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公開番号2024060518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167942
出願日2022-10-19
発明の名称AI搭載PC装置の消費電力計測装置
出願人株式会社iD
代理人個人
主分類G06F 1/32 20190101AFI20240424BHJP(計算;計数)
要約【課題】 AIプログラム搭載PCの消費電力、特に、AIプログラムの稼働に要した消費電力や電力量を可能な限り正確に測定可能とすること。
【解決手段】 電源供給部から、CPU14、GPU16、DRAM18への供給電力量を検出する電力センサ20を備え、タイマ装置22を介して、電力センサ20によって検出された電力の経時変化を検出する電力変化検出部24と、AIプログラムの実行状態を経時的に検出するAIプログラム監視部(30)とを備えるとともに、前記電力変化検出部24および前記AIプログラム監視部(30)の検出データを、それぞれ記録するデータ格納部を備える(請求項1)。各検出値をデータ格納部に格納することにより、当該データ格納部の記録データに基づいて、AIプログラムの実行時の消費電力/消費電力量を解析/分析することを可能とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源供給部から、CPU、GPU、DRAMへの供給電力を検出する電力センサを備える消費電力計測装置であって、
タイマ装置を介して、
前記電力センサによって検出された電力の経時変化を検出する電力変化検出部と、
AIプログラムの実行状態を経時的に検出するAIプログラム監視部とを備えるとともに、
前記電力変化検出部および前記AIプログラム監視部の検出値を、
それぞれ記録するデータ格納部を備えることを特徴とするAI搭載PC装置の消費電力計測装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
データ格納部に記録した、電力変化検出部およびAIプログラム監視部の検出データとの照合に基づき、
AIプログラムの稼働に要した消費電力を演算する、AIの消費電力算出部を備えることを特徴とする請求項1記載のAI搭載PC装置の消費電力計測装置。
【請求項3】
AIの消費電力算出部は、
AIプログラムにおける部分処理単位の電力を繰り返しサンプリング計測するものであり、
予め設定した秒数をもってサンプリング計測処理を繰り返し、
当該サンプリング計測期間の電力積分とサンプリング計測処理回数とに基づいて、
前記AIプログラムの部分処理単位における、
一回あたりのサンプリング計測の平均電力と電力量とを求めることを特徴とする請求項1または請求項2記載のAI搭載PC装置の消費電力計測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、PC装置の消費電力を測定する技術に係り、特に、AIプログラムを搭載したPC装置における、AIプログラムの稼働に要した消費電力/電力量を計測する技術に関する。
続きを表示(約 880 文字)【背景技術】
【0002】
CPUを備えるPC装置の消費電力を監視する装置としては、下記特許文献1がある。
【0003】
これは、CPUと一つ以上のモジュールとを含む制御対象装置への供給電力を測定し、前記モジュールの各々について、使用されているか否かを監視し、制御対象装置への供給電力と所定の許容上限電力値との差分が、所定のしきい値以下のとき、使用されていないモジュールの消費電力を、通常状態から低消費電力状態へ低下させるものである。
【0004】
これは、使用されていないモジュールの消費電力を、通常状態から低消費電力状態へ低下させることにより、CPUの性能低下を防止する技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-42336号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、AIプログラムを搭載したPC装置の消費電力、特に、AIプログラムの実行に要する消費電力、電力量の指標をより正確に得ることにある。
【0007】
これは、次の通りである。
【0008】
AIプログラムは、通常のアプリケーションソフトとは異なり、膨大な数の繰り返し処理を行うことによって、必要な出力(結果)を得るシステムである。
【0009】
現状では、AIプログラム搭載PC装置の消費電力量が、社会的な電力需要を圧迫するほどではないところ、今後、急速かつ飛躍的にAIプログラム搭載PC装置の台数が増加すると予測されている。
【0010】
AIプログラム搭載PC装置は、監視カメラネットワーク、天気予報、マーケティング分析、スポーツ分野の各種の解析等、幅広い分野での需要があり、このため、近い将来の予測として、AIプログラム搭載PC装置の消費電力量が、電力供給量を圧迫する可能性があるという社会認識が生じつつある。
(【0011】以降は省略されています)

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