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公開番号2024066664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176222
出願日2022-11-02
発明の名称据置型給湯器
出願人株式会社パロマ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F24H 9/00 20220101AFI20240509BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】電気部品にドレンが滴下するのを防ぐ。
【解決手段】据置型給湯器1は、載置面に載置される据置型給湯器1であって、一対の側板2A,2Bを有する筐体2と、筐体2の内部に配設された燃焼装置3と、筐体2の内部において燃焼装置3の上側に配設された一次熱交換器4と、筐体2の内部において燃焼装置3の下側に配設された燃焼室の放電電極およびコントローラ7と、燃焼装置3および一次熱交換器4の前側において一方の側板2A側が低くなるように他方の側板2Bに向けて傾斜して配設された入水管21と、入水管21の下側において入水管21に沿ってのびるドレンガイド30と、を備え、ドレンガイド30は、少なくとも燃焼室の放電電極およびコントローラ7の配設位置の上側を覆うように設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
載置面に載置される据置型給湯器であって、
一対の側板を有する筐体と、
前記筐体の内部に配設された燃焼装置と、
前記筐体の内部において前記燃焼装置の上側に配設された一次熱交換器と、
前記筐体の内部において前記燃焼装置の下側に配設された電気部品と、
前記燃焼装置および前記一次熱交換器の前側において一方の前記側板側が低くなるように他方の前記側板に向けて傾斜して配設された入水管と、
前記入水管の下側において前記入水管に沿ってのびるドレンガイドと、を備え、
前記ドレンガイドは、少なくとも前記電気部品の配設位置の上側を覆うように設けられている、据置型給湯器。
続きを表示(約 65 文字)【請求項2】
前記ドレンガイドを前記入水管の下側に装着させるクリップ部材を備える、請求項1に記載の据置型給湯器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、据置型給湯器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
壁面に固定される給湯器として、例えば特開2021-32543号公報(下記特許文献1)に記載の給湯器が知られている。この給湯器は筐体を備え、筐体の内部には、下から順に、バーナ装置、一次熱交換装置、二次熱交換装置が配設されている。筐体は、底板と、底板の左右両側縁から立ち上がる一対の側板と、を有している。筐体の底板には、水道等の給水源に接続された入水口が設けられ、この入水口から入水管に水を流入し、二次熱交換装置、一次熱交換装置の順に通水させつつ燃焼排気と熱交換して水を加熱する。入水管は、その一端部が入水口に接続され、筐体内部で一方の側板に近接した位置に延びた後、上方に延びている。入水管の他端部は、二次熱交換装置に設けられた給湯用入口部に接続されている。
【0003】
一方、床面等の載置面に載置される据置型給湯器も提供されている。据置型給湯器は、載置面に載置して使用される性質上、筐体の底板ではなく側板に入水口等の接続具が固定される。据置型給湯器では、部品共用化の一環として壁面固定型給湯器と共通の燃焼装置や熱交換器を使用する場合がある。その場合、入水管が燃焼装置下部のマニフォールドの前側に重ならないように配慮しつつ、その入水管を一方の側面から他方の側面に近接する位置まで引き回す必要がある。このため、燃焼室の放電電極等の上側位置で、燃焼装置の前側を左右に横切るように入水管を配設する構成を採らざるを得ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-32543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記構成を採用した場合、入水管の表面にドレンが結露した場合、そのドレンが放電電極に向け滴下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の据置型給湯器は、載置面に載置される据置型給湯器であって、一対の側板を有する筐体と、前記筐体の内部に配設された燃焼装置と、前記筐体の内部において前記燃焼装置の上側に配設された一次熱交換器と、前記筐体の内部において前記燃焼装置の下側に配設された電気部品と、前記燃焼装置および前記一次熱交換器の前側において一方の前記側板側が低くなるように他方の前記側板に向けて傾斜して配設された入水管と、前記入水管の下側において前記入水管に沿ってのびるドレンガイドと、を備え、前記ドレンガイドは、少なくとも前記電気部品の配設位置の上側を覆うように設けられている、据置型給湯器である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電気部品にドレンが滴下するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかる据置型給湯器の正面図である。
図2は、ドレンガイド周辺の構成について示す給湯器の拡大正面図である。
図3は、ドレンガイドの正面図である。
図4は、ドレンガイドの斜視図である。
図5は、ドレンガイドの平面図である。
図6は、ドレンガイドの底面図である。
図7は、ドレンガイドが入水管に取り付けられた状態を示す正面図である。
図8は、図7のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
(1)本開示の据置型給湯器は、載置面に載置される据置型給湯器であって、一対の側板を有する筐体と、前記筐体の内部に配設された燃焼装置と、前記筐体の内部において前記燃焼装置の上側に配設された一次熱交換器と、前記筐体の内部において前記燃焼装置の下側に配設された電気部品と、前記燃焼装置および前記一次熱交換器の前側において一方の前記側板側が低くなるように他方の前記側板に向けて傾斜して配設された入水管と、前記入水管の下側において前記入水管に沿ってのびるドレンガイドと、を備え、前記ドレンガイドは、少なくとも前記電気部品の配設位置の上側を覆うように設けられている、据置型給湯器である。
【0010】
ドレンガイドは少なくとも電気部品の配設位置の上側を覆うように設けられているため、入水管の表面にドレンが結露したとしても、そのドレンはドレンガイドを伝って一方の側板側に流れ、電気部品の配設位置よりも一方の側板に近づいた箇所で滴下するため、電気部品にドレンが滴下するのを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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