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公開番号2024070933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181563
出願日2022-11-14
発明の名称ケーブル収容容器
出願人古河電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 9/04 20060101AFI20240517BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両が走行する車路に設置した場合においても、蓋体の変形や破損を抑制することができるケーブル収容容器を提供する。
【解決手段】ケーブル2が収容される収容空間20aの上部に開口部20bが形成された容器本体20と、開口部20bを閉鎖する蓋体30と、蓋体30の上面から上側に向かって光を照射する発光器具40と、を備え、蓋体30の上面が地上に露出するように地中に設置されるケーブル収容容器10であって、容器本体20は、収容空間20aの底部から上方に延在し、蓋体30の下面側に当接して蓋体30の幅方向中央部側を下方から支持する支持部23を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ケーブルが収容される収容空間の上部に開口部が形成された容器本体と、前記開口部を閉鎖する蓋体と、前記蓋体の上面から上側に向かって光を照射する発光器具と、を備え、前記蓋体の上面が地上に露出するように地中に設置されるケーブル収容容器であって、
前記容器本体は、前記収容空間の底部から上方に延在し、前記蓋体の下面側に当接して前記蓋体の幅方向中央部側を下方から支持する支持部を有している
ケーブル収容容器。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記支持部は、前記収容空間の延在方向に沿って延在している
請求項1に記載のケーブル収容容器。
【請求項3】
前記収容空間は、前記支持部によって幅方向に仕切られており、
前記支持部によって仕切られた前記収容空間の一部の空間には、前記発光器具が収容され、
前記支持部によって仕切られた前記収容空間のその他の空間には、前記ケーブルが収容されている
請求項2に記載のケーブル収容容器。
【請求項4】
前記蓋体は、前記発光器具の上部側が嵌合する嵌合孔を有し、
前記発光器具は、前記収容空間に収容された状態で、上部側が前記嵌合孔に嵌合し、上面が前記蓋体の上面と面一となる
請求項3に記載のケーブル収容容器。
【請求項5】
前記容器本体の下面から前記蓋体の上面までの高さ方向の大きさは、60mm以下である
請求項1に記載のケーブル収容容器。
【請求項6】
前記蓋体の下面には、前記支持部に沿って延在し、前記支持部に係合することで、前記容器本体に対する前記蓋体の幅方向の位置ずれを防止するずれ止め用突起部が形成されている
請求項2に記載のケーブル収容容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地面に沿って設置されるケーブル収容容器に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、駐車場において、複数の車室の中から特定の車室に車両を誘導するために、車路の路面に発光器具を設置し、発光器具から照射される光によって車路を走行する車両を誘導するようにした車両誘導装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来の車両誘導装置は、車路の路面に設置された発光器具に対して電力の供給を可能とするために、電源と発光器具との間の車路を掘削してCD管を埋設し、CD管に電力線を通している。
【0004】
従来の車両誘導装置は、電源と発光器具との間の距離が大きくなる場合や、設置する発光器具の数が多くなる場合に、車路の掘削やCD管の設置に必要な作業工数が多くなるため、設置コストが高くなる。
【0005】
そこで、設置コストの低減が可能な車両誘導装置としては、電力線等のケーブルを収容するためのケーブル収容容器を駐車場の車路に設置するとともに、ケーブル収容容器を構成する蓋に発光器具を設置することにより、駐車場を利用する車両を複数の車室から特定の車室に案内するようにしたものが考えられている。この場合には、ケーブル収容容器を設置することによって、ケーブルを敷設する作業が容易になるとともに、発光器具を直接車路の路面に設置する必要がないため、車両誘導装置の設置コストの低減が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-86693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ケーブル収容容器を用いた車両誘導装置では、車路の路面にケーブル収容容器が設置されることになるため、車両がケーブル収容容器の上を走行した場合に、車両の重量が蓋体に作用することになり、車両の走行によって蓋体が変形したり破損したりするおそれがある。
【0008】
本発明の目的とするところは、車両が走行する車路に設置した場合においても、蓋体の変形や破損を抑制することができるケーブル収容容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るケーブル収容容器は、ケーブルが収容される収容空間の上部に開口部が形成された容器本体と、前記開口部を閉鎖する蓋体と、前記蓋体の上面から上側に向かって光を照射する発光器具と、を備え、前記蓋体の上面が地上に露出するように地中に設置されるケーブル収容容器であって、前記容器本体は、前記収容空間の底部から上方に延在し、前記蓋体の下面側に当接して前記蓋体の幅方向中央部側を下方から支持する支持部を有している。
【0010】
また、本発明に係るケーブル収容容器は、前記支持部は、前記収容空間の延在方向に沿って延在している。
(【0011】以降は省略されています)

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