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公開番号2024088907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022203950
出願日2022-12-21
発明の名称供給ステーション
出願人株式会社タツノ
代理人個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240626BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】限られたスペースにおいても安全かつ好適に用いることのできる供給ステーションを提供する。
【解決手段】水素タンク2(2A~2D)と、水素タンクから燃料電池車23へ水素を充填する水素充填機構4と、水素タンクからの水素を電気に変換して電気自動車24へ充電する充電機構13とを備え、水素充填機構又は/及び充電機構は移動可能である供給ステーション1。水素充填機構は複数の水素タンクを備え、燃料電池車の燃料タンクの初期圧力に応じて複数の水素タンクから水素の供給を行うタンクを選択してもよく、充電機構は複数の蓄電池20(20A~20C)を備え、電気自動車の蓄電池の初期電圧に応じて複数の蓄電池から充電を行う蓄電池を選択することもできる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水素タンクと、
該水素タンクから燃料電池車へ水素を充填する水素充填機構と、
前記水素タンクからの水素を電気に変換して電気自動車へ充電する充電機構とを備え、
前記水素充填機構又は/及び充電機構は移動可能であることを特徴とする供給ステーション。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記水素充填機構は複数の水素タンクを備え、前記燃料電池車の燃料タンクの初期圧力に応じて前記複数の水素タンクから水素の供給を行うタンクを選択することを特徴とする請求項1に記載の供給ステーション。
【請求項3】
前記充電機構は複数の蓄電池を備え、前記電気自動車の蓄電池の初期電圧に応じて前記複数の蓄電池から充電を行う蓄電池を選択することを特徴とする請求項1に記載の供給ステーション。
【請求項4】
前記水素充填機構及び充電機構を構成する電気使用機器は、防爆構造エリア内に設置されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の供給ステーション。
【請求項5】
前記水素充填機構及び充電機構を構成する電気使用機器は、前記充電機構から給電されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の供給ステーション。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車への充電と燃料電池車への水素充填の両方に対応することができる供給ステーションに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境問題に配慮し、内燃エンジンを搭載した自動車に代えて電気自動車や燃料電池車が急速に普及することが見込まれている。しかし、脱エンジンを巡る世界的な潮流の中で、今後、電気自動車又は燃料電池車のいずれが主導権を握るのか明らかではない。このような状況の中で、国は車両の購入補助と供給装置の設置補助等により電気自動車と燃料電池車の両方の普及を支援している。
【0003】
このような状況下で、本出願人も充填ホース等の取り扱いが容易で、かつ燃料ガスの急速充填が可能でコンパクトなガス充填装置を提案している(特許文献1参照)。この提案も有効であるが、水素ステーションの場合には建設費用及び運営費用が高く、次世代車の普及に伴って必要な供給装置等のインフラ整備の足かせになっている。
【0004】
また、特許文献2には、電気自動車への充電と、燃料電池車への水素充填とを同時又は個別に実行可能で、電気自動車及び燃料電池車の需要に応じて充電と水素充填と動的に調整することができる供給ステーションが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-109350号公報
特表2021-517549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、例えば、次世代車の試乗等を行うイベント会場等においても各車両へ充電や水素充填を行う必要があるが、安全性や設置スペースを考慮すると、上記特許文献に記載の供給ステーション等を常設するのは現実的ではない。
【0007】
そこで、本発明は、限られたスペースにおいても安全かつ好適に用いることのできる供給ステーションを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は供給ステーションであって、水素タンクと、該水素タンクから燃料電池車へ水素を充填する水素充填機構と、前記水素タンクからの水素を電気に変換して電気自動車へ充電する充電機構とを備え、前記水素充填機構又は/及び充電機構は移動可能であることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、水素充填機構又は/及び充電機構を移動可能としたため、多様な場所での水素充填及び電気充電を可能とし、設置スペースを最小限に抑えることができる。
【0010】
前記供給ステーションにおいて、前記水素充填機構は複数の水素タンクを備え、前記燃料電池車の燃料タンクの初期圧力に応じて前記複数の水素タンクから水素の供給を行うタンクを選択することで、最適な水素タンクより供給可能となり供給効率が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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