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公開番号2024065596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174544
出願日2022-10-31
発明の名称コイル、電力授受装置及び電力授受方法
出願人株式会社ダイヘン,関西電力株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 38/14 20060101AFI20240508BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】位置ズレに強く、インピーダンスが安定するコイル、電力授受装置及び電力授受方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コイル内周の径に対して所定比率のコイル巻幅をもつ複数のコイルを、同心軸上に複数配置したコイルを用いて電力を授受する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コイル内周の径に対して所定比率のコイル巻幅をもつ複数のコイルを、同心軸上に複数配置したコイル。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記所定比率は、略1/3である、請求項1に記載のコイル。
【請求項3】
前記複数のコイルの隣合うコイル間の距離は、内側のコイルのコイル巻幅に略等しい、請求項1に記載のコイル。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1つに記載のコイルを備え、
前記コイルにて無線で電力を送受する、電力授受装置。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか1つに記載のコイルと、前記コイルの外周と略同一の外周を有するコイルとの間で無線にて電力を送受する、電力授受方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動水上モビリティ等に搭載されたバッテリとの間の電力授受に用いるコイル、電力授受装置及び電力授受方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
脱炭素社会の実現に向け、自動車等の陸上モビリティのみならず、世界の流通を担う船舶のような水上モビリティについても電動化が実現されている(非特許文献1等)。陸上であっても、水上であっても、電動モビリティは大容量の充電が高速にできるか否かが問題となる。特に水上モビリティの場合は、船着き場で、バッテリを内蔵した船体に送電側コイルを近づけて充電するため、波による揺れの影響が課題となる。
【0003】
非特許文献2は、送電側コイルをアレイ状に敷き詰めた給電パッドを提案している。これにより、受電側コイルと送電側コイルとの位置ズレによるインピーダンス低下の影響によらずにワイヤレス充電が可能である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
ダイヘン,“電気推進船向け大容量ワイヤレス充放電実証実験の実施について”,[online],令和4年2月4日,株式会社ダイヘン ニュースリリース,[令和4年6月10日検索],インターネット<URL: https://www.daihen.co.jp/newinfo_2022/news_220204.html>
村山裕紀等,“結合変動に基づくCLPS設計に関する基礎的検討”,平成25年2月16日,平成24年度電気関係学会東北支部連合大会 講演論文集
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
水上モビリティのワイヤレス充電にて、送電側のコイルを複数、敷き詰める構成を採用することも技術的には可能である。しかしながら、モバイル機器のような小型デバイスに対する給電と異なり、水上モビリティの蓄電池に対する充電の規模では、面積、重量及びコストがいずれも著しく増大する。そのため実用化の視点では複数のコイルを並べる構成は採用が困難である。
【0006】
また、水上モビリティのワイヤレス充電では、波により位置ズレが連続して発生する。そのような状況でも、インピーダンスが安定していることが必要である。
【0007】
本発明は、位置ズレに強く、インピーダンスが安定するコイル、電力授受装置及び電力授受方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係るコイルは、コイル内周の径に対して所定比率のコイル巻幅をもつ複数のコイルを、同心軸上に複数配置している。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態に係るコイル、電力授受装置又は電力授受方法によれば、インピーダンスが安定するので、波により位置ズレが連続して発生する水上モビリティのバッテリとの電力授受を安定して実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ワイヤレス給電システムの概要図である。
第1コイル及びケーシングの略示斜視図である。
送信側の第1コイルの構成の説明図である。
本開示の第1装置の第1コイルの結合係数分布を示すグラフである。
第1コイルの変形例を示す略示斜視図である。
第1コイルの他の変形例を示す略示斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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