TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024078863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191451
出願日2022-11-30
発明の名称人力駆動車用の発電装置、および、人力駆動車用のハブアセンブリ
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類H02K 11/02 20160101AFI20240604BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】磁石による電気部品への影響を抑制できる人力駆動車用の発電装置、および、人力駆動車用のハブアセンブリを提供する。
【解決手段】発電装置は、人力駆動車用の発電装置であって、中心軸心を有する第1部材と、前記第1部材に対して前記中心軸心まわりに相対回転可能な第2部材と、前記第2部材に取り付けられる磁石と、前記中心軸心に関する軸方向において、前記磁石と異なる位置に配置される電気部品と、前記軸方向から見た場合に、少なくとも一部が前記磁石に重なり、前記軸方向において前記磁石と前記電気部品との間に位置し、前記中心軸心に関する径方向に延びる磁気シールド部材と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用の発電装置であって、
中心軸心を有する第1部材と、
前記第1部材に対して前記中心軸心まわりに相対回転可能な第2部材と、
前記第2部材に取り付けられる磁石と、
前記中心軸心に関する軸方向において、前記磁石と異なる位置に配置される電気部品と、
前記軸方向から見た場合に、少なくとも一部が前記磁石に重なり、前記軸方向において前記磁石と前記電気部品との間に位置し、前記中心軸心に関する径方向に延びる磁気シールド部材と、を備える、発電装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記電気部品は、前記磁石とは異なる磁気部品の磁気を検出するように構成される磁気センサを含む、請求項1に記載の発電装置。
【請求項3】
前記電気部品は、電気基板を含む、請求項1または2に記載の発電装置。
【請求項4】
前記磁気シールド部材は、軟磁性材料を含む、請求項1または2に記載の発電装置。
【請求項5】
前記磁気シールド部材は、前記中心軸心に関する周方向において、全周に配置される、請求項1または2に記載の発電装置。
【請求項6】
前記磁気シールド部材は、前記磁石と接触するように配置される、請求項1または2に記載の発電装置。
【請求項7】
前記径方向において、少なくとも一部が前記磁石と前記第2部材との間に配置されるバックヨークを備え、
前記磁気シールド部材は、前記バックヨークに磁気的に接続される、請求項1または2に記載の発電装置。
【請求項8】
前記磁気シールド部材は、前記バックヨークに接触するように配置される、請求項7に記載の発電装置。
【請求項9】
前記磁気シールド部材は、前記バックヨークと一体に形成される、請求項7に記載の発電装置。
【請求項10】
前記第2部材は、前記径方向において前記第1部材の外面を囲うように設けられ、
前記磁石は、前記第2部材の内面に設けられ、
前記磁気シールド部材は、前記径方向において、前記第2部材の内面から内方に延びる、請求項1または2に記載の発電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の発電装置、および、人力駆動車用のハブアセンブリに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、中心軸心を有する第1部材と、第1部材に対して中心軸心まわりに相対回転可能な第2部材と、第2部材に取り付けられる磁石と、中心軸心に関する軸方向において磁石と異なる位置に配置される電気部品と、を備える人力駆動車用の発電装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2008/0100183号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の発電装置では、磁石の磁気が、電気部品に影響を与える場合がある。
【0005】
本開示の目的の1つは、磁石による電気部品への影響を抑制できる人力駆動車用の発電装置、および、人力駆動車用のハブアセンブリを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1側面に従う発電装置は、人力駆動車用の発電装置であって、中心軸心を有する第1部材と、前記第1部材に対して前記中心軸心まわりに相対回転可能な第2部材と、前記第2部材に取り付けられる磁石と、前記中心軸心に関する軸方向において、前記磁石と異なる位置に配置される電気部品と、前記軸方向から見た場合に、少なくとも一部が前記磁石に重なり、前記軸方向において前記磁石と前記電気部品との間に位置し、前記中心軸心に関する径方向に延びる磁気シールド部材と、を備える。
磁石の磁気によって、磁力線が発生する。第1側面の発電装置によれば、磁気シールド部材が軸方向において磁石と電気部品との間に位置するため、磁石の磁気の少なくとも一部が、電気部品に影響を与えないように磁気シールド部材の内部を通過することによって磁力線の進行方向が変えられる。磁石の磁気の少なくとも一部が電気部品に影響を与えないように磁力線の進行方向が変えられるため、発電装置は、磁気シールド部材によって磁石による電気部品への影響を抑制できる。
【0007】
本開示の第1側面に従う第2側面の発電装置において、前記電気部品は、前記磁石とは異なる磁気部品の磁気を検出するように構成される磁気センサを含む。
第2側面の発電装置によれば、磁気シールド部材によって、磁石による磁気センサへの影響を抑制できる。したがって、磁気センサの検出性能の低下を抑制できる。
【0008】
本開示の第1または2側面に従う第3側面の発電装置において、前記電気部品は、電気基板を含む。
第3側面の発電装置によれば、磁気シールド部材によって、磁石による電気基板上に設けられる部品への影響を抑制できる。
【0009】
本開示の第1から3側面のいずれか1つに従う第4側面の発電装置において、前記磁気シールド部材は、軟磁性材料を含む。
第4側面の発電装置によれば、磁気シールド部材が軟磁性材料を含むため、磁石の磁力線の進行方向を好適に変えることができる。
【0010】
本開示の第1から4側面のいずれか1つに従う第5側面の発電装置において、前記磁気シールド部材は、前記中心軸心に関する周方向において、全周に配置される。
第5側面の発電装置によれば、磁気シールド部材によって、磁石の磁力線の進行方向を中心軸心に関する周方向の全周において変えることができる。磁気シールド部材が周方向の全周において磁石の磁力線の進行方向を変えることができるため、磁気シールド部材が電気部品に対して中心軸心に関する周方向に回転する場合でも、発電装置は、磁気シールド部材によって磁石による電気部品への影響を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
磁気浮上モーター
5日前
キヤノン電子株式会社
モータ
10日前
キヤノン株式会社
制御装置
10日前
株式会社ミクロブ
駆動装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
11日前
オムロン株式会社
フィルタ装置
3日前
サンデン株式会社
電力変換装置
3日前
個人
引掛け金具付きソーラーパネル用架台
11日前
個人
多目的 プロペラコアモーター
4日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
6日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
アイシン高丘株式会社
ロータシャフト
6日前
株式会社デンソー
電気部品
10日前
株式会社日立製作所
回転電機
6日前
ダイハツ工業株式会社
充電制御装置
10日前
国立大学法人 長崎大学
誘導電動機
6日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
11日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
11日前
オムロン株式会社
モータ
10日前
株式会社キューピクル
保守点検装置
3日前
矢崎総業株式会社
ワイヤーホルダー
10日前
株式会社明電舎
電力変換装置
3日前
株式会社オリジン
コンバータ
3日前
オムロン株式会社
出力電圧保持装置および電源装置
6日前
住友ベークライト株式会社
樹脂組成物およびロータ
10日前
本田技研工業株式会社
電動機
3日前
山洋電気株式会社
モータ制御装置
6日前
本田技研工業株式会社
管理装置
6日前
株式会社デンソー
電機子
11日前
本田技研工業株式会社
ステータ
11日前
株式会社デンソー
ワイパ制御装置
3日前
株式会社ミツバ
モータ装置
6日前
株式会社ミツバ
モータ装置
10日前
ローム株式会社
電源制御装置
6日前
オムロン株式会社
非接触給電装置
10日前
オムロン株式会社
電力変換装置
10日前
続きを見る