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公開番号2024058667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2024000092,2020069994
出願日2024-01-04,2020-04-08
発明の名称光学モニタおよび光学センサ
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G01N 21/59 20060101AFI20240418BHJP(測定;試験)
要約【課題】結露に起因する光学モニタの性能の低下を抑制する。
【解決手段】実施形態の光学モニタは、筐体と、センサと、露点降下部と、を備える。筐体は、内部に空間を有し、監視対象を介した光を空間に透過させる窓が設けられている。センサは、窓を透過した光を検出する。露点降下部は、筐体に設けられ、空間を冷却することで空間内の気体の露点を監視対象の温度以下に降下させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
内部に空間を有し、監視対象を介した光を前記空間に透過させる窓が設けられた筐体と、
前記窓を透過した光を検出するセンサと、
前記筐体に設けられ、前記空間を冷却することで当該空間内の気体の露点を前記監視対象の温度以下に降下させる露点降下部と、
を備えた光学モニタ。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記露点降下部は、前記空間内の熱を前記筐体外の液体に移動させることで前記空間内の気体を冷却する、請求項1に記載の光学モニタ。
【請求項3】
前記露点降下部は、前記空間内の熱を前記筐体外の気体に移動させることで前記空間内の気体を冷却する、請求項1に記載の光学モニタ。
【請求項4】
前記露点降下部は、プレートと、当該プレートの表面に設けられたフィンと、を有するヒートシンクを含む、請求項1に記載の光学モニタ。
【請求項5】
前記露点降下部は、前記空間内の熱を吸収し前記筐体外に放出する吸熱素子を含む、請求項1に記載の光学モニタ。
【請求項6】
内部に空間を有し、監視対象を介した光を前記空間に透過させる窓が設けられた筐体と、
前記窓を透過した光を検出するセンサと、
前記筐体に設けられ、前記空間内の気体の露点を前記監視対象の温度以下に降下させるための、前記空間内に乾燥した気体を受け入れる吸気口と前記空間内から気体を排出する排気口とを有する露点降下部と、
を備えた光学センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、光学モニタおよび光学センサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、処理水に紫外線を照射することで殺菌、消毒および脱色処理などを行う紫外線照射装置が知られている。紫外線照射装置には、処理水の水質の変動を監視するための光学モニタが設けられることがある。光学モニタは、たとえば、密閉可能な空間を内部に構成する筐体と、監視対象(処理水)からの光を密閉可能な空間内に通過させるように筐体に設けられた窓と、当該窓を通過した光を検出するように筐体に設けられたセンサと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-153739号公報
特開2001-66244号公報
特開平9-281100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような光学モニタにおいては、監視対象と筐体内の空間との温度差により、結露が発生することがある。たとえば、紫外線照射装置に用いられる光学モニタにおいて、監視対象である処理水は、外気よりも温度が低いので、窓に結露が発生しやすい。窓に結露が発生すると、センサが光を正しく検出できなくなるので、光学モニタの性能が低下する。
【0005】
そこで、実施形態の課題の一つは、結露に起因する光学モニタの性能の低下を抑制することが可能な光学モニタおよび光学センサを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の光学モニタは、筐体と、センサと、露点降下部と、を備える。筐体は、内部に空間を有し、監視対象を介した光を空間に透過させる窓が設けられている。センサは、窓を透過した光を検出する。露点降下部は、筐体に設けられ、空間を冷却することで空間内の気体の露点を監視対象の温度以下に降下させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態にかかる紫外線照射装置を用いた水処理システムによる被処理水の処理手順の概要を示した模式的な図である。
図2は、第1実施形態にかかる紫外線照射装置の外観を示した模式的な斜視図である。
図3は、第1実施形態にかかる紫外線照射装置の模式的な第1の断面図である。
図4は、第1実施形態にかかる紫外線照射装置の模式的な第2の断面図である。
図5は、第1実施形態にかかる光学モニタの模式的な断面図である。
図6は、第2実施形態にかかる光学モニタの模式的な断面図である。
図7は、第3実施形態にかかる光学モニタの模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示のいくつかの実施形態および変形例を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
【0009】
<実施形態>
図1は、第1実施形態にかかる紫外線照射装置100(図2など参照)を用いた水処理システムによる被処理水の処理手順の概要を示した模式的な図である。
【0010】
図1に示されるように、第1実施形態にかかる水処理システムでは、まず、S1の取水工程において、川、伏流水、湖または地下水などから、原水が取水される。そして、S2の凝集沈殿工程において、S1で取水された原水が凝集沈殿槽に導入され、導入された原水に凝集剤が添加される。そして、S3の活性炭濾過工程において、S2の凝集沈殿工程を経た原水のうちの上澄み水が抽出され、活性炭濾過槽に送られて、上澄み水から異物が濾過される。
(【0011】以降は省略されています)

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