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公開番号2024059426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167100
出願日2022-10-18
発明の名称リラクタンス回転電機
出願人株式会社TMEIC
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02K 9/18 20060101AFI20240423BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】固定子を効率的に冷却できる新規な構成のリラクタンス回転電機を得る。
【解決手段】リラクタンス回転電機は、固定子と、回転子と、を備える。回転子の回転子鉄心31は、複数の磁性板51と、複数の磁性板51を軸方向に挟んだ二つの押さえ板と、二つの磁性板51の間に配置された間隔板71と、を有する。間隔板71には、回転中心軸の周方向に間隔をあけて位置した複数の凸部71eと、回転中心軸の径方向の外側に開放された凹部71fとが周方向に交互に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
固定子と、
一部が前記固定子の内側に位置し回転中心軸まわりに回転可能なシャフトと、前記固定子の内側に位置し前記シャフトに固定された回転子鉄心と、を有した回転子と、
を備え、
前記回転子鉄心は、
前記回転中心軸の軸方向に並び、磁性体によって構成され、フラックスバリアが設けられた複数の磁性板と、
前記複数の磁性板を前記軸方向に挟んだ二つの押さえ板と、
前記軸方向で隣り合う二つの前記磁性板の間に配置された間隔板と、
を有し、
前記押さえ板には、当該押さえ板を前記軸方向に貫通し前記フラックスバリアと前記軸方向に並んだ開口部が設けられ、
前記間隔板には、前記回転中心軸の周方向に間隔をあけて位置した複数の凸部と、前記間隔板を前記軸方向に貫通するとともに前記回転中心軸の径方向の外側に開放され前記フラックスバリアおよび前記開口部と前記軸方向に並んだ凹部と、が周方向に交互に設けられた、
リラクタンス回転電機。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記複数の凸部の少なくとも一部は、前記フラックスバリアと前記軸方向に並んだ、
請求項1に記載のリラクタンス回転電機。
【請求項3】
前記開口部は、孔であり、
前記押さえ板には、それぞれが、前記周方向に間隔をあけて並んだ複数の前記開口部によって構成され、前記径方向に間隔をあけて並べられた複数の開口部列が設けられた、
請求項1に記載のリラクタンス回転電機。
【請求項4】
前記複数の開口部列は、前記径方向の外側に位置するほど前記開口部の数が少ない、
請求項3に記載のリラクタンス回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リラクタンス回転電機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、固定子と、回転子とを備えるリラクタンス回転電機がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-103103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のリラクタンス回転電機では、固定子を効率的に冷却できれば有益である。
【0005】
そこで、本発明の課題の一つは、固定子を効率的に冷却できる新規な構成のリラクタンス回転電機を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態のリラクタンス回転電機は、固定子と、一部が前記固定子の内側に位置し回転中心軸まわりに回転可能なシャフトと、前記固定子の内側に位置し前記シャフトに固定された回転子鉄心と、を有した回転子と、を備え、前記回転子鉄心は、前記回転中心軸の軸方向に並び、磁性体によって構成され、フラックスバリアが設けられた複数の磁性板と、前記複数の磁性板を前記軸方向に挟んだ二つの押さえ板と、前記軸方向で隣り合う二つの前記磁性板の間に配置された間隔板と、を有し、前記押さえ板には、当該押さえ板を前記軸方向に貫通し前記フラックスバリアと前記軸方向に並んだ開口部が設けられ、前記間隔板には、前記回転中心軸の周方向に間隔をあけて位置した複数の凸部と、前記間隔板を前記軸方向に貫通するとともに前記回転中心軸の径方向の外側に開放され前記フラックスバリアおよび前記開口部と前記軸方向に並んだ凹部と、が周方向に交互に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態によれば、固定子を効率的に冷却できる新規な構成のリラクタンス回転電機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の全閉外扇形回転電機の構成の例示的な断面図である。
図2は、実施形態の全閉外扇形回転電機における回転電機本体の例示的な断面図である。
図3は、実施形態の回転電機本体の回転子鉄心の一部の例示的な斜視図である。
図4は、実施形態の回転子鉄心の回転子鋼板の例示的な正面図である。
図5は、実施形態の回転子鉄心の間隔板の例示的な正面図である。
図6は、実施形態の回転子鉄心の押さえ板の例示的な正面図である。
図7は、実施形態の回転子鉄心のシールド板の例示的な正面図である。
図8は、実施形態の回転電機本体の回転子鉄心の一部の例示的な平面図である。
図9は、実施形態の回転電機本体の回転子鉄心の一部の例示的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
【0010】
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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