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公開番号2024075111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186315
出願日2022-11-22
発明の名称植物生育システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類A01G 7/02 20060101AFI20240527BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】コストを抑制しつつ植物の育成を促進可能な植物生育システムを提供すること。
【解決手段】本開示に係る植物生育システム100は、生成部1と、発電部2と、光照射部31と二酸化炭素供給部32とを備える。生成部1は、生物系廃棄物を超臨界水分解し、水素及び二酸化炭素を生成する。発電部2は、生成部1が生成した水素を用いて発電する。光照射部31は、発電部2が発電した電力を用いて植物に対して光を照射する。二酸化炭素供給部32は、生成部1が生成した二酸化炭素を植物に対して供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生物系廃棄物を超臨界水分解し、水素及び二酸化炭素を生成する生成部と、
前記生成部が生成した水素を用いて発電する発電部と、
前記発電部が発電した電力を用いて植物に対して光を照射する光照射部と、
前記生成部が生成した二酸化炭素を前記植物に対して供給する二酸化炭素供給部と、を備える、
植物生育システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、植物生育システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、竹チップと転炉スラグとの混合物に加熱水蒸気を接触させ、水素及び農業用肥料を製造するコ・ジェネレーションシステムが記載されている。
特許文献1に記載のコ・ジェネレーションシステムは、製造した水素及び農業用肥料を用いて、植物の生長を促進する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-156706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のコ・ジェネレーションシステムにおいては、水素を発生させるために製鋼スラグを用いている。そのため、製鋼スラグの供給元となる製鋼所等から離れた地域において、コ・ジェネレーションシステムを稼働させるためには、製鋼スラグの運搬費が必要となるという問題があった。つまり、特許文献1に記載のコ・ジェネレーションシステムにおいては、十分にコストを抑制できていないという課題があった。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、コストを抑制しつつ植物の育成を促進可能な植物生育システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る植物生育システムは、生物系廃棄物を超臨界水分解し、水素及び二酸化炭素を生成する生成部と、前記生成部が生成した水素を用いて発電する発電部と、前記発電部が発電した電力を用いて植物に対して光を照射する光照射部と、前記生成部が生成した二酸化炭素を前記植物に対して供給する二酸化炭素供給部と、を備える、植物生育システムである。
このような構成によると、本開示に係る植物生育システムは、製鋼スラグを用いずとも水素及び二酸化炭素を生成できるため、コストを抑制しつつ植物の育成を促進できる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によって、コストを抑制しつつ植物の育成を促進可能な植物生育システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る植物生育システムの構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に植物生育システムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1の実施形態)
<植物生育システムの構成>
以下、図面を参照しながら、本開示に係る第1の実施形態について詳細に説明する。
まず始めに、本実施形態に係る植物生育システムの構成について詳細に説明する。図1は、第1の実施形態に係る植物生育システムの構成を示すブロック図である。
【0010】
本開示に係る植物生育システム100は、生物系廃棄物を超臨界水分解して水素及び二酸化炭素を生成する。そして、植物生育システム100は、生成した水素及び二酸化炭素を用いて植物の成長を促進する。
例えば、植物生育システム100は、野菜や、果物、観葉植物等の販売目的の植物を生育する農業用設備であってもよいし、植物園等において展示される植物を生育する為の設備であってもよい。
植物生育システム100は、生成部1と、発電部2と、育成部3と、排熱回収部4と、肥料製造部5とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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