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公開番号2024068792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179384
出願日2022-11-09
発明の名称発電支援システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H02S 20/32 20140101AFI20240514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両駐車領域に駐車された車両に設置された複数の太陽電池パネルの発電効率を向上させることが可能な発電支援システムを提供すること。
【解決手段】発電支援システムは、複数の太陽電池パネルが車体に取り付けられた車両の発電支援システムであって、車両駐車領域に駐車された車両の複数の太陽電池パネルのそれぞれの配置位置を検出する検出部と、車両駐車領域の回転度合い及び傾斜度合いに応じた、複数の太陽電池パネルによる単位時間当たりの発電量、を推定する推定部と、推定部による推定結果に基づいて、車両駐車領域の回転度合い及び傾斜度合いを制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の太陽電池パネルが車体に取り付けられた車両の発電支援システムであって、
車両駐車領域に駐車された前記車両の前記複数の太陽電池パネルのそれぞれの配置位置を検出する検出部と、
前記車両駐車領域の回転度合い及び傾斜度合いに応じた、前記複数の太陽電池パネルによる単位時間当たりの発電量、を推定する推定部と、
前記推定部による推定結果に基づいて、前記車両駐車領域の回転度合い及び傾斜度合いを制御する制御部と、
を備えた発電支援システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記検出部は、前記車両駐車領域を撮影するカメラの撮影画像を解析することによって、前記車両に設置された前記複数の太陽電池パネルのそれぞれの配置位置を検出する、
請求項1に記載の発電支援システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両駐車領域に位置する可動式台座の回転度合い及び傾斜度合いを制御することによって、前記車両駐車領域の回転度合い及び傾斜度合いを制御する、
請求項1に記載の発電支援システム。
【請求項4】
前記推定部は、前記車両の駐車予定期間における太陽の位置、及び、前記車両駐車領域に駐車された前記車両の向き及び傾き、に基づいて、前記複数の太陽電池パネルによる単位時間当たりの発電量を推定する、
請求項1に記載の発電支援システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記推定部により推定される前記複数の太陽電池パネルによる単位時間当たりの発電量が最大値を示すように、前記車両駐車領域を回転度合い及び傾斜度合いを制御する、
請求項1に記載の発電支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発電支援システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、太陽電池パネルを搭載した車両の開発が進められている。関連する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1には、車両の上面に設けられたソーラーパネルによる太陽光発電の発電効率を向上させるため、各車輪を独立して調整可能なサスペンション装置を用いて車両の姿勢を制御する、車載用太陽光発電システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-121395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、車両の上面のみにソーラーパネルが設置されているに過ぎず、車体の上面や側面に複数のソーラーパネルが設置されることは開示も示唆もされていない。そのため、特許文献1では、車体の上面や側面に複数のソーラーパネルが設置されている場合、サスペンション装置を用いて車両の姿勢を制御するだけでは、これらの複数のソーラーパネルの発電効率を十分に向上させることができない、という課題があった。
【0006】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、車両駐車領域に駐車された車両に設置された複数の太陽電池パネルの発電効率を向上させることが可能な発電支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる発電支援システムは、複数の太陽電池パネルが車体に取り付けられた車両の発電支援システムであって、車両駐車領域に駐車された前記車両の前記複数の太陽電池パネルのそれぞれの配置位置を検出する検出部と、前記車両駐車領域の回転度合い及び傾斜度合いに応じた、前記複数の太陽電池パネルによる単位時間当たりの発電量、を推定する推定部と、前記推定部による推定結果に基づいて、前記車両駐車領域の回転度合い及び傾斜度合いを制御する制御部と、を備える。この発電支援システムは、駐車場の車両駐車領域を回転及び傾斜させることにより、当該車両駐車領域に駐車された車両に設置された複数の太陽電池パネルの発電効率を向上させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、車両駐車領域に駐車された車両に設置された複数の太陽電池パネルの発電効率を向上させることが可能な発電支援システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる発電支援システムの一例を示す図である。
実施の形態1にかかる発電支援装置の構成例を示すブロック図である。
実施の形態1にかかる発電支援装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1にかかる発電支援装置の動作の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

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