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公開番号2024065132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2021043525
出願日2021-03-17
発明の名称抗ウイルス性シート
出願人株式会社トクヤマ,個人
代理人個人,個人
主分類D06M 11/44 20060101AFI20240508BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】抗ウイルス性の持続性に優れ、接触感染が有効に防止された抗ウイルス性シートを提供する。
【解決手段】
漆喰が担持されている繊維シートからなる抗ウイルス性シート。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
漆喰が表面に担持されている繊維シートからなる抗ウイルス性シート。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記繊維シートが不織布である請求項1に記載の抗ウイルス性シート。
【請求項3】
前記不織布がポリオレフィン製である請求項2に記載の抗ウイルス性シート。
【請求項4】
前記不織布が親水性繊維からなる請求項2に記載の抗ウイルス性シート。
【請求項5】
窒素法で測定した全細孔容積が0.026~0.06cm

/gの範囲にある請求項2~4の何れかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項6】
前記繊維シートに担持されている漆喰を溶剤抽出し、レーザー回折法で測定した抽出粒子径が2~40μmの範囲にある請求項1~5の何れかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項7】
漆喰の担持量が1.4~4.0mg/cm

の範囲にある請求項1~6の何れかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項8】
マスク或いは防護服に適用される請求項1~7の何れかに記載の抗ウイルス性シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、抗ウイルス性シートに関するものであり、より詳細には、繊維シートからなり、マスクや防護服などとして好適に使用し得る抗ウイルス性シートに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、SARS、新型コロナ感染症、インフルエンザなどの呼吸器感染症の予防のためにマスクの着用が求められており、特に医療関係者用のマスクとして、N95マスクが広く知られている。このN95マスクは、米国立労働安全衛生研究所(NIOSH)が定めた規格を満足するものであり、約0.3μmの大きさの試験粒子(例えばNaCl粒子)を95%以上捕集することができる。N95マスクに代表される公知のマスクは、フィルターとしての機能を有するものではあるが、抗ウイルス性は有していない。
【0003】
一方、特許文献1には、ドロマイトを焼成した後、部分水和することで得られるマグネシウム及びカルシウムの水酸化物を含む抗ウイルス剤が開示されており、このような抗ウイルス剤によりマスクを処理して抗ウイルス性を付与することが記載されている。この抗ウイルス性は、ヒドロキシラジカルによる抗酸化作用によるものである。
【0004】
即ち、上記の抗ウイルス剤で処理することにより、マスクに抗ウイルス性を付与することができるのであるが、その持続性については全く検討されていない。例えば、N95マスクは、8時間の連続或いは断続使用に対して、マスク装着状態で咳やくしゃみなどをしてもマスク内部のフィルターに付着したウイルスのほぼ99.8%以上はマスクに閉じ込められたままである。従って、マスクは、通常、8時間程度の継続的或いは断続的使用に供されるものであることを考えれば、医療用マスクに限らず、マスク外側の表面に付着したウイルスに対し、抗ウイルス効果が約8時間程度維持されれば、その間に手や顔などが接触したとしても、マスク接触による接触感染は有効に防止されることになるのであるが、このような持続性については検討されていないのが実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4621590号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明の目的は、抗ウイルス性の持続性に優れ、接触感染が有効に防止された抗ウイルス性シートを提供することにある。
本発明の他の目的は、マスクや防護服に好適に適用される繊維シートからなる抗ウイルス性シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、漆喰が表面に担持されている繊維シートからなる抗ウイルス性シートが提供される。
【0008】
本発明の抗ウイルス性シートにおいては、次の態様が好適に採用される。
(1)前記繊維シートが不織布であること。
(2)前記不織布がポリオレフィン製であること。
(3)前記不織布が親水性繊維からなること。
(4)窒素法で測定した全細孔容積が0.026~0.06cm

/gの範囲にあること。
(5)前記繊維シートに担持されている漆喰を溶剤抽出し、レーザー回折法で測定した抽出粒子径が2~40μmの範囲にあること。
(6)漆喰の担持量が1.4~4.0mg/cm

の範囲にあること。
(7)マスク或いは防護服に適用されること。
【発明の効果】
【0009】
本発明の抗ウイルス性シートは、繊維シートの表層付近に漆喰が担持されているものであり、この漆喰により抗ウイルス性を発現させたものである。漆喰は消石灰が炭酸ガスを吸収して炭酸カルシウムとなったものであり、水酸化カルシウムを内部に含んでいる。このため、長時間にわたってアルカリ性を呈し、これにより、抗ウイルス性が持続して発揮され、例えばマスク等に適用した場合、N95マスクなどに要求される8時間程度の連続使用中、抗ウイルス性が維持されており、フィルター効果とともに、ウイルスで汚染されたマスク表面からの接触感染を有効に防止することができる。
即ち、このような本発明の抗ウイルス性シートは、感染症予防のためのマスク素材として有用であり、防護服素材としても有効に使用される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の原理を説明するための図。
漆喰処理繊維シートが使用されているマスクにおいて、マスク装着時間と含水率との関係を示す図。
漆喰処理繊維シートの水消石灰比と8時間平均含水率との関係を示す図。
漆喰処理繊維シートの水消石灰比とアルカリ活性との関係を示す図。
漆喰処理繊維シートへの担持に用いた消石灰の粒子径と8時間平均含水率との関係を示す図。
漆喰処理繊維シートへの担持に用いた消石灰の粒子径とアルカリ活性との関係を示す図。
漆喰処理繊維シートの全細孔容積と8時間平均含水率との関係を示す図。
漆喰処理繊維シートの全細孔容積とアルカリ活性との関係を示す図。
漆喰処理繊維シートの8時間平均含水率とアルカリ活性との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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