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公開番号2024065319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174125
出願日2022-10-31
発明の名称電動圧縮機
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20240508BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】導電体の放熱性の向上を図ること。
【解決手段】第2金属板62は、第2金属板本体部62aと、一対の延在部62bと、を有している。第2金属板本体部62aは、第1金属板61に対して、一対の巻線51を間に挟んで配置されている。一対の延在部62bは、第2金属板本体部62aからハウジング14に向けて延在している。第1金属板61と第2金属板62とのうち、少なくとも、第2金属板62はハウジング14に熱的に接続されている。第1金属板61は、第2金属板62に熱的に接続されている。誘導電流の電流経路における電気抵抗値及び熱抵抗値のうち少なくとも一方は、第2金属板62の方が第1金属板61よりも小さいため、第2金属板本体部62aから各延在部62bを介してハウジング14に至る熱伝達経路が確保され易くなっている。したがって、第2金属板62から生じる熱がハウジング14へ効率良く放熱される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
流体を圧縮する圧縮部と、
前記圧縮部を駆動するモータと、
金属製のハウジングに収容され、前記モータを駆動するインバータ装置と、を備え、
前記インバータ装置は、
直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、
前記インバータ回路の入力側に設けられるとともに前記インバータ回路に入力される直流電力に含まれるコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを低減させるノイズ低減部と、
前記インバータ回路と前記ノイズ低減部とが実装される回路基板と、を備え、
前記ノイズ低減部は、
コモンモードチョークコイルと、
前記コモンモードチョークコイルと共にローパスフィルタを構成する平滑コンデンサと、を備え、
前記コモンモードチョークコイルは、
環状のコアと、
前記コアに巻回された一対の巻線と、
前記一対の巻線の両方を覆う環状の導電体と、を備え、
前記導電体は、前記環状を形成する第1金属板と第2金属板とに分割され、
前記第1金属板と前記第2金属板とには、前記コアからの漏れ磁束の変化を抗うように誘導電流が前記環状における周方向に流れる電動圧縮機であって、
前記回路基板は、前記ハウジングに対して、前記コモンモードチョークコイルを間に挟んで配置され、
前記第2金属板は、
前記第1金属板に対して、前記一対の巻線を間に挟んで配置される本体部と、
前記本体部から前記ハウジングに向けて延在する一対の延在部と、を有し、
前記第1金属板と前記第2金属板とのうち、少なくとも、前記第2金属板は前記ハウジングに熱的に接続され、
前記第1金属板は、前記第2金属板に熱的に接続され、
前記誘導電流の電流経路における電気抵抗値及び熱抵抗値のうちの少なくとも一方は、前記第2金属板の方が前記第1金属板よりも小さいことを特徴とする電動圧縮機。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記ハウジングは、一対の凹部を有し、
前記各延在部の先端部は、前記各凹部にそれぞれ挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項3】
前記第1金属板は、前記ハウジングに向けて起立する一対の起立部を有し、
前記各起立部は、前記各凹部にそれぞれ挿入され、前記ハウジングと熱的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電動圧縮機。
【請求項4】
前記導電体は、前記各延在部の前記先端部と前記各起立部とを金属接合する複数の接合部を備え、
前記接合部は、前記各凹部の内側にそれぞれ配置され、前記ハウジングと熱的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の電動圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動圧縮機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
電動圧縮機は、圧縮部と、モータと、インバータ装置と、を備えている。圧縮部は、流体を圧縮する。モータは、圧縮部を駆動する。インバータ装置は、金属製のハウジングに収容されている。インバータ装置は、モータを駆動する。
【0003】
インバータ装置は、インバータ回路と、ノイズ低減部と、回路基板と、を備えている。インバータ回路は、直流電力を交流電力に変換する。ノイズ低減部は、インバータ回路の入力側に設けられている。ノイズ低減部は、インバータ回路に入力される直流電力に含まれるコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを低減させる。回路基板には、インバータ回路とノイズ低減部とが実装されている。ノイズ低減部は、コモンモードチョークコイルと、平滑コンデンサと、を備えている。平滑コンデンサは、コモンモードチョークコイルと共にローパスフィルタを構成する。
【0004】
コモンモードチョークコイルは、環状のコアと、一対の巻線と、環状の導電体と、を備えている。一対の巻線は、コアに巻回されている。導電体は、一対の巻線の両方を覆っている。
【0005】
例えば特許文献1では、導電体が、環状を形成する第1金属板と第2金属板とに分割されている。第1金属板と第2金属板とには、コアからの漏れ磁束の変化を抗うように誘導電流が環状における周方向に流れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-168561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の構成では、第1金属板は、本体部と、本体部の両端部から屈曲形成された一対の立設部と、を有する。第2金属板は、本体部と、本体部の両端部から屈曲形成された一対の立設部と、を有する。第1金属板の一対の立設部の間に第2金属板の一対の立設部が設けられ、互いに溶接されている。
【0008】
しかしながら、第1金属板の電気抵抗値は第2金属板の電気抵抗値よりも大きい。したがって、例えば、溶接された部分を流れる誘導電流によって生じた熱や、第2金属板を流れる誘導電流によって生じた熱によって、第2金属板に熱が篭り易い。よって、第2金属板の熱をハウジングに放熱させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する電動圧縮機は、流体を圧縮する圧縮部と、前記圧縮部を駆動するモータと、金属製のハウジングに収容され、前記モータを駆動するインバータ装置と、を備え、前記インバータ装置は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路の入力側に設けられるとともに前記インバータ回路に入力される直流電力に含まれるコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを低減させるノイズ低減部と、前記インバータ回路と前記ノイズ低減部とが実装される回路基板と、を備え、前記ノイズ低減部は、コモンモードチョークコイルと、前記コモンモードチョークコイルと共にローパスフィルタを構成する平滑コンデンサと、を備え、前記コモンモードチョークコイルは、環状のコアと、前記コアに巻回された一対の巻線と、前記一対の巻線の両方を覆う環状の導電体と、を備え、前記導電体は、前記環状を形成する第1金属板と第2金属板とに分割され、前記第1金属板と前記第2金属板とには、前記コアからの漏れ磁束の変化を抗うように誘導電流が前記環状における周方向に流れる電動圧縮機であって、前記回路基板は、前記ハウジングに対して、前記コモンモードチョークコイルを間に挟んで配置され、前記第2金属板は、前記第1金属板に対して、前記一対の巻線を間に挟んで配置される本体部と、前記本体部から前記ハウジングに向けて延在する一対の延在部と、を有し、前記第1金属板と前記第2金属板とのうち、少なくとも、前記第2金属板は前記ハウジングに熱的に接続され、前記第1金属板は、前記第2金属板に熱的に接続され、前記誘導電流の電流経路における電気抵抗値及び熱抵抗値のうちの少なくとも一方は、前記第2金属板の方が前記第1金属板よりも小さい。
【0010】
これによれば、第2金属板の熱をハウジングに放熱することができる。このとき、誘導電流の電流経路における電気抵抗値及び熱抵抗値のうちの少なくとも一方は、第2金属板の方が第1金属板よりも小さい。このため、第2金属板の本体部から各延在部を介してハウジングに至る熱伝達経路が確保され易くなっている。したがって、第2金属板から生じる熱をハウジングへ効率良く放熱することができる。その結果、導電体の放熱性の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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