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公開番号2024058054
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165173
出願日2022-10-14
発明の名称スクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法及びスクリュー式脱水機
出願人川口精機株式会社
代理人個人
主分類B01D 29/17 20060101AFI20240418BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】スクリーンの略全体に亘ってスクリーンの開口部の目詰まりを除去することができる、スクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法及びスクリュー式脱水機を提供する。
【解決手段】スクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法は、スクリューとスクリーン3の間を搬送しながら被脱水物を脱水するスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法であって、噴射ノズル41を複数配置した環状部40を有した移動体を前記スクリーンの一方側の端部から他方側の端部、前記スクリーンの他方側の端部から一方側の端部に交互に移動させて、複数の噴射ノズル41から流体を噴射させて、前記スクリーンの開口部の目詰まりを除去するものであり、前記スクリーンと対向する環状部40の内周の略全体に亘って間隔を有して噴射ノズル41が複数配置され、環状部40は、環状部40の周方向に連続したもの、又は、環状部40の周方向の一部が欠損したものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
スクリューとスクリーンの間を搬送しながら被脱水物を脱水するスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法であって、
噴射ノズルを複数配置した環状部を有した移動体を前記スクリーンの一方側の端部から他方側の端部、前記スクリーンの他方側の端部から一方側の端部に交互に移動させて、複数の前記噴射ノズルから流体を噴射させて、前記スクリーンの開口部の目詰まりを除去するものであり、
前記スクリーンと対向する前記環状部の内周の略全体に亘って間隔を有して前記噴射ノズルが複数配置され、
前記環状部は、前記環状部の周方向に連続したもの、又は、前記環状部の周方向の一部が欠損したものである
ことを特徴とするスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
環状部の流体の入口は一つで、前記入口で流入した液体は、二方向へ分流する
ことを特徴とする請求項1記載のスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法。
【請求項3】
ケーシング内のスクリューとスクリーンの間を搬送しながら被脱水物を脱水するスクリュー式脱水機であって、
前記スクリーンの外側に位置し、噴射ノズルを複数配置した環状部を有した移動体と、
この移動体を前記スクリーンの長手方向へ移動させる移動手段とを備え、
前記スクリーンと対向する前記環状部の内周の略全体に亘って間隔を有して前記噴射ノズルが配置され、
前記環状部は、前記環状部の周方向に連続したもの、又は、前記環状部の周方向の一部が欠損したものであり、
複数の前記噴射ノズルから流体を噴射させて、前記スクリーンの開口部の目詰まりを除去するものである
ことを特徴とするスクリュー式脱水機。
【請求項4】
移動体は複数の環状部を有し、
複数の前記環状部は接続体で接続されている
ことを特徴とする請求項3記載のスクリュー式脱水機。
【請求項5】
移動手段は、進退するロッドを有し、
このロッドの長手方向は、スクリーンの長手方向に平行であり、
移動体は複数の環状部を有し、
複数の前記環状部の内、両側に第1、第2の環状部が位置し、
伸びた前記ロッドにより、前記第1の環状部が前記スクリーンの一方側の端部に、
縮んだ前記ロッドにより、前記第2の環状部が前記スクリーンの他方側の端部に、それぞれ位置し、
前記ロッドが前記移動体に接続されている
ことを特徴とする請求項3記載のスクリュー式脱水機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法及びスクリュー式脱水機に係り、特に、スクリーンの外周の略全体に亘ってスクリーンの開口部の目詰まりを除去することができるクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法及びスクリュー式脱水機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スクリーンの目詰まりを除去する洗浄装置を備えたスクリュー脱水機がある(例えば、特許文献参照)。
このスクリュー脱水機は、ケーシング(5)内のスクリーン(3)の上方に温水ノズル(20)、スクリーン(5)の下方に洗浄ノズル(18)をそれぞれ設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-243242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記スクリュー脱水機にあっては、スクリーン(3)の上方及び下方を除く側面には、洗浄ノズル(18)、温水ノズル(20)がなく、スクリーンの目詰まりの除去が不十分であるという問題点が生じた。
【0005】
本発明は、前記問題点を考慮したなされたスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法及びスクリュー式脱水機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載のスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法は、スクリューとスクリーンの間を搬送しながら被脱水物を脱水するスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法であって、噴射ノズルを複数配置した環状部を有した移動体を前記スクリーンの一方側の端部から他方側の端部、前記スクリーンの他方側の端部から一方側の端部に交互に移動させて、複数の前記噴射ノズルから流体を噴射させて、前記スクリーンの開口部の目詰まりを除去するものであり、前記スクリーンと対向する前記環状部の内周の略全体に亘って間隔を有して前記噴射ノズルが複数配置され、前記環状部は、前記環状部の周方向に連続したもの、又は、前記環状部の周方向の一部が欠損したものである。
【0007】
また、請求項2記載のスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法は、請求項1記載のスクリュー式脱水機のスクリーンの洗浄方法において、環状部の流体の入口は一つで、前記入口で流入した液体は、二方向へ分流するものである。
【0008】
また、請求項3記載のスクリュー式脱水機は、ケーシング内のスクリューとスクリーンの間を搬送しながら被脱水物を脱水するスクリュー式脱水機であって、前記スクリーンの外側に位置し、噴射ノズルを複数配置した環状部を有した移動体と、この移動体を前記スクリーンの長手方向へ移動させる移動手段とを備え、前記スクリーンと対向する前記環状部の内周の略全体に亘って間隔を有して前記噴射ノズルが配置され、前記環状部は、前記環状部の周方向に連続したもの、又は、前記環状部の周方向の一部が欠損したものであり、複数の前記噴射ノズルから流体を噴射させて、前記スクリーンの開口部の目詰まりを除去するものである。
【0009】
また、請求項4記載のスクリュー式脱水機は、請求項3記載のスクリュー式脱水機において、移動体は複数の環状部を有し、複数の前記環状部は接続体で接続されているものである。
【0010】
また、請求項5記載のスクリュー式脱水機は、請求項3記載のスクリュー式脱水機において、移動手段は、進退するロッドを有し、このロッドの長手方向は、スクリーンの長手方向に平行であり、移動体は複数の環状部を有し、複数の前記環状部の内、両側に第1、第2の環状部が位置し、伸びた前記ロッドにより、前記第1の環状部が前記スクリーンの一方側の端部に、縮んだ前記ロッドにより、前記第2の環状部が前記スクリーンの他方側の端部に、それぞれ位置し、前記ロッドが前記移動体に接続されているものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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