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公開番号2024072018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182588
出願日2022-11-15
発明の名称着脱型電動巻取ユニット
出願人株式会社ナチュラレーザ・ワン
代理人個人
主分類A43C 1/04 20060101AFI20240520BHJP(履物)
要約【課題】気軽に清掃でき、かつ、小型の電動巻取ユニットを提供する。
【解決手段】靴紐巻取部と、巻取駆動部とで構成された着脱型電動巻取ユニットであって、靴紐巻取部は靴紐と、靴紐を巻き取るボビンと、巻取駆動部を着脱可能に係合する第1の係合部とを有し、巻取駆動部はモーターと、モーターを駆動制御する電気基板と電気基板に電力を供給する電源と、靴紐巻取部を着脱可能に係合する第2の係合部とを有し、第1、第2の係合部を用いて靴紐巻取部に巻取駆動部を着脱可能に係合させた。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
靴紐巻取部と、巻取駆動部とで構成された着脱型電動巻取ユニットであって、前記靴紐巻取部は靴紐と、靴紐を巻き取るボビンと、前記巻取駆動部を着脱可能に係合する第1の係合部とを有し、前記巻取駆動部はモーターと、前記モーターを駆動制御する電気基板と、前記電気基板に電力を供給する電源と、前記靴紐巻取部を着脱可能に係合する第2の係合部とを有し、前記第1、第2の係合部を用いて前記靴紐巻取部に前記巻取駆動部を着脱可能に係合させた事を特徴とする着脱型電動巻取ユニット。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第1の係合部を形成する第1のカムと、前記第2の係合部を形成する第2のカムと、前記靴紐巻取部と前記巻取駆動部の少なくとも何れかに設けられ、前記第1、第2のカムを対向方向に付勢する第1の弾性手段とを有し、前記第1の弾性手段は前記第1、第2のカム斜面を用いて前記靴紐巻取部と前記巻取駆動部の係合力を発生させることを特徴とする請求項1記載の着脱型電動巻取ユニット。
【請求項3】
前記モーターの回転力を前記ボビンに伝達する伝達部を、前記靴紐巻取部と前記巻取駆動部の少なくとも何れかに設けたことを特徴とする請求項1記載の着脱型電動巻取ユニット。
【請求項4】
前記伝達部は、前記モーターの回転により前記モーターと前記ボビンの回転位相を調整する位相調整部を有することを特徴とする、請求項3記載の着脱型電動巻取ユニット。
【請求項5】
前記位相調整部は、前記靴紐巻取部に設けられた第3のカムと、前記第3のカムと対向し、前記巻取駆動部に設けられた第4のカムと、前記第3、第4のカムを前記第3、第4のカムの回転軸に略沿って対向方向に付勢する第2の弾性手段とで構成されることを特徴とする請求項4記載の着脱型電動巻取ユニット。
【請求項6】
前記伝達部は、第1の回転方向には前記モーターの駆動力を前記ボビンに伝達し、前記第1の回転方向とは異なる第2の回転方向では前記モーター駆動力を前記ボビンに伝達しないワンウェイクラッチ構造としたことを特徴とする請求項3記載の着脱型電動巻取ユニット。
【請求項7】
前記ワンウェイクラッチ構造は、前記第3のカムと、前記第1、第2の回転方向には規制され、前記第1、第2の回転方向とは直交する、前記第3のカムとの対向方向である回転軸方向には移動可能な前記第4のカムと、前記第3、第4のカムを前記回転軸方向に付勢する第2の弾性手段とで構成され、前記第1の回転方向における前記第3、第4のカムが当接する斜面の傾きと前記第2の回転方向における前記第3、第4のカムが当接する斜面の傾きを異ならせたことを特徴とする請求項6記載の着脱型電動巻取ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この本発明は、紐の巻き取りに関するもので、特に靴紐等を電動で巻き取る電動巻取ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
靴紐を巻き上げる技術も進化が進み、装着者が靴紐を自ら結ぶ方式や、ダイアルを回転させて靴紐を巻き取る方式に加え、近年では電動で靴紐を巻き取る商品も開発されてきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-115971号公開特許公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記電動で靴紐を巻き取る商品に搭載される電動巻取ユニットには、いくつかの問題が残されている。ひとつめは靴を清掃するときに電動巻取ユニットの耐水性が問題となり、洗濯機に靴を投入する様な十分な清掃ができないという問題である。ふたつめはモーターを逆回転させて靴紐を緩める方式では、巻き取り量が過剰になると靴紐が逆方向に巻き取り始める所謂逆巻きが起きてしまうという問題である。ふたつめの問題に関しては巻き取り量を検出してモーターを制御する手段を設ける、或はステップモーターなどを利用して回転ステップをカウントしながらモーターを制御すること、等で対策することは可能である。しかしながら、いずれも部品点数の増加による重量増加や、大型化、コストアップを招いてしまう。この発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、気軽に清掃でき、かつ、小型の電動巻取ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するために、靴紐巻取部と、巻取駆動部とで構成された着脱型電動巻取ユニットであって、前記靴紐巻取部は靴紐と、靴紐を巻き取るボビンと、前記巻取駆動部を着脱可能に係合する第1の係合部とを有し、前記巻取駆動部はモーターと、前記モーターを駆動制御する電気基板と、前記電気基板に電力を供給する電源と、前記靴紐巻取部を着脱可能に係合する第2の係合部とを有し、前記第1、第2の係合部を用いて前期靴紐巻取部に前記巻取駆動部を着脱可能に係合させた事を特徴とする。
【0006】
次に請求項2に記載の発明は、前記第1の係合部を形成する第1のカムと、前記第2の係合部を形成する第2のカムと、前記靴紐巻取部と前記巻取駆動部の少なくとも何れかに設けられ、前記第1、第2のカムを対向方向に付勢する第1の弾性手段とを有し、前記第1の弾性手段は前記第1、第2のカム斜面を用いて前記靴紐巻取部と前記巻取駆動部の係合力を発生させることを特徴とする。
【0007】
次に請求項3に記載の発明は、前記モーターの回転力を前記ボビンに伝達する伝達部を、前記靴紐巻取部と前記巻取駆動部の少なくとも何れかに設けたことを特徴とする。
【0008】
次に請求項4に記載の発明は、前記伝達部は、前記モーターの回転により前記モーターと前記ボビンの回転位相を調整する位相調整部を有することを特徴とする。
【0009】
次に請求項5に記載の発明は、前記位相調整部は、前記靴紐巻取部に設けられた第3のカムと、前記第3のカムと対向し、前記巻取駆動部に設けられた第4のカムと、前記第3、第4のカムを前記第3、第4のカムの回転軸に略沿って対向方向に付勢する第2の弾性手段とで構成されることを特徴とする。
【0010】
次に請求項6に記載の発明は、前記伝達部は、第1の回転方向には前記モーターの駆動力を前記ボビンに伝達し、前記第1の回転方向とは異なる第2の回転方向では前記モーター駆動力を前記ボビンに伝達しないワンウェイクラッチ構造としたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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