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公開番号2024062725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170760
出願日2022-10-25
発明の名称キャップ殺菌装置
出願人澁谷工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65B 55/04 20060101AFI20240501BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ノズルの数を増やすことなく噴射時間を充分に確保できるキャップ殺菌装置を提供する。
【解決手段】キャップ殺菌装置10は、受取位置P1において供給ホイール12に接続される第1殺菌ホイール18と、受渡位置P4において排出ホイール14に接続される第2殺菌ホイール20と、殺菌位置P2に設けられる殺菌装置22と、移送位置P3において第1殺菌ホイール18のポケット18Aに収容されているキャップCを第2殺菌ホイール20のポケット20Aへ移送する移送装置24とを備える。第1、第2殺菌ホイール18、20は同一回転軸R上に、ポケット18A、20Aの位相をずらして配置される。殺菌装置22で殺菌されたポケット18Aに収容されたキャップCを、移送装置24によりポケット20Aに移送し、再度殺菌装置22により殺菌する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
キャップを収容するポケットを外周に複数形成されたホイールを複数個接続して配置し、殺菌ノズルから殺菌媒体をキャップに吹き付けて殺菌するキャップ殺菌装置において、
供給ホイールに接続された第1殺菌ホイールと、
前記第1殺菌ホイールと同一回転軸上に、且つ前記第1殺菌ホイールとポケットの位相をずらして配置されるとともに、排出ホイールに接続された第2殺菌ホイールと、
前記第1殺菌ホイールと第2殺菌ホイールにおける、前記排出ホイールが接続されている位置から前記供給ホイールが配置されている位置の間に設けられ、前記第1殺菌ホイールのポケットに収容されているキャップを前記第2殺菌ホイールのポケットへ移送するキャップ移送手段とを備え、
前記供給ホイールから供給されるキャップを前記第1殺菌ホイールのポケットに受け取って搬送し、前記殺菌ノズルから殺菌媒体を前記キャップへ吹き付けて殺菌を行った後に、前記キャップ移送手段により前記第1殺菌ホイールのポケットから前記第2殺菌ホイールのポケットに殺菌媒体を吹き付けられたキャップを移送し、当該キャップに再度前記殺菌ノズルから殺菌媒体を吹き付け、その後前記排出ホイールへ受け渡すことを特徴とするキャップ殺菌装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記第1殺菌ホイールと前記第2殺菌ホイールのポケットは同じピッチで形成されるとともに、前記両殺菌ホイールのいずれか一方の殺菌ホイールを他方の殺菌ホイールに対して半ピッチ分位相をずらして配置したことを特徴とする請求項1に記載のキャップ殺菌装置。
【請求項3】
前記第1殺菌ホイールのポケットの間、および前記第2殺菌ホイールのポケット間に殺菌ガスが通過する開口部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ殺菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スターホイールで搬送されるキャップに殺菌ガスを吹き付けて殺菌するキャップ殺菌装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
スターホイールに設けられた切欠き(ポケット)にキャップを収容した状態で搬送し、搬送経路に配置された固定のノズルから殺菌ガスを噴射してキャップの内外面を殺菌するキャップ殺菌装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6551803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような装置において処理能力を高めるために搬送速度を上げると、キャップへ殺菌ガスを噴射する時間が短くなり殺菌が十分にできない。これに対してノズルの数を増やすことも考えられるがコストが増大する。
【0005】
本発明は、ノズルの数を増やすことなく噴射時間を充分に確保できるキャップ殺菌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の発明であるキャップ殺菌装置は、キャップを収容するポケットを外周に複数形成されたホイールを複数個接続して配置し、殺菌ノズルから殺菌媒体をキャップに吹き付けて殺菌するキャップ殺菌装置において、供給ホイールに接続された第1殺菌ホイールと、前記第1殺菌ホイールと同一回転軸上に、且つ前記第1殺菌ホイールとポケットの位相をずらして配置されるとともに、排出ホイールに接続された第2殺菌ホイールと、前記第1殺菌ホイールと第2殺菌ホイールにおける、前記排出ホイールが接続されている位置から前記供給ホイールが配置されている位置の間に設けられ、前記第1殺菌ホイールのポケットに収容されているキャップを前記第2殺菌ホイールのポケットへ移送するキャップ移送手段とを備え、前記供給ホイールから供給されるキャップを前記第1殺菌ホイールのポケットに受け取って搬送し、前記殺菌ノズルから殺菌媒体を前記キャップへ吹き付けて殺菌を行った後に、前記キャップ移送手段により前記第1殺菌ホイールのポケットから前記第2殺菌ホイールのポケットに殺菌媒体を吹き付けられたキャップを移送し、当該キャップに再度前記殺菌ノズルから殺菌媒体を吹き付け、その後前記排出ホイールへ受け渡すことを特徴としている。
【0007】
本発明の第2の発明であるキャップ殺菌装置は、第1の発明において、前記第1殺菌ホイールと前記第2殺菌ホイールのポケットが同じピッチで形成されるとともに、前記両殺菌ホイールのいずれか一方の殺菌ホイールを他方の殺菌ホイールに対して半ピッチ分位相をずらして配置したことを特徴としている。
【0008】
本発明の第2の発明であるキャップ殺菌装置は、第1または第2の発明において、前記第1殺菌ホイールのポケットの間、および前記第2殺菌ホイールのポケット間に殺菌ガスが通過する開口部を形成したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ノズルの数を増やすことなく噴射時間を充分に確保できるキャップ殺菌装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態であるキャップ殺菌装置の配置を示す平面図である。
図1のキャップ殺菌装置におけるキャップの搬送経路を模式的に示す斜視図である。
キャップ殺菌装置のA-A断面図である。
第1殺菌ホイールと第2殺菌ホイールの平面図である。
シャフトに取り付けられる第1殺菌ホイールと第2殺菌ホイールの配置を示す平面図である。
キャップと、第1、第2殺菌ホイールのポケット、開口部と、第1、第2移送プレートの動きを直線的に展開し時系列で示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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