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公開番号2024067467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177570
出願日2022-11-04
発明の名称情報処理装置、車両、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G01S 11/06 20060101AFI20240510BHJP(測定;試験)
要約【課題】本発明は、BLE無線通信による測距の結果に応じてUWB無線通信による測距を行う場合において、余計なUWB無線通信による測距の実行を抑制できる情報処理装置、車両、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、BLE無線通信を用いて自装置と携帯端末との通信を行い、前記BLE無線通信に係る信号の強度が所定の閾値以上である場合、UWB無線通信を用いて前記自装置と前記携帯端末との測距を開始する測距部と、前記UWB無線通信による測距結果が所定の動作条件を満たしたか否かを判定する判定部と、前記動作条件を満たした場合、前記携帯端末に前記閾値の変更の提案を通知する通知部と、を備えている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
BLE無線通信を用いて自装置と携帯端末との通信を行い、前記BLE無線通信に係る信号の強度が所定の閾値以上である場合、UWB無線通信を用いて前記自装置と前記携帯端末との測距を開始する測距部と、
前記UWB無線通信による測距結果が所定の動作条件を満たしたか否かを判定する判定部と、
前記動作条件を満たした場合、前記携帯端末に前記閾値の変更の提案を通知する通知部と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記UWB無線通信による測距の継続時間が所定の時間以上であるか否か、及び前記UWB無線通信による測距の頻度が所定の頻度以上であるか否かの少なくとも一方の条件を前記動作条件として判定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記測距部は、前記UWB無線通信による測距を開始した後、前記信号の強度が所定の閾値未満である場合、前記UWB無線通信による測距を停止する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記携帯端末から前記閾値を変更するための変更値を受け付ける受付部と、
受け付けた前記変更値を前記閾値として設定する設定部と、
をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置を備え、
前記情報処理装置は、ユーザによる自車両の操作が検出できない場合、前記動作条件を満たしたか否かを判定する
車両。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記UWB無線通信による測距を開始した回数を計数し、前記操作が検出された場合、前記回数を初期化する
請求項5に記載の車両。
【請求項7】
BLE無線通信を用いて自装置と携帯端末との通信を行い、前記BLE無線通信に係る信号の強度が所定の閾値以上である場合、UWB無線通信を用いて前記自装置と前記携帯端末との測距を開始し、
前記UWB無線通信による測距結果が所定の動作条件を満たしたか否かを判定し、
前記動作条件を満たした場合、前記携帯端末に前記閾値の変更の提案を通知する、
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項8】
BLE無線通信を用いて自装置と携帯端末との通信を行い、前記BLE無線通信に係る信号の強度が所定の閾値以上である場合、UWB無線通信を用いて前記自装置と前記携帯端末との測距を開始し、
前記UWB無線通信による測距結果が所定の動作条件を満たしたか否かを判定し、
前記動作条件を満たした場合、前記携帯端末に前記閾値の変更の提案を通知する、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に係る指示を送信可能な携帯端末の探索を制御する情報処理装置、車両、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、UWB(Ultra Wide Band)無線通信を用いて携帯端末の位置を決定し、携帯端末の位置に基づいてBLE(Bluetooth Low Energy)を用いて、ドアのアンロック及びエンジンの始動等の車両機能の指示を携帯端末から受信するデジタルキーシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-63428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のデジタルキーシステムは、BLE無線通信によって携帯端末と車両との通信が確立した後、UWB無線通信を用いて携帯端末を測距することによって、携帯端末が車両の近辺に位置することを検知してからUWB無線通信による携帯端末の測距を開始する。
【0005】
ところで、BLE無線通信による測距は、UWB無線通信による測距と比較して精度が劣ることがある。また、BLE無線通信による測距は、携帯端末の性能、及び車両周辺の環境に応じて、精度が変動する。そのため、携帯端末の性能、及び車両周辺の環境等を考慮して、BLE無線通信による測距の精度を一律に保つことが困難となることがある。すなわち、BLE無線通信による測距の結果に応じてUWB無線通信による測距を行う場合において、携帯端末を誤検知して余計なUWB無線通信による測距を実行する虞がある。
【0006】
本発明は、BLE無線通信による測距の結果に応じてUWB無線通信による測距を行う場合において、余計なUWB無線通信による測距の実行を抑制できる情報処理装置、車両、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の情報処理装置は、BLE無線通信を用いて自装置と携帯端末との通信を行い、前記BLE無線通信に係る信号の強度が所定の閾値以上である場合、UWB無線通信を用いて前記自装置と前記携帯端末との測距を開始する測距部と、前記UWB無線通信による測距結果が所定の動作条件を満たしたか否かを判定する判定部と、前記動作条件を満たした場合、前記携帯端末に前記閾値の変更の提案を通知する通知部と、を備えている。
【0008】
請求項1に記載の情報処理装置は、BLE無線通信における信号の強度が所定の閾値以上である場合、UWB無線通信による携帯端末との距離の測距を開始し、UWB無線通信による測距結果が所定の動作条件を満たした場合、当該閾値の変更する旨を携帯端末に通知する。つまり、当該情報処理装置によれば、BLE無線通信による測距の結果に応じてUWB無線通信による測距を行う場合において、余計なUWB無線通信による測距の実行を抑制できる。
【0009】
請求項2に記載の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記判定部は、前記UWB無線通信による測距の継続時間が所定の時間以上であるか否か、及び前記UWB無線通信による測距の頻度が所定の頻度以上であるか否かの少なくとも一方の条件を前記動作条件として判定する。
【0010】
請求項2に記載の情報処理装置によれば、提案を通知する条件を変更することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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