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公開番号2024073362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2023160072
出願日2023-09-25
発明の名称給湯機管理システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類F24H 4/02 20220101AFI20240522BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】デマンドレスポンスのときに実消費電力を目標値に精度良く一致させることのできる給湯機管理システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る給湯機管理システムは、複数の貯湯式給湯機と、複数の貯湯式給湯機を管理する管理装置と、を備える。管理装置は、デマンドレスポンス実施時の貯湯式給湯機の消費電力の実績値から補正値を算出可能である。貯湯式給湯機は、管理装置から補正値の情報を受信すると、デマンドレスポンスのときに、当該貯湯式給湯機の推定消費電力が、目標値を補正値で補正した値に等しくなるように沸き上げ運転を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の貯湯式給湯機と、
前記複数の前記貯湯式給湯機を管理する管理装置と、
を備えた給湯機管理システムであって、
前記管理装置は、デマンドレスポンス実施時の前記貯湯式給湯機の消費電力の実績値から補正値を算出可能であり、
前記貯湯式給湯機は、前記管理装置から前記補正値の情報を受信すると、デマンドレスポンスのときに、当該貯湯式給湯機の推定消費電力が、目標値を前記補正値で補正した値に等しくなるように沸き上げ運転を行う給湯機管理システム。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記管理装置は、デマンドレスポンス実施時の、すべての前記貯湯式給湯機の実際の消費電力合計値であるグロス実績値と、すべての前記貯湯式給湯機の消費電力目標値の合計であるグロス目標値の情報を入手し、前記グロス実績値÷前記グロス目標値を前記補正値として演算する請求項1に記載の給湯機管理システム。
【請求項3】
前記管理装置は、前記補正値を一定期間毎に更新し、前記複数の前記貯湯式給湯機にフィードバックを行う請求項1または請求項2に記載の給湯機管理システム。
【請求項4】
前記貯湯式給湯機の推定消費電力の所定期間の平均値が前記目標値を前記補正値で補正した値に等しくなるように前記所定期間内で沸き上げ運転を連続して実施する時間と停止する時間を調整可能である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯機管理システム。
【請求項5】
前記沸き上げ運転を前記貯湯式給湯機の最小加熱能力で実施する請求項4に記載の給湯機管理システム。
【請求項6】
デマンドレスポンスの時間が最小単位時間よりも長い場合には、前記最小単位時間の終了と開始が連続する部分で前記沸き上げ運転を実施する請求項4または請求項5に記載の給湯機管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯機管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された貯湯式給湯装置は、湯水を貯湯するタンクと、水を加熱してタンクに湯を貯湯する沸き上げ動作を行う沸き上げ装置と、沸き上げ動作を開始してからタンクに蓄熱される積算蓄熱量が目標蓄熱量に達するように沸き上げ装置を制御する制御装置とを備える。制御装置は、電力会社から送信される消費電力の調整に関するDR実施要求を受信すると、受信当日の沸き上げ動作をDR実施要求に応じて制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-18021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
貯湯式給湯機の消費電力の推定値には誤差がある。このため、デマンドレスポンス実施時に貯湯式給湯機が、推定消費電力が要求値に等しくなるように稼働しても、消費電力の実績値は目標値と一致しない、という課題がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、デマンドレスポンスのときに実消費電力を目標値に精度良く一致させることのできる給湯機管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る給湯機管理システムは、複数の貯湯式給湯機と、複数の貯湯式給湯機を管理する管理装置と、を備えた給湯機管理システムであって、管理装置は、デマンドレスポンス実施時の貯湯式給湯機の消費電力の実績値から補正値を算出可能であり、貯湯式給湯機は、管理装置から補正値の情報を受信すると、デマンドレスポンスのときに、当該貯湯式給湯機の推定消費電力が、目標値を補正値で補正した値に等しくなるように沸き上げ運転を行うものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、デマンドレスポンスのときに実消費電力を目標値に精度良く一致させることのできる給湯機管理システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る給湯機管理システムを示す図である。
貯湯式給湯機の例を示す図である。
IoTプラットフォームの動作を示す図である。
フィードバック前のDR対応沸き上げの動作を示す図である。
フィードバック後のDR対応沸き上げの動作を示す図である。
実施の形態1における制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る給湯機管理システムを示す図である。図1に示すように、給湯機管理システム1は、複数の貯湯式給湯機EQと、IoTプラットフォーム90とを備える。図1は、100台の貯湯式給湯機EQがIoTプラットフォーム90の管轄下にある例を示す。この例において、IoTプラットフォーム90は、複数の貯湯式給湯機EQを管理する管理装置に相当する。図2は、貯湯式給湯機EQの例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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