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公開番号2024061231
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169041
出願日2022-10-21
発明の名称建築物
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04D 13/15 20060101AFI20240425BHJP(建築物)
要約【課題】 陸屋根が形成される建築物であって、比較的コストを抑えつつ意匠性に優れた建築物を提供する。
【解決手段】建築物1aは、外壁面の一部が屋外方向へ突出して突出壁部10a,10bが形成されるとともに、陸屋根2が形成される建築物1aであって、前記陸屋根2の外周の一部に形成され、屋根面3よりも上方に突出するパラペット4が形成された外周立ち上がり部5と、前記陸屋根の外周の前記パラペット4が設けられていない位置に形成され、前記陸屋根2を流れる水を受ける軒樋7が形成された軒樋形成部6と、を備え、前記外周立ち上がり部5は、前記軒樋形成部6よりも屋外方向に突き出して形成されており、当該外周立ち上がり部5は、少なくとも一部が前記突出壁部10a,10bから上方に連続して形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外壁面の一部が屋外方向へ突出して突出壁部が形成されるとともに、陸屋根が形成される建築物であって、
前記陸屋根の外周の一部に形成され、屋根面よりも上方に突出する立ち上がり壁が形成された外周立ち上がり部と、
前記陸屋根の外周の前記立ち上がり壁が設けられていない位置に形成され、前記陸屋根を流れる水を受ける軒樋が形成された軒樋形成部と、を備え、
前記外周立ち上がり部は、前記軒樋形成部よりも屋外方向に突き出して形成されており、当該外周立ち上がり部は、少なくとも一部が前記突出壁部から上方に連続して形成されることを特徴とする建築物。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記外周立ち上がり部と前記軒樋形成部との接続位置に、前記立ち上がり壁に隣接して、前記陸屋根の屋根面よりも高く、且つ、前記立ち上がり壁よりも低く形成され、前記陸屋根の屋根面を流れる水を前記軒樋に導く導水部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の建築物。
【請求項3】
前記突出壁部は、前記外壁面に対して垂直な一対の側壁体と、当該側壁体の屋外側の端部にそれぞれ形成され、前記外壁面に対して平行な前壁体と、を備え、
前記立ち上がり壁は、前記陸屋根の外周縁に沿って形成されるパラペットであり、
当該パラペットは、前記前壁体を上方に延長して形成され、前記一対の側壁体の上端同士を繋ぐように形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建築物。
【請求項4】
前記突出壁部は前記外壁面に対して垂直な袖壁であり、前記立ち上がり壁は当該袖壁を上方に延長して形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建築物。
【請求項5】
前記袖壁は互いに距離を開けて平行に複数形成されており、
前記袖壁の間であり、且つ前記陸屋根の屋根面よりも低い位置に庇が屋外方向へ突出して形成されることを特徴とする請求項4に記載の建築物。
【請求項6】
前記突出壁部及び前記外周立ち上がり部が同一の模様又は色彩で形成されるとともに、外壁面の他の部分が異なる模様又は色彩で形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、陸屋根が形成される建築物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に陸屋根の屋根構造においては外周にパラペットが形成されており、雨水が外壁を伝って流出することを防止するとともに、軒樋が設けられないことによる意匠性の向上や転落防止の役割を果たす場合がある。また、例えば切妻や寄棟などの勾配屋根と陸屋根とが組み合わせられた屋根構造が知られており、このような屋根構造においては、陸屋根の外周縁にはパラペットが形成され、勾配屋根の水下側となる外周縁には軒樋が配置される構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、例えば下屋の屋根の妻を母屋の外壁に直角に突き合わせた形状の住宅において、母屋の外壁の近傍で下屋の屋根を流れる水が、軒先に設けられた軒樋に流れ込むように導く板金役物が種々提案されている(例えば特許文献2及び特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-117137号公報
特開平06-35466号公報
特開平09-060223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、陸屋根の外周縁をパラペットで囲う場合、パラペットを設けずに外周に軒樋を配置した屋根に比べてコストがかかる。また、パラペットを設けることで建築物の外周がより高くなるので、斜線制限への対応としてセットバックする必要が生じる場合がある。一方、パラペットを設けずに軒樋を配置した場合には、単調な意匠となりやすい問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、陸屋根が形成される建築物であって、比較的コストを抑えつつ意匠性に優れた建築物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の建築物は、外壁面の一部が屋外方向へ突出して突出壁部が形成されるとともに、陸屋根が形成される建築物であって、前記陸屋根の外周の一部に形成され、屋根面よりも上方に突出する立ち上がり壁が形成された外周立ち上がり部と、前記陸屋根の外周の前記立ち上がり壁が設けられていない位置に形成され、前記陸屋根を流れる水を受ける軒樋が形成された軒樋形成部と、を備え、前記外周立ち上がり部は、前記軒樋形成部よりも屋外方向に突き出して形成されており、当該外周立ち上がり部は、少なくとも一部が前記突出壁部から上方に連続して形成されることを特徴としている。
【0008】
本発明の建築物は、前記外周立ち上がり部と前記軒樋形成部との接続位置に、前記立ち上がり壁に隣接して、前記陸屋根の屋根面よりも高く、且つ、前記立ち上がり壁よりも低く形成され、前記陸屋根の屋根面を流れる水を前記軒樋に導く導水部が形成されることを特徴としている。
【0009】
本発明の建築物は、前記突出壁部は、前記外壁面に対して垂直な一対の側壁体と、当該側壁体の屋外側の端部にそれぞれ形成され、前記外壁面に対して平行な前壁体と、を備え、前記立ち上がり壁は、前記陸屋根の外周縁に沿って形成されるパラペットであり、当該パラペットは、前記前壁体を上方に延長して形成され、前記一対の側壁体の上端同士を繋ぐように形成されることを特徴としている。
【0010】
前記突出壁部は前記外壁面に対して垂直な袖壁であり、前記立ち上がり壁は当該袖壁を上方に延長して形成されることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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