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公開番号
2024155275
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069877
出願日
2023-04-21
発明の名称
ハンマーグラブ用ソケット
出願人
株式会社郡産業
代理人
個人
,
個人
主分類
E21B
11/04 20060101AFI20241024BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】ソケット本体部とピンとを備えて構成されているハンマーグラブ用ソケットにおいて、ピンの交換が容易であるとともに、安価に制作することができるものを提供することを目的とする。
【解決手段】ハンマーグラブ303に使用されるハンマーグラブ用ソケット1であって、凹部7と凹部7を間にした一方の側の部位13に設けられている第1の孔9と凹部7を間にした他方の側の部位15に設けられている第2の孔11とが設けられているソケット本体部3と、ソケット本体部3から離れソケット本体部3に対して所定の姿勢および所定の位置になっている設置前の準備完了状態から、第1の孔9の中心軸の延伸方向に直線的に移動するだけで第1の孔9と第2の孔11とに嵌合されるピン5とを有するハンマーグラブ用ソケット1である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
掘削で用いられるハンマーグラブに使用されるハンマーグラブ用ソケットであって、
凹部と、この凹部を間にした一方の側の部位に設けられている第1の孔と、前記凹部を間にした他方の側の部位に設けられている第2の孔とが設けられているソケット本体部と、
前記ソケット本体部から離れ前記ソケット本体部に対して所定の姿勢および所定の位置になっている設置前の準備完了状態から、前記第1の孔の中心軸の延伸方向に直線的に移動するだけで前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合されるピンと、
を有するハンマーグラブ用ソケット。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合されている状態で、前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とから抜け出てしまうことを止める抜け止め部を有する請求項1に記載のハンマーグラブ用ソケット。
【請求項3】
前記第1の孔は、貫通孔になっており、
前記第2の孔は、前記凹部側が開口している止まり孔となっており、
前記抜け止め部は、抜け止め材を備えて構成されており、
前記ソケット本体部の一方の側の部位の、前記凹部とは反対側の箇所には、前記抜け止め材が嵌まり込む凹部である抜け止め材用凹部が設けられており、
前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合され、前記抜け止め材が前記抜け止め材用凹部に嵌まり込んでいる状態で、前記ピンが前記抜け止め材に係合している請求項2に記載のハンマーグラブ用ソケット。
【請求項4】
前記ソケット本体部の第1の孔は貫通孔であり、
前記ソケット本体部の第2の孔も貫通孔であり、
前記抜け止め部は、第1の抜け止め材と第2の抜け止め材とを備えて構成されており、
前記ソケット本体部の一方の側の部位の、前記凹部とは反対側の箇所には、前記第1の抜け止め材が嵌まり込む凹部である第1の抜け止め材用凹部が設けられており、
前記ソケット本体部の他方の側の部位の、前記凹部とは反対側の箇所には、前記第2の抜け止め材が嵌まり込む凹部である第2の抜け止め材用凹部が設けられており、
前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合され、前記第1の抜け止め材が前記第1の抜け止め材用凹部に嵌まり込んでおり、前記第2の抜け止め材が前記第2の抜け止め材用凹部に嵌まり込んでいる状態で、前記ピンが前記第1の抜け止め材と前記第2の抜け止め材とに係合している請求項2に記載のハンマーグラブ用ソケット。
【請求項5】
前記抜け止め部は、前記ソケット本体部にくっついており、前記ソケット本体部に対して移動できる態様、前記ソケット本体部にくっついており、前記ソケット本体部に対して回動することができる態様の少なくともいずれかの態様で、前記ソケット本体部に支持されている抜け止め材を備えて構成されており、
前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合されている状態で、前記ソケット本体部に対して前記抜け止め材が、前記移動、前記回動の少なくともいずれかをすることで、前記ピンが前記抜け止め材に係合するように構成されている請求項2に記載のハンマーグラブ用ソケット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンマーグラブ用ソケットに係り、特に、ハンマーグラブの吊り下げに使用されるものに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、図12、13で示すようなハンマーグラブ用ソケット301が知られている。ハンマーグラブ303は、ハンマーグラブ用ソケット301と鎖305とを用いて、クレーン(図示せず)で吊り下げられ、使用されるようになっている。
【0003】
図12を参照しつつさらに説明すると、従来のハンマーグラブ用ソケット301は、ソケット本体部307とネジ式ピン309とを備えて構成されている。ソケット本体部307にネジ式ピン309が設置されたことで、ソケット本体部307の中央に設けられている凹部311で、ネジ式ピン309が露出している。鎖305は、ネジ式ピン309の、凹部311で露出している部位にかけられている。ここで、従来の技術に関する文献として特許文献1を掲げる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-138394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来のハンマーグラブ用ソケット301では、ネジ式ピン309が採用されている。このために、ネジ式ピン309を交換する場合に手数がかかってしまい、また、ハンマーグラブ用ソケット301の制作費が高くなってしまう。
【0006】
本発明は、ソケット本体部とピンとを備えて構成されているハンマーグラブ用ソケットにおいて、ピンの交換が容易であるとともに、安価に制作することができるものを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係るハンマーグラブ用ソケットは、掘削で用いられるハンマーグラブに使用されるハンマーグラブ用ソケットであって、凹部とこの凹部を間にした一方の側の部位に設けられている第1の孔と前記凹部を間にした他方の側の部位に設けられている第2の孔とが設けられているソケット本体部と、前記ソケット本体部から離れ前記ソケット本体部に対して所定の姿勢および所定の位置になっている設置前の準備完了状態から前記第1の孔の中心軸の延伸方向に直線的に移動するだけで前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合されるピンとを有するハンマーグラブ用ソケットである。
【0008】
また、本発明の態様に係るハンマーグラブ用ソケットは、前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合されている状態で、前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とから抜け出てしまうことを止める抜け止め部を有する。
【0009】
また、本発明の態様に係るハンマーグラブ用ソケットでは、前記第1の孔が、貫通孔になっており、前記第2の孔が、前記凹部側が開口している止まり孔となっており、前記抜け止め部が、抜け止め材を備えて構成されており、前記ソケット本体部の一方の側の部位の、前記凹部とは反対側の箇所には、前記抜け止め材が嵌まり込む凹部である抜け止め材用凹部が設けられており、前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合され、前記抜け止め材が前記抜け止め材用凹部に嵌まり込んでいる状態で、前記ピンが前記抜け止め材に係合している。
【0010】
また、本発明の態様に係るハンマーグラブ用ソケットでは、前記ソケット本体部の第1の孔が貫通孔であり、前記ソケット本体部の第2の孔も貫通孔であり、前記抜け止め部が、第1の抜け止め材と第2の抜け止め材とを備えて構成されており、前記ソケット本体部の一方の側の部位の、前記凹部とは反対側の箇所に、前記抜け止め材が嵌まり込む凹部である第1の抜け止め材用凹部が設けられており、前記ソケット本体部の他方の側の部位の、前記凹部とは反対側の箇所に前記抜け止め材が嵌まり込む凹部である第2の抜け止め材用凹部が設けられており、前記ピンが前記第1の孔と前記第2の孔とに嵌合され、前記第1の抜け止め材が前記第1の前記第1の抜け止め材用凹部に嵌まり込んでおり、前記第2の抜け止め材が前記第2の前記第1の抜け止め材用凹部に嵌まり込んでいる状態で、前記ピンが前記第1の抜け止め材と前記第2の抜け止め材とに係合している。
(【0011】以降は省略されています)
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