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公開番号2024061253
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169089
出願日2022-10-21
発明の名称蓋体及び蓋体の使用方法
出願人有限会社芳美商事
代理人個人
主分類B65D 43/06 20060101AFI20240425BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 一種だけで種々のカップ開口部口径に対応可能とした便利で使い勝手のよいシンプルでコンパクトな構造の蓋体及び当該蓋体の使用方法を提供すること。
【解決手段】
上部開口部220,320,420の外径D1,D2,D3が夫々異なり内部に飲料を収容する複数のカップ200,300,400に着脱自在に装着される蓋体100であって、複数のカップ200,300,400夫々の上部開口部220,320,420に嵌合可能とする閉塞機構部122,124,126を有する装着機構部を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部に飲料を収容するカップに着脱自在に装着される蓋体であって、
口径の異なる複数種のカップ夫々の上記開口部の周縁部に嵌合できる若しくは当該周縁部を圧接できる複数の閉塞機構部を備える装着機構部を有することを特徴とする蓋体。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
上記装着機構部は、螺旋状に突設され、所望する部位を切断または除去できることを特徴とする請求項1記載の蓋体。
【請求項3】
内部に飲料を収容するカップに着脱自在に装着される蓋体の使用方法であって、
口径の異なる複数種のカップ夫々の上記開口部の周縁部に嵌合できる若しくは当該周縁部を圧接できる複数の閉塞機構部を備える装着機構部を有する蓋体を用い、
上記複数の閉塞機構部のうち、所望のカップの口径に適合する第1の閉塞機構部を当該所望のカップの上部開口部の周縁部に嵌合させる、若しくは、上記第1の閉塞機構部を当該所望のカップの上部開口部の周縁部に圧接させることにより、当該所望のカップの上部開口部を閉塞するようにしたことを特徴とする蓋体の使用方法。
【請求項4】
内部に飲料を収容するカップに着脱自在に装着される蓋体の使用方法であって、
口径の異なる複数種のカップ夫々の上記開口部の周縁部に嵌合できる若しくは当該周縁部を圧接できる複数の閉塞機構部を備え、螺旋状に突設された装着機構部を有する蓋体を用い、
所望のカップの口径に適合する第1の閉塞機構部を特定し、上記装着機構部の所望の部位を切断若しくは除去して上記第1の閉塞機構部を当該所望のカップの上部開口部の周縁部に嵌合させる、若しくは、上記第1の装着機構部を当該所望のカップの上部開口部の周縁部に圧接させることにより、当該所望のカップの上部開口部を閉塞するようにしたことを特徴とする蓋体の使用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は蓋体及び蓋体の使用方法に関し、特に持ち帰り(テイクアウト)で利用される携帯用カップ等に用いられる蓋体及び蓋体の使用方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばファストフード店、コンビニエンスストアまたはコーヒーショップ等で飲料をテイクアウト用として注文すると、希望量(注文量)の飲料が注がれた紙製カップにて提供される。そして、提供される飲料は、注文量に応じた容量サイズのカップに収容されて提供されるのが一般的である。
【0003】
また、カップのサイズに応じた蓋が用意されて飲料が提供されるケースもあれば、蓋が用意されないケースもある。しかし、テイクアウトに際しては、カップの蓋は、安全に安心して飲料を持ち運ぶ上で実用上は極めて重要な役割を担う。
【0004】
特許文献1には、上端部にカール部を有するカップ用の蓋が開示されている。このものにあっては、カップ式自動販売機や飲料ディスペンサ等で提供されるコーヒー飲料や清涼飲料の容器を想定したものである。そして、柔軟な材質の平面形状の薄板に、カール部を支承する係合形状を有する複数のカール部係合用スリットと、カール部係合用スリットの外方に形成されるタブとを設けることにより、製造コストが廉価で取り扱い安定性に優れ、カップと同じリサイクル分別ができるようにしたものである。
【0005】
特許文献2には、蓋に包装状態の飲み物製品を収容できる別途の収容空間が設けられたる飲み物用カップ蓋が開示されている。このものにあっては、蓋及び飲み物製品が実質的に一体形成された状態を提供することにより、使用者がより便利でありながら、且つ速かに飲み物製品を容器に入れた後、飲用可能な飲み物用カップ蓋及び飲み物用カップを提供することを意図としたものである。
【0006】
特許文献3には、封止性能及び構造強度を改良した負角パルプ成形カップ蓋が開示されている。このものにあっては、パルプで作られ頂部分及び頂部分の縁に連結されている側方部分を含む負角パルプ成形カップ蓋であって、側方部分の内側壁は内側円錐面を有し、内側円錐面を頂部分の下面と90度よりも小さい角度を形成し、内側円錐面の内径は頂から底まで漸進的に増大することで、構造が単純で製造し易く、強度並びに連結の信頼性、協働、及び封止効果の実現を意図したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実用新案登録第3156720号公報
特許第6328371号公報
特表2021-511151号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したように種々のカップ用の蓋が提案されている。しかし、特定サイズのカップには当該サイズに適合する特定の蓋が用いられるのが一般的である。即ち、カップの開口部(飲み口)口径に合致させた専用の蓋が用いられている。例えばLサイズのカップにはLサイズ用の蓋が、MサイズのカップにはMサイズ用の蓋が、SサイズのカップにはSサイズ用の蓋が用いられる。
【0009】
特許文献1乃至特許文献3に開示されたものは、何れもカップの開口部口径に合致させた専用の蓋を用いることが容易に推察される。
【0010】
しかしながら、カップの開口部口径に合致させた専用の蓋を用意することは、経済的及び生産的にも効率的ではない。また、使用後の処理を考慮すると、環境への悪影響も懸念される。
(【0011】以降は省略されています)

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