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公開番号2024090048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205688
出願日2022-12-22
発明の名称モータ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 3/52 20060101AFI20240627BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】耐振動性を向上させることができるモータを提供する。
【解決手段】モータ10は、筐体41と、筐体41の開口部を覆う蓋42と、バスバー52を有する環状の部材50と、磁性体35及び当該磁性体35を覆う絶縁部材33を有するステータ30と、を備える。環状の部材50は、蓋42又は絶縁部材33に結合される。また、磁性体35と絶縁部材33とが結合されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の開口部を覆う蓋と、
バスバーを有する環状の部材と、
磁性体及び当該磁性体を覆う絶縁部材を有するステータと、を備え、
前記環状の部材は、前記蓋又は前記絶縁部材に結合され、
前記磁性体と前記絶縁部材とが結合されている、モータ。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
径方向において、前記磁性体と前記絶縁部材とは結合されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
ロータを備え、
前記磁性体は、前記ロータに対向する磁極部を備え、
前記磁極部の内周面及び前記絶縁部材の外周面のうちの一方が嵌合部を備え、前記前記磁極部の内周面及び前記絶縁部材の外周面のうちの他方が被嵌合部を備え、
径方向において、前記嵌合部と前記被嵌合部とが嵌合している、請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記磁性体は、前記磁極部に連結されたスポークを備え、
前記磁極部は、周方向において、前記スポークから延在する2つの突出部を備え、
前記突出部が前記嵌合部又は被嵌合部を備えている、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
ロータを備え、
前記磁性体は、前記ロータに対向する磁極部と、前記磁極部に連結されたスポークと、を備え、
前記磁極部は、周方向において、前記スポークから延在する2つの突出部を備え、
前記磁性体の突出部と前記絶縁部材とが嵌合している、請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
回転軸方向において、前記絶縁部材は前記環状の部材に向かって延在する部分を備え、
回転軸方向において、前記環状の部材は前記絶縁部材に向かって延在する部分を備え、
回転軸方向において、前記絶縁部材の部分と前記環状部材の部分とが結合されている、請求項1から5のいずれか1項に記載のモータ。
【請求項7】
前記蓋と前記環状の部材とは、直接、又は、他の部材により結合されている、請求項6に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1は、ステータのコイルから引き出された引出線と、外部電源等に接続される導線との間に介在するバスバーとを備えるモータを開示している。バスバーの下方にはステータが配置される。ステータにおいて、磁性体のステータコアにコイルが巻き付けられる。磁性体とコイルとの間には絶縁部材が配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-87087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうしたモータでは、バスバーやステータコア、絶縁部材といった構成部品は、モータの筐体内にそれぞれ保持されている。しかしながら、従来のモータでは、それぞれの構成部品は必ずしも強固に固定されていなかった。したがって、耐振動性の観点において改善が望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、耐振動性を向上させることができるモータを提供することを課題の一例とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るモータは、筐体と、前記筐体の開口部を覆う蓋と、バスバーを有する環状の部材と、磁性体及び当該磁性体を覆う絶縁部材を有するステータと、を備え、前記環状の部材は、前記蓋又は前記絶縁部材に結合され、前記磁性体と前記絶縁部材とが結合されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施形態に係るモータ10の外観を概略的に示す斜視図である。
モータ10の回転軸心を構成する軸線xを含む仮想平面に沿った図1の2-2断面図である。
軸線xに直交する仮想平面に沿った図1の3-3断面図である。
一具体例に係るバスバーユニット50及び蓋42を概略的に示す分解斜視図である。
一具体例に係るインシュレータ33の構造を概略的に示す斜視図である。
図3の断面図に対応し、1つのインシュレータ33及びティース35を取り出した部分断面図である。
図6に対応し、ティース35にインシュレータ33を取り付ける場面を示す断面図である。
本発明の第2実施形態に係るモータ10Aの構造を概略的に示す斜視図である。
本発明の第2実施形態に係るモータ10Aの構造を概略的に示す分解斜視図である。
別の具体例に係るバスバーユニット50Aの構造を概略的に示す分解斜視図である。
一具体例に係るインシュレータ33の構造を概略的に示す斜視図である。
一具体例に係るインシュレータ33の構造を概略的に示す平面図である。
ティース35にインシュレータ33を取り受けた状態を示す部分断面図である。
ティース35にインシュレータ33を取り受けた状態を示す断面図である。
本発明の第3実施形態に係るモータ10Bの構造を概略的に示すステータ30Aの平面図である。
別の具体例に係るインシュレータ33A及びティース35Aの構造を概略的に示す斜視図である。
別の具体例に係るインシュレータ33A及びティース35Aの構造を概略的に示す平面図である。
ティース35Aにインシュレータ33Aを取り受けた状態を示す部分断面図である。
ティース35Aにインシュレータ33Aを取り受ける場面を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ10の外観を概略的に示す斜視図であり、図2はモータ10の縦断面図であり、図3はモータ10の横断面図である。なお、図2は、モータ10の回転軸心を構成する軸線xを含む仮想平面に沿った図1の2-2断面図に相当し、図3は、軸線xに直交する仮想平面に沿った図1の3-3断面図に相当する。
【0009】
本実施形態の説明においては、軸線xの方向において、一方の側を上側aと規定し、一方の側の反対側の他方の側を下側bと規定する。なお、上側a及び下側bは重力方向における上下関係とは必ずしも一致しない。また、軸線xに垂直なモータ10の径方向において、軸線xから遠ざかる側を外周側cと規定し、軸線xに向かう側を内周側dと規定する。さらに、軸線x周りの周方向において、上側aから見て時計回り方向e及び反時計回り方向fが規定される(図3参照)。
【0010】
図1~図3に示すように、第1実施形態にかかるモータ10は、回転軸を構成するシャフト11と、ロータ20と、ステータ30と、筐体40と、環状の部材すなわちバスバーユニット50と、を備える。ロータ20はシャフト11に固定される。ステータ30は、ロータ20を取り囲むように配置される。筐体40はステータ30を保持する。バスバーユニット50はステータ30に電流を供給する。モータ10はインナーロータタイプのブラシレスモータである。シャフト11及びロータ20は筐体40及びステータ30に対して相対回転する。なお、筐体40及びステータ30は、例えばモータ10が組み込まれる外部機器(図示せず)に固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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