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公開番号2024074102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022185172
出願日2022-11-18
発明の名称測定装置
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01G 9/00 20060101AFI20240523BHJP(測定;試験)
要約【課題】測定装置の設置場所ごとの仕様への依存を低減して測定装置を容易に製造可能な測定装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る測定装置1は、シート状の対象物Sのパラメータを測定する測定装置1であって、互いに離間して対向しながら水平移動し、対象物Sを間に位置させて走査する一対のセンサヘッド20と、一対のセンサヘッド20を水平移動可能に支持する支持体10と、センサヘッド20を用いたパラメータの測定を制御する電装部30と、を備え、電装部30は、測定装置1の設置場所に応じて、支持体10の一方側の第1位置P1及び他方側の第2位置P2のいずれかに配置を変更可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シート状の対象物のパラメータを測定する測定装置であって、
互いに離間して対向しながら水平移動し、前記対象物を間に位置させて走査する一対のセンサヘッドと、
前記一対のセンサヘッドを水平移動可能に支持する支持体と、
前記センサヘッドを用いた前記パラメータの測定を制御する電装部と、
を備え、
前記電装部は、前記測定装置の設置場所に応じて、前記支持体の一方側の第1位置及び他方側の第2位置のいずれかに配置を変更可能である、
測定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の測定装置であって、
前記電装部は、前記第1位置又は前記第2位置において前記電装部を前記支持体に取り付ける取付構造を有する、
測定装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の測定装置であって、
前記支持体は、前記支持体の前記第1位置側及び前記第2位置側において、前記対象物が存在しない第1退避領域及び第2退避領域をそれぞれ有する、
測定装置。
【請求項4】
請求項3に記載の測定装置であって、
前記一対のセンサヘッドは、前記電装部が前記第1位置にあるときに前記第1退避領域を原点領域とし、前記電装部が前記第2位置にあるときに前記第2退避領域を原点領域とする、
測定装置。
【請求項5】
請求項4に記載の測定装置であって、
前記支持体の前記第1位置側及び前記第2位置側において前記支持体にそれぞれ取り付けられ、前記センサヘッドの原点の定義及び前記センサヘッドの移動規制の機能を前記電装部の配置に応じて互いに切り替える一対のスイッチを備える、
測定装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の測定装置であって、
前記一対のセンサヘッドと前記電装部とを互いに接続するケーブルであって、少なくとも一部が前記支持体の外部に配置されている前記ケーブルを備える、
測定装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の測定装置であって、
前記支持体は、前記一対のセンサヘッドをそれぞれ支持する一対のビームと、前記一対のビームの一方側の端部同士を接続した第1スタンドと、前記一対のビームの他方側の端部同士を接続した第2スタンドと、を有するO型フレームである、
測定装置。
【請求項8】
請求項7に記載の測定装置であって、
前記第1位置は、前記O型フレームの長手方向における一方側の位置であり、
前記第2位置は、前記長手方向における他方側の位置である、
測定装置。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の測定装置であって、
前記対象物は、電池電極シートを含む、
測定装置。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の測定装置であって、
前記パラメータは、前記対象物の坪量を含む、
測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、測定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シート状の対象物の坪量などを測定する測定装置に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、センサヘッドを水平移動可能に支持する一対のビームを備えるO型フレーム及び当該O型フレームを備える測定装置が開示されている。当該測定装置は、形状精度及び剛性を満たすビームを安価かつ容易に得る。当該測定装置は、一例としてオンライン厚さ計である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-124104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の測定装置は、シート状の対象物を生産するための生産ラインにおける設置場所ごとに仕様を明確にして製造する必要があった。これにより、仕様が明確に定まらないと測定装置の製造を開始できない、仕様が明確に定まってからの測定装置の納期が短い、製造負荷の変動が大きく測定装置の製造効率が低下するなど、測定装置の製造に関連する様々な問題が生じていた。
【0005】
本開示は、測定装置の設置場所ごとの仕様への依存を低減して測定装置を容易に製造可能な測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
幾つかの実施形態に係る測定装置は、シート状の対象物のパラメータを測定する測定装置であって、互いに離間して対向しながら水平移動し、前記対象物を間に位置させて走査する一対のセンサヘッドと、前記一対のセンサヘッドを水平移動可能に支持する支持体と、前記センサヘッドを用いた前記パラメータの測定を制御する電装部と、を備え、前記電装部は、前記測定装置の設置場所に応じて、前記支持体の一方側の第1位置及び他方側の第2位置のいずれかに配置を変更可能である。
【0007】
これにより、測定装置の設置場所ごとの仕様への依存を低減して測定装置を容易に製造可能である。測定装置では、電装部が測定装置の設置場所に応じて第1位置及び第2位置のいずれかに配置を変更可能であるので、測定装置の製造においては常に同一モデルの測定装置を製造することが可能となる。同一モデルの測定装置を製造して出荷し、対象物を生産する生産工場での設置場所に応じて、第1位置及び第2位置のうち適切な位置を選択し、電装部を配置することが可能となる。
【0008】
一実施形態における測定装置では、前記電装部は、前記第1位置又は前記第2位置において前記電装部を前記支持体に取り付ける取付構造を有してもよい。これにより、第1位置又は第2位置において電装部を支持体に対し安定してかつ容易に固定することができる。
【0009】
一実施形態における測定装置では、前記支持体は、前記支持体の前記第1位置側及び前記第2位置側において、前記対象物が存在しない第1退避領域及び第2退避領域をそれぞれ有してもよい。これにより、支持体及び一対のセンサヘッドを含む測定装置の構成部を対称的に形成することが可能になる。したがって、上述したように、勝手違いを考慮することなく測定装置の製造において常に同一モデルの測定装置を製造し、生産ラインの設置場所に応じて測定装置を対称的に動作させることが可能となる。
【0010】
一実施形態における測定装置では、前記一対のセンサヘッドは、前記電装部が前記第1位置にあるときに前記第1退避領域を原点領域とし、前記電装部が前記第2位置にあるときに前記第2退避領域を原点領域としてもよい。これにより、一対のセンサヘッドの原点領域及び電装部を、慣例に合わせて装置メンテナンス側である裏側に共に設定することが容易となる。
(【0011】以降は省略されています)

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