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公開番号2024086478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201622
出願日2022-12-16
発明の名称空気調和装置
出願人株式会社イーズ
代理人個人
主分類F24F 1/03 20190101AFI20240620BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】利用側ユニットと熱源側ユニットとの相対位置を容易に変更でき、移動、設置が容易で、空調用の空気を効率良く送ることができる空気調和装置を提供する。
【解決手段】利用側ユニット10と、利用側ユニット10に冷媒配管28を介して接続された熱源側ユニット20と、利用側ユニット10及び熱源側ユニット20が載置された移動可能な架台30と、を具備し、架台30は、利用側ユニット10が載置された利用側架台31と、熱源側ユニット20が載置された熱源側架台37と、を有し、利用側架台31と熱源側架台37とは、ヒンジ部43を介して水平回動自在に連結されている。これにより、ヒンジ部43を中心とした水平回動によって利用側ユニット10と熱源側ユニット20の相対位置を容易に変更することができる。よって、移動、設置が容易になると共に、冷却または加熱された空気を空調対象に向かって効率良く送ることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用側熱交換器及び利用側送風ファンが設けられた利用側ユニットと、
熱源側熱交換器及び熱源側送風ファンが設けられ前記利用側ユニットに冷媒配管を介して接続された熱源側ユニットと、
前記利用側ユニット及び前記熱源側ユニットが載置された移動可能な架台と、を具備し、
前記架台は、前記利用側ユニットが載置された利用側架台と、前記熱源側ユニットが載置された熱源側架台と、を有し、
前記利用側架台と前記熱源側架台とは、ヒンジ部を介して水平回動自在に連結されていることを特徴とする空気調和装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記架台には、前記利用側架台と前記熱源側架台とを取り外し可能に連結する固定部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記利用側架台及び前記熱源側架台は、それぞれ上面視方形状に形成されており、
前記ヒンジ部は、前記利用側架台の四隅部の一つと前記熱源側架台の四隅部の一つとを連結するよう設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記利用側架台及び前記熱源側架台は、それぞれ上面視方形状に形成されており、
前記ヒンジ部は、前記利用側架台の四隅部の一つと前記熱源側架台の四隅部の一つとを連結するよう設けられていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
【請求項5】
前記固定部は、前記利用側架台と前記熱源側架台の対向する辺部の前記ヒンジ部が設けられていない隅部近傍を連結するよう設けられていることを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
【請求項6】
前記利用側架台及び前記熱源側架台は、それぞれ上面視矩形状に形成されており、
前記ヒンジ部は、前記利用側架台及び前記熱源側架台の互いの長辺部が対向する位置から互いの短辺部が対向する位置まで前記利用側架台及び前記熱源側架台が回動自在となるよう設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気調和装置。
【請求項7】
前記利用側ユニットと前記熱源側ユニットは、前記利用側架台と前記熱源側架台の辺部が対向する状態において、前記利用側熱交換器で冷却または加熱され前記利用側送風ファンで送り出される空気と、前記熱源側熱交換器で加熱または冷却され前記熱源側送風ファンで送られる空気と、が逆方向に吹き出されるよう配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気調和装置。
【請求項8】
前記冷媒配管は、前記ヒンジ部を経由して前記利用側ユニットと前記熱源側ユニットとを接続していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気調和装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和装置に関し、特に、利用側ユニットと熱源側ユニットが一体的に設けられた移動可能な空気調和装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷凍サイクルを利用する空気調和装置であって、移動自在な一つの架台上に利用側ユニットと熱源側ユニットが設けられた移動式の空気調和装置が知られている。
この種の空気調和装置は、通常の空気調和機を設置することが難しい大空間、例えば、工場、作業場、倉庫、体育館等において、作業者等の近傍に冷風や温風を送って作業空間等を効率良く冷房または暖房するスポット空調等に利用される。
【0003】
例えば、特許文献1には、利用側ハウジング内に利用側熱交換器及び利用側ファンが設けられた利用側ユニットと、熱源側ハウジング内に熱源側熱交換器、熱源側ファン及び圧縮機が設けられた熱源側ユニットと、を具備し、利用側ユニット及び熱源側ユニットが一つの移動可能な架台上に設置された一体型移動式の空気調和装置が開示されている。
【0004】
また例えば、特許文献2には、車輪を有する移動可能な架台を有し、当該架台上に室外ユニット、第1の室内ユニット及び第2の室内ユニットが載置された移動式の空気調和装置が開示されている。
【0005】
また例えば、特許文献3には、室外機と室内機とから構成される空調ユニットを載置する空調機用移動式架台が開示されている。同文献に開示された空調機用移動式架台は、鋼製角パイプを矩形に組んだベース枠と、ベース枠の四隅の底面側に取り付けられた鋼製プレートと、鋼製プレートの底面側に取り付けられたキャスタと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-130230号公報
特開2022-70380号公報
実用新案登録第3223446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記した従来技術の移動式の空気調和装置では、空気調和装置の移動、設置を容易にすると共に、空調対象空間へ好適な送風を可能として冷房や暖房の効率を高めるために改善すべき点があった。
【0008】
具体的には、上記した従来技術の移動式の空調調和装置は、利用側ユニットと熱源側ユニットが一つの架台上に載置されているので、幅の狭い通路や出入口等を通過する移動が容易ではなかった。例えば、通路等の幅が架台の横幅よりも狭い場合には、空気調和装置は通路等を通過することができない。また、通路等の幅が架台の横幅より広くても、架台の横幅に近い場合には、空気調和装置の移動は容易ではない。
【0009】
また、従来技術の空気調和装置では、利用側ユニットと熱源側ユニットとの相対位置を変更することが容易ではない。そのため、空調対象に対して好適な方向に冷風または温風を効率良く送ることが難しいことがあった。
【0010】
例えば、空調対象空間が狭い場合等において、空気調和装置を室内の壁等の近くや角部等の近くに設置しなければならないことがある。そのような場合、熱源側ユニットから吹き出される排熱空気が、利用側ユニットに吸い込まれる空気や利用側ユニットから吹き出される空気に混合して、冷房、暖房の効率を低下させることがある。
(【0011】以降は省略されています)

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