、人力駆動車のピッチ角度の少なくとも1つに応じて、記憶部による所定情報の継続的な記憶を停止できる。
【0007】
本開示の第1または第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記走行検出部は、前記人力駆動車に加えられる衝撃を検出するように構成され、前記制御部は、前記人力駆動車に衝撃が加えられる場合に、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される。
第3側面の制御装置によれば、制御部は、所定情報を記憶部に継続的に記憶させる状態において、人力駆動車に加えられる衝撃に応じて、記憶部による所定情報の継続的な記憶を停止できる。
【0008】
本開示の第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記人力駆動車は、サスペンションをさらに含み、前記走行検出部は、前記サスペンションに加えられる衝撃を検出するように構成される。
第4側面の制御装置によれば、制御部は、所定情報を記憶部に継続的に記憶させる状態において、サスペンションに加えられる衝撃に応じて、記憶部による所定情報の継続的な記憶を停止できる。
【0009】
本開示の第1から第4側面のいずれか1つに従う第5側面の制御装置において、前記走行検出部は、前記人力駆動車の車速、および、前記人力駆動車の加速度の少なくとも1つを検出するように構成され、前記制御部は、前記車速が第1車速以上の場合、および、前記加速度が第1加速度以上の場合の少なくとも1つの場合に、前記記憶部に前記所定情報の継続的な記憶を停止させるように構成される。
第5側面の制御装置によれば、制御部は、所定情報を記憶部に継続的に記憶させる状態において、人力駆動車の車速、および、人力駆動車の加速度の少なくとも1つに応じて、記憶部による所定情報の継続的な記憶を停止できる。
【0010】
本開示の第1から第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記制御部は、前記記憶部が前記所定情報の記憶を停止した状態において、前記ライダによって操作可能に構成される第1操作部が操作される場合、前記記憶部に、前記所定情報の記憶を再開させるように構成される。
第6側面の制御装置によれば、制御部は、記憶部による所定情報の記憶が停止した状態において、ライダによる第1操作部の操作に応じて、記憶部による所定情報の記憶を再開できる。
(【0011】以降は省略されています)

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