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公開番号2024076044
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187404
出願日2022-11-24
発明の名称アウトソール構造およびシューズ
出願人株式会社アシックス
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類A43B 13/26 20060101AFI20240529BHJP(履物)
要約【課題】スタッドの耐久性の向上を図るとともに、スタッドの地面への貫入量をより高めることが可能な構成を備えるアウトソール構造およびシューズを提供する。
【解決手段】シューズ用のアウトソール構造であって、シューズの底面に配置されるアウトソール本体10と、アウトソール本体10から突出するように設けられるスタッド20と、を備え、スタッド20は、アウトソール本体10から突出するように設けられるスタッド芯21と、スタッド芯21の周囲を覆うようにしてスタッド芯21に装着される中空構造22hのスタッドカバー22と、を含み、スタッド芯21の裾部には、スタッド芯21の周囲を取り囲み、アウトソール本体10の厚み方向に凹む環状凹部211が設けられ、スタッドカバー22の底部は、環状凹部211に嵌まり込むように設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シューズ用のアウトソール構造であって、
前記シューズの底面に配置されるアウトソール本体と、
前記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッドと、
を備え、
前記スタッドは、
前記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッド芯と、
前記スタッド芯の周囲を覆うようにして前記スタッド芯に装着される中空構造のスタッドカバーと、を含み、
前記スタッド芯の裾部には、前記スタッド芯の周囲を取り囲み、前記アウトソール本体の厚み方向に凹む環状凹部が設けられ、
前記スタッドカバーの底部は、前記環状凹部に嵌まり込むように設けられている、
アウトソール構造。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記スタッド芯は、前記アウトソール本体側に位置する第1の太さ領域を有する第1柱部と、前記第1柱部から見て前記アウトソール本体とは反対側において前記第1柱部に連通し、前記第1の太さ領域よりも小さい第2の太さ領域を有する第2柱部とを含み、
前記スタッドカバーは、前記スタッド芯の前記第1柱部と前記第2柱部の外面に沿って前記スタッド芯の周囲を覆っている、
請求項1に記載のアウトソール構造。
【請求項3】
前記スタッドカバーの前記中空構造は、先端部まで貫通している構造である、
請求項1に記載のアウトソール構造。
【請求項4】
前記アウトソール本体および前記スタッド芯は、ポリアミド系熱可塑性エラストマーであり、
前記スタッドカバーは、熱可塑性ポリウレタンである、
請求項1に記載のアウトソール構造。
【請求項5】
シューズ用のアウトソール構造であって、
前記シューズの底面に配置されるアウトソール本体と、
前記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッドと、
を備え、
前記スタッドは、
前記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッド芯と、
前記スタッド芯の周囲を覆うようにして前記スタッド芯に装着される中空構造のスタッドカバーと、含み、
前記スタッドカバーは、前記アウトソール本体側に位置する第1の太さ領域を有する第1カバー部と、前記第1カバー部から見て前記アウトソール本体とは反対側において前記第1カバー部に連通し、前記第1カバー部よりも小さい第2の太さ領域を有する第2カバー部とを有する、
アウトソール構造。
【請求項6】
前記第1カバー部と前記第2カバー部とは、曲面により連結されている、
請求項5に記載のアウトソール構造。
【請求項7】
前記スタッドカバーは平面視において接地面が折れ曲がった形状に設けられている、
請求項5に記載のアウトソール構造。
【請求項8】
前記アウトソール本体および前記スタッド芯は、ポリアミド系熱可塑性エラストマーであり、
前記スタッドカバーは、熱可塑性ポリウレタンである、
請求項5に記載のアウトソール構造。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のアウトソール構造を有する靴底と、
前記靴底の上に配置されるアッパーと、
を備えたシューズ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、アウトソール構造およびシューズに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
スポーツ等で着用されるシューズのアウトソールとして、アウトソール本体から突出する突起(スパイク)が設けられているアウトソール構造が挙げられる。たとえば、ベースボール用スパイクには大きく分けて「スタッドスパイク」および「金具スパイク」の2種類がある。スタッドスパイクは、金具スパイクと比較して、足への負担軽減、軽量性などに利点がある。
【0003】
このようなアウトソール構造を開示するものとして、たとえば、特開2020-6068号公報(特許文献1)および特開2001-46113号公報(特許文献2)が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-6068号公報
特開2001-46113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、このようなアウトソール構造において、スタッドの耐久性(スタッド折れの回避)の向上が求められるとともに、スタッドの地面への貫入量をより高めることが要求される。
【0006】
本開示の目的は、スタッドの耐久性の向上を図るとともに、スタッドの地面への貫入量をより高めることが可能な構成を備えるアウトソール構造およびシューズを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この開示の一局面に従ったアウトソール構造は、シューズ用のアウトソール構造であって、上記シューズの底面に配置されるアウトソール本体と、上記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッドと、を備え、上記スタッドは、上記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッド芯と、上記スタッド芯の周囲を覆うようにして上記スタッド芯に装着される中空構造のスタッドカバーと、を含み、上記スタッド芯の裾部には、上記スタッド芯の周囲を取り囲み、上記アウトソール本体の厚み方向に凹む環状凹部が設けられ、上記スタッドカバーの底部は、上記環状凹部に嵌まり込むように設けられている。
【0008】
この開示の他の局面に従ったアウトソール構造は、シューズ用のアウトソール構造であって、上記シューズの底面に配置されるアウトソール本体と、上記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッドと、を備え、上記スタッドは、上記アウトソール本体から突出するように設けられるスタッド芯と、上記スタッド芯の周囲を覆うようにして上記スタッド芯に装着される中空構造のスタッドカバーと、含み、上記スタッドカバーは、上記アウトソール本体側に位置する第1の太さ領域を有する第1カバー部と、上記第1カバー部から見て上記アウトソール本体とは反対側において上記第1カバー部に連通し、上記第1カバー部よりも小さい第2の太さ領域を有する第2カバー部とを有する。
【0009】
この開示の一局面に従ったシューズは、上記アウトソール構造と、上記アウトソール構造の上に配置されるアッパーと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
この開示によれば、スタッドの耐久性の向上を図るとともに、スタッドの地面への貫入量をより高めることが可能な構成を備えるアウトソール構造およびシューズの提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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