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公開番号2024066043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022175260
出願日2022-11-01
発明の名称換気空気清浄システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類F24F 7/007 20060101AFI20240508BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】空気清浄装置及び換気装置のいずれか一方に異常が生じても室内の空気の清浄化を図る。
【解決手段】換気空気清浄システムは、室内から室外へ空気を排出する、室外から室内に空気を供給する、又は、その双方を行う換気装置1、室内から空気を吸い込み、清浄して室内に戻す空気清浄装置20、及び、換気装置及び空気清浄装置のうちの一方の装置に異常が生じたとき、他方の装置の空気浄化力を上げるように他方の装置を制御する制御部を備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
室内から室外へ空気を排出する、前記室外から前記室内に空気を供給する、又は、その双方を行う換気装置、
前記室内から空気を吸い込み、清浄して前記室内に戻す空気清浄装置、及び、
前記換気装置及び前記空気清浄装置のうちの一方の装置に異常が生じたとき、前記換気装置及び前記空気清浄装置の他方の装置の空気浄化力を上げるように前記他方の装置を制御する制御部、
を備える換気空気清浄システム。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記一方の装置が故障した場合、又は、前記一方の装置の発生する気流の風量低下が生じた場合に、前記制御部は前記他方の装置の空気浄化力を上げる、請求項1に記載の換気空気清浄システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記一方の装置に異常が生じたとき、前記他方の装置が停止中であれば前記他方の装置を作動させ、前記他方の装置が作動中であれば前記他方の装置が発生する気流の風量を上げるように前記他方の装置を制御する、請求項1に記載の換気空気清浄システム。
【請求項4】
前記一方の装置の異常として前記一方の装置が故障したとき、前記制御部は前記他方の装置が発生可能な最大風量の気流を前記他方の装置に発生させる、請求項3に記載の換気空気清浄システム。
【請求項5】
前記一方の装置の異常として前記一方の装置が発生する気流の風量が低下したとき、前記制御部は、前記気流の低下のレベルに応じて前記他方の装置により発生する気流の風量を上げる、請求項3に記載の換気空気清浄システム。
【請求項6】
室内から室外へ空気を排出する、前記室外から前記室内に空気を供給する、又は、その双方を行う換気装置、
前記室内から空気を吸い込み、清浄して前記室内に戻す空気清浄装置、及び、
前記換気装置に異常が生じたとき、前記空気清浄装置の空気浄化力を上げるように前記空気清浄装置を制御し、前記空気清浄装置に異常が生じたとき、前記換気装置の空気浄化力を上げるように前記換気装置を制御する、換気空気清浄システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、換気空気清浄システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
室内の空気を適正な品質に保つため、室内の空気を外部に排出する換気と、室内の空気を清浄する空気清浄とが併用されることがある。この構成は例えば特許文献1~3に開示されている。特許文献1では、センサデータに応じて換気手段と空気清浄器とが交互に動作し、それぞれの動作時間が室内の空気品質に応じて調整される構成が開示されている。特許文献2には、室内から吸い込まれた空気が清浄されて室内に戻される排気側ルートと、室内の空気を室外に排出する換気側ルートとが設けられる室外換気連動型空気清浄機付きテーブルが開示されている。排気側ルート及び換気側ルートに分配されて流れる空気の比率が、室内の有害物質情報に基づき設定される。
【0003】
特許文献3には、空気清浄機の清浄能力が算出され、その清浄能力の変化分に応じて空気清浄機の吸引送風機の回転数及び換気装置の作動頻度が制御される空気清浄システムが開示されている。この空気清浄システムでは空気清浄機が動作中に室内の空気の汚れを検出し、その検出結果に基づき換気装置の作動が制御される。具体的には、換気装置の停止中に空気の汚れ度が換気装置始動閾値以上になると換気装置は作動し、換気装置の動作中に空気の汚れ度が換気装置停止閾値以下になると換気装置は停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2018-501459号公報
特開2005-028071号公報
特開2004-132593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
いずれの構成においても、空気清浄装置及び換気装置のいずれか一方の装置に異常が生じて空気浄化力が低下した場合、室内の空気の浄化が阻害される。従って本開示は、空気清浄装置及び換気装置のいずれか一方に異常が生じても室内の空気の清浄化を図る換気空気清浄システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る換気空気清浄システムは、換気装置及び空気清浄装置のうちの一方の装置に異常が生じたとき、他方の装置の空気浄化力を上げるように他方の装置を制御する制御部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る換気空気清浄システムによれば、空気清浄装置及び換気装置のいずれか一方に異常が生じても室内の空気の清浄化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る換気空気清浄システム100の構成を示す概略図
換気空気清浄システム100の動作を示すフローチャート
換気空気清浄システム100の動作を示すフローチャート
変形例3に係る換気空気清浄システム100aの構成を示す概略図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図面及び以下の説明において、同一のもの及び実質的に同一のものには同一の符号を付している。よって同一の符号を付したものの説明は繰り返さない。
【0010】
図1は実施の形態に係る換気空気清浄システム100の構成を示す概略図である。換気空気清浄システム100は同一の室内空間の換気と空気清浄とを行うことができるシステムであり、換気装置1及び空気清浄装置20を備える。換気装置1は室内13の換気を行うことにより室内13を浄化する。換気装置1は室内13の天井裏13aに設置され、室内13の空気を室外14に排出し且つ室外14の外気を室内13に供給する。
(【0011】以降は省略されています)

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