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公開番号2024060262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167529
出願日2022-10-19
発明の名称情報処理サーバ、情報処理方法、及びプログラム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01S 5/02 20100101AFI20240424BHJP(測定;試験)
要約【課題】ビーコン端末の位置を高精度で補正する。
【解決手段】少なくとも1つ以上のビーコン端末から発信されたビーコン信号を受信する移動端末の相対位置データに基づいて、前記ビーコン信号を受信した際の前記移動端末の受信位置を推定する位置推定部と、前記ビーコン信号を受信した際の前記移動端末と前記ビーコン端末との間の受信時距離と、推定された前記受信位置とに基づいて、前記ビーコン端末の端末位置を補正する位置補正部と、を備える、情報処理サーバ。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つ以上のビーコン端末から発信されたビーコン信号を受信する移動端末の相対位置データに基づいて、前記ビーコン信号を受信した際の前記移動端末の受信位置を推定する位置推定部と、
前記ビーコン信号を受信した際の前記移動端末と前記ビーコン端末との間の受信時距離と、推定された前記受信位置とに基づいて、前記ビーコン端末の端末位置を補正する位置補正部と、
を備える、情報処理サーバ。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記受信時距離は、前記移動端末にて受信された前記ビーコン信号の信号強度に基づいて導出される、請求項1に記載の情報処理サーバ。
【請求項3】
前記位置補正部は、前記移動端末の前記受信位置と前記ビーコン端末の前記端末位置との距離と、前記受信時距離との距離差が最小化されるように前記ビーコン端末の前記端末位置を補正する、請求項1又は2に記載の情報処理サーバ。
【請求項4】
前記位置推定部は、複数の前記移動端末の前記受信位置を推定し、
前記位置補正部は、複数の前記移動端末の各々の前記受信位置と前記ビーコン端末の前記端末位置との距離と、複数の前記移動端末の各々の前記受信時距離との前記距離差の総和が最小化されるように前記ビーコン端末の前記端末位置を補正する、請求項3に記載の情報処理サーバ。
【請求項5】
複数の前記移動端末の各々の前記距離差には、前記受信時距離に反比例する係数が乗算される、請求項4に記載の情報処理サーバ。
【請求項6】
前記位置補正部は、前記受信時距離が閾値以内の前記移動端末の前記距離差を用いて、前記ビーコン端末の前記端末位置を補正する、請求項4又は5に記載の情報処理サーバ。
【請求項7】
前記移動端末は、複数の前記ビーコン端末から発信された前記ビーコン信号をそれぞれ受信し、
前記情報処理サーバは、複数の前記ビーコン端末の前記端末位置を補正する順序を決定する補正順序決定部をさらに備える、請求項1又は2に記載の情報処理サーバ。
【請求項8】
前記補正順序決定部は、複数の前記ビーコン端末の間の前記移動端末の移動時間に基づいて、複数の前記ビーコン端末の前記端末位置を補正する順序を決定する、請求項7に記載の情報処理サーバ。
【請求項9】
前記移動時間は、複数の前記ビーコン端末の各々から前記移動端末が前記ビーコン信号を受信した時刻に基づいて導出される、請求項8に記載の情報処理サーバ。
【請求項10】
前記移動端末の前記相対位置データは、前記移動端末の移動量及び移動方向を時系列に示すデータである、請求項1又は2に記載の情報処理サーバ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理サーバ、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
店舗又はオフィスなどの構造物内に存在する対象者の位置を把握するために、構造物内にビーコン端末を設置し、ビーコン端末から発信されるビーコン信号を対象者が所持する移動端末で受信させることが行われている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、ビーコン信号を受信した位置を基準として歩行者自律航法を用いることで、移動端末を所持する対象者の位置を推定する方法が記載されている。歩行者自律航法では、移動端末に搭載された加速度センサ、地磁気センサ、又はジャイロセンサなどから取得されるデータに基づいて移動端末の移動量が導出される。したがって、移動端末は、ビーコン信号を受信した位置からの移動端末の移動量に基づいて、移動端末を所持する対象者の位置を導出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-106787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の特許文献1に記載された歩行者自律航法にて対象者の位置を正確に導出するためには、ビーコン信号を発信するビーコン端末の正確な位置をあらかじめ把握しておくことが重要となる。一方で、ビーコン端末の位置をより正確に把握するためには、構造物内にビーコン端末を設置する際のビーコン端末の位置調整に時間が掛かってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ビーコン端末の位置を高精度で補正することが可能な、新規かつ改良された情報処理サーバ、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、少なくとも1つ以上のビーコン端末から発信されたビーコン信号を受信する移動端末の相対位置データに基づいて、前記ビーコン信号を受信した際の前記移動端末の受信位置を推定する位置推定部と、前記ビーコン信号を受信した際の前記移動端末と前記ビーコン端末との間の受信時距離と、推定された前記受信位置とに基づいて、前記ビーコン端末の端末位置を補正する位置補正部と、を備える、情報処理サーバが提供される。
【0008】
前記受信時距離は、前記移動端末にて受信された前記ビーコン信号の信号強度に基づいて導出されてもよい。
【0009】
前記位置補正部は、前記移動端末の前記受信位置と前記ビーコン端末の前記端末位置との距離と、前記受信時距離との距離差が最小化されるように前記ビーコン端末の前記端末位置を補正してもよい。
【0010】
前記位置推定部は、複数の前記移動端末の前記受信位置を推定し、前記位置補正部は、複数の前記移動端末の各々の前記受信位置と前記ビーコン端末の前記端末位置との距離と、複数の前記移動端末の各々の前記受信時距離との前記距離差の総和が最小化されるように前記ビーコン端末の前記端末位置を補正してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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