TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024070404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180871
出願日2022-11-11
発明の名称プローブおよび電気的接続装置
出願人株式会社日本マイクロニクス
代理人個人,個人
主分類G01R 1/073 20060101AFI20240516BHJP(測定;試験)
要約【課題】ランドと安定して接触することが可能なプローブおよび電気的接続装置を提供する。
【解決手段】プローブは、第1端部と第2端部を有し、軸方向に垂直な断面が多角形状である柱形状の母材と、第2端部の先端面に接続する複数の側面のうち第1方向を向く側面を除いた第2端部の残余の側面および第2端部の先端面を覆う接触膜を備える。接触膜の第2端部の先端面を覆う端面は、軸方向と直交する平面である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検査対象物の電気的特性の検査に使用されるプローブであって、
前記検査において前記検査対象物と接触する第1端部、および第2端部を有し、軸方向に垂直な断面が多角形状である柱形状の母材と、
前記第2端部の先端面に接続する複数の側面のうち第1方向を向く側面を除いた前記第2端部の残余の側面および前記第2端部の前記先端面を覆う接触膜と
を備え、
前記接触膜の前記第2端部の前記先端面を覆う端面は、前記軸方向と直交する平面である、
プローブ。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記第1方向から見て、前記接触膜の前記端面の角部が面取りされている、請求項1に記載のプローブ。
【請求項3】
前記接触膜の外側に露出し、且つ、前記接触膜に覆われた領域に接続する前記第2端部の領域が、前記先端面の方向に向かって前記母材の断面が次第に狭くなるテーパー形状である、請求項1に記載のプローブ。
【請求項4】
前記軸方向に垂直な前記母材の断面が矩形状である、請求項1に記載のプローブ。
【請求項5】
前記母材よりも前記接触膜の導電性が高い、請求項1に記載のプローブ。
【請求項6】
ガイド穴がそれぞれ形成された第1ガイド板と第2ガイド板を離隔して配置した構成を有するプローブヘッドと、
前記ガイド穴に挿入されて前記プローブヘッドに保持される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプローブと
を備え、
同一の前記プローブが貫通する前記ガイド穴について、前記第1ガイド板の前記ガイド穴に対して前記第2ガイド板の前記ガイド穴の位置が前記第1ガイド板の主面と平行なオフセット方向にずらしてオフセット配置されて、前記第1ガイド板と前記第2ガイド板の間で前記母材が湾曲した状態で保持され、
前記第1方向が前記オフセット方向である、電気的接続装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査対象物の電気的特性の検査に使用するプローブおよび電気的接続装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
半導体集積回路などの検査対象物の電気的特性をウェハ状態で検査するために、プローブを含む電気的接続装置が使用されている。プローブを用いた検査では、プローブの一方の端部を検査対象物の電極に接触させ、プローブの他方の端部をプリント基板などに配置された端子(以下において「ランド」という。)に接触させる。ランドは、テスタなどの検査装置と電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-118064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
検査対象物の電気的特性を正確に検査するために、プローブとランドの接触が安定している必要がある。本発明は、ランドと安定して接触することが可能なプローブおよび電気的接続装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るプローブは、第1端部と第2端部を有し、軸方向に垂直な断面が多角形状である柱形状の母材と、第2端部の先端面に接続する複数の側面のうち第1方向を向く側面を除いた第2端部の残余の側面および第2端部の先端面を覆う接触膜を備える。接触膜の第2端部の先端面を覆う端面は、軸方向と直交する平面である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ランドと安定して接触することが可能なプローブおよび電気的接続装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係るプローブの構成を示す模式図である。
図1のII-II方向に沿った模式的な断面図である。
本発明の実施形態に係るプローブの第2端部の構成を示す模式的な斜視図である。
本発明の実施形態に係るプローブの第2端部の構成を示す模式的な斜視図である。
本発明の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。
第1比較例のプローブとランドの接触した状態を示す模式図である。
本発明の実施形態に係るプローブとランドの接触した状態を示す模式図である。
テーパー形状ではないプローブが隣接して配置された状態を示す模式図である。
テーパー形状のプローブが隣接して配置された状態を示す模式図である。
第2比較例のプローブの第2端部の構成を示す模式的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各部の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置及び製造方法などを下記のものに特定するものでない。
【0009】
図1に示す実施形態に係るプローブ1は、検査対象物の電気的特性の検査に使用される。プローブ1は、検査において検査対象物(図示略)と接触する一方の端部である第1端部11と、他方の端部である第2端部12を有する母材10と、母材10の第2端部12の一部を覆う接触膜13を備える。母材10は、軸方向D3に沿って延伸する柱形状である。検査対象物の検査において、第2端部12はランドと接触する。
【0010】
母材10は、軸方向D3に垂直な断面(以下において、単に「断面」という。)が多角形状である。以下では、図2に示すように、母材10の断面が矩形状である場合を例示的に説明する。第2端部12は、先端面121に接続する4つの側面を有する。即ち、第2端部12は、第1方向D1を向く第1側面S1、第1方向D1の反対を向く第2側面S2、第1方向D1に垂直な第2方向D2を向く第3側面S3、および第2方向D2の反対を向く第4側面S4を有する。以下、第1側面S1から第4側面S4のそれぞれを限定しない場合には、側面Sと表記する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
歩行者音声ガイドシステム
10日前
株式会社ヨコオ
検査治具
11日前
太陽誘電株式会社
検出装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
無人走行体
14日前
太陽誘電株式会社
検出装置
1か月前
太陽誘電株式会社
検出装置
6日前
昭電工業株式会社
測定装置
12日前
大和製衡株式会社
重量選別機
4日前
矢崎総業株式会社
センサ
6日前
村田機械株式会社
変位検出装置
14日前
株式会社クボタ
検査装置
1か月前
株式会社村田製作所
変位センサ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
測定治具
14日前
株式会社ニシヤマ
物品取付装置
7日前
株式会社クボタ
検査装置
1か月前
株式会社ニシヤマ
物品取付装置
7日前
キーコム株式会社
試験システム
17日前
キーコム株式会社
試験システム
17日前
三恵技研工業株式会社
レドーム
1か月前
株式会社ヨコオ
プローブ
1か月前
アズビル株式会社
オイル封入方法
1か月前
株式会社ミヤワキ
診断装置
24日前
TDK株式会社
磁気センサ
11日前
日本精工株式会社
軸受装置
1か月前
大同特殊鋼株式会社
形状検出装置
6日前
株式会社ミヤワキ
診断装置
24日前
TDK株式会社
ガスセンサ
1か月前
TDK株式会社
ガスセンサ
1か月前
株式会社シンカグループ
計測装置
28日前
株式会社ミヤワキ
診断装置
24日前
トヨタ自動車株式会社
劣化推定装置
7日前
株式会社ミツトヨ
自動内径測定装置
1か月前
株式会社島津製作所
分析装置
6日前
株式会社不二越
X線測定装置
14日前
コイズミ照明株式会社
検出ユニット
25日前
三菱マテリアル株式会社
温度センサ
21日前
続きを見る