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公開番号
2024074320
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-31
出願番号
2022185387
出願日
2022-11-21
発明の名称
オープンシールド機の組立方法
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
E21D
9/06 20060101AFI20240524BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】左右の側壁板とこれら側壁板と同程度の長さでその間を連結する底板とから成るオープンシールド機を上下方向に分割して組立てる場合において、発進立坑の構築を行わずにオープンシールド機の組立ができ、自降により安全に、かつ、土留築造が困難な場所などにおいても、オープンシールド機を所定の位置・深さに設置できる。
【解決手段】地表にてオープンシールド機下段18aを組み立て、その側部に鋼製パネル19を取付け、鋼製パネル19に取り付けた止めブラケット金物でオープンシールド機下段18aを受けた状態で、鋼製パネル19の側方およびオープンシールド機下段18aの底部を掘削して鋼製パネル19ごとオープンシールド機下段18aを下降させ、オープンシールド機下段18aにオープンシールド機上段を組立て、前記鋼製パネル19を上に継足して下降を繰り返してオープンシールド機の組立を完了させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
左右の側壁板とこれら側壁板と同程度の長さでその間を連結する底板とから成るオープンシールド機を上下方向に分割して組立てる場合において、地表にてオープンシールド機下段を組み立て、組み立てたオープンシールド機下段側部に鋼製パネルを取付け、鋼製パネルに取り付けた止めブラケット金物でオープンシールド機下段を受けた状態で、鋼製パネル側方およびオープンシールド機下段底部を掘削して鋼製パネルごとオープンシールド機下段を下降させ、オープンシールド機下段にオープンシールド機上段を組立て、前記鋼製パネルを上に継足して下降を繰返してオープンシールド機の組立を完了させることを特徴としたオープンシールド機の組立方法。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
組み立てたオープンシールド機下段側部は鋼製パネルの天端部分に吊桁部材を設置して吊桁部材からので吊り索条で支承し、オープンシールド機下段にオープンシールド機上段を組立てから吊桁部材を盛替え、再度、吊桁部材からの吊り索条でオープンシールド機下段および上段を支承する請求項1記載のオープンシールド機の組立方法。
【請求項3】
オープンシールド機はフロント部、ジャッキ部、テール部の3つのブロックから成り、フロント部の組立完了後吊桁部材および吊り索条のみ撤去し、鋼製パネルを残したままフロント部を所定の位置まで推進し、フロント部の後方にできた鋼製パネル内のスペースでジャッキ部、テール部を組み立てる請求項1または請求項2記載のオープンシールド機の組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、市街地に上下水道、地下道等の地下構造物を施工するオープンシールド工法におけるシールド機の組立方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
オープンシールド工法は、開削工法(オープンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合理性に富む工法で、下水道、雨水渠、農業用水路等の管布設工事における軟弱帯水地盤・曲線施工・家屋近接等、在来の工法では施工困難もしくはコスト高とされる施工箇所において、周辺環境への影響を最小に抑え、かつ安全、経済的な施工を可能するものである。
【0003】
先にオープンシールド工法で使用するオープンシールド機について説明すると、図17~図19に示すように図中1はオープンシールド機で、これは左右の側壁板1aを主たる構成部材としてその間を底板1cや梁部材で連結して前面、後面及び上面を開口し、先端を刃口2として形成し、また側壁板1aの中央又は後端近くに推進ジャッキ3を後方に向け上下に複数並べて配設する。側壁板1aの先端部にはスライド自在な可動側壁板1bを設けた。
【0004】
図中13は、推進ジャッキ3の後端に適宜上方から吊り下ろして配設するプレスバーで、ボックス鋼材又は型鋼を用いた枠体よりなる。また、図中8はオープンシールド機1内に前部の掘削部と後部とを区画する隔壁である。なお、オープンシールド機1は長さ方向で、フロント部30、ジャッキ部28、テール部29の3つのブロックから成り、図中7はフロント部30とジャッキ部29を屈折させる中折れジャッキである。(図19参照)
【0005】
オープンシールド工法は発進立坑9と到達坑との間で地下構築物を施工する工法で、図示は省略するが発進立坑9内で前記オープンシールド機1を組立、発進立坑9の前の地盤を地上に設置したシャベル系の掘削機6で掘削し、該オープンシールド機1の推進ジャッキ3を伸長して発進立坑9内の反力壁10に反力をとってオープンシールド機1を前進させ、地下構造物を形成する第1番目のコンクリート函体4を上方から吊り降し、オープンシールド機1のテール部内で縮めた推進ジャッキ3の後方にセットする。
【0006】
推進ジャッキ3と反力壁10の間には、図示はしないがストラットを配設して適宜間隔調整をする。
【0007】
また、図19に示すように発進立坑9はシートパイル等の土留矢板11、鏡土留矢板11a、支保工22で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの鏡土留矢板11aを一部鏡切りするが、必要に応じて薬液注入等で発進立坑9の前方部分に地盤改良を施しておくこともある。
【0008】
次いで、同様に掘削機6でオープンシールド機1の前面又は上面から土砂を掘削しかつ排土してオープンシールド機1を前進させ、前記第1番目のコンクリート函体4の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部内に吊り下ろす。
【0009】
なお、コンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部内に吊り降す際には、コンクリートブロック等による高さ調整材をコンクリート函体4下に配設し、このテール部内でコンクリート函体4の左右および下部の空隙に可塑状裏込注入材14を充填する。
【0010】
以下、同様の掘進及びコンクリート函体4のセット工程を繰り返して、順次コンクリート函体4を縦列に地中に埋設し、コンクリート函体4同士はPC鋼棒で締結し、さらに、コンクリート函体4の側方に可塑状裏込注入材14をコンクリート函体4に形成したグラウト孔を利用して注入する。
(【0011】以降は省略されています)
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