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公開番号2024057624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2021089604
出願日2021-05-27
発明の名称芝草用の植物成長調整剤および芝草の成長調整方法
出願人ディスカバリー、パーチェイサー、コーポレイション,Discovery Purchaser Corporation
代理人個人,個人
主分類A01N 43/40 20060101AFI20240418BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】芝草用の植物成長調整剤およびそれを用いた芝草の成長調整方法を提供する。
【解決手段】式(I)で表される化合物またはその農園芸上許容可能な塩を含有する芝草用の植物成長調整剤およびそれを用いた芝草の成長調整方法を提供する。
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(式中、Rは、2,6-ジククロロフェニルまたは2,3,5,6-テトラフルオロ-4-メトキシフェニルを表し、nは、1を表す。)
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下式(I)で表される化合物またはその農園芸上許容可能な塩を含有する、芝草用の植物成長調整剤。
TIFF
2024057624000010.tif
54
136
(式中、
Rは、2,6-ジククロロフェニルまたは2,3,5,6-テトラフルオロ-4-メトキシフェニルを表し、
nは、1を表す。)
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
芝草の成長を促進するための、請求項1に記載の植物成長調整剤。
【請求項3】
芝草における芽数を増加させるための、請求項1に記載の植物成長調整剤。
【請求項4】
前記芝草がベントグラス類である、請求項1に記載の植物成長調整剤。
【請求項5】
Rが2,6-ジククロロフェニルを表す、請求項1~4のいずれか一項に記載の植物成長調整剤。
【請求項6】
下式(I)で表される化合物またはその農園芸上許容可能な塩の有効量を、芝草またはその所在区画に施用する工程を含んでなる、芝草の成長調整方法。
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2024057624000011.tif
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136
(式中、
Rは、2,6-ジククロロフェニルまたは2,3,5,6-テトラフルオロ-4-メトキシフェニルを表し、
nは、1を表す。)
【請求項7】
芝草の成長を促進する方法である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
芝草における芽数を増加させる方法である、請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
前記芝草の成長レベルを指標として式(I)で表される化合物またはそれらの農園芸上許容可能な塩の有効量を決定する工程を含んでなる、請求項6~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記芝草の成長レベルを指標として式(I)で表される化合物またはそれらの農園芸上許容可能な塩の施用時期を決定する工程を含んでなる、請求項6~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、芝草用の植物成長調整剤および芝草の成長調整方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
農業分野において、植物の成長を制御することは生産性向上のために重要な技術である。現在では植物の成長調節を目的とした様々な種類の植物成長調整剤が実用化され、植物成長調整剤は作物の収量や生産物の品質向上に貢献している。植物成長調整剤の中には植物の任意の組織の生育を促進するものと抑制するものの双方が含まれ、例えば、発根促進剤、着果促進剤、果実肥大促進剤、果樹の摘果剤、果実着色促進剤、矮化剤、除草剤等が植物成長調整剤に含まれる。
【0003】
一方で、フルオピコリド、フルオピラムまたはフルオピモミド等の2-ピリジルアルキルベンズアミド誘導体は、従来より、さまざまな植物を損傷する植物病原性真菌、細菌または線虫等に対して優れた活性を示す農園芸剤として知られている。例えば、特許文献1および特許文献2は、フルオピコリドおよびフルオピラムをはじめとする2-ピリジルアルキルベンズアミド誘導体を殺真菌剤として使用しうることを開示しており、特許文献3は、フルオピモミドを殺真菌または殺細菌剤として使用しうることを開示している。このような2-ピリジルアルキルベンズアミド誘導体を含有する殺真菌剤は一般的に、畑地、水田、果樹園、ゴルフ場、公園等に施用され、施用のためにそのまま散布または水に希釈して散布し、使用することが可能である。
【0004】
しかしながら、上述のような2-ピリジルアルキルベンズアミド誘導体が植物を成長させる効果、とりわけ芝草における芽数の増加を有することについては何ら報告されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
WO99/42447号公報
WO2004/016088公報
CN102086173公報
【開示の概要】
【0006】
本開示者らは、今般、鋭意検討の結果、特定の構造を有する2-ピリジルアルキルベンズアミド誘導体またはそれらの農園芸上許容可能な塩が、芝生(芝生に使用される草)に対する優れた成長調整効果を有することを見出した。本開示はこれらの知見に基づくものである。
【0007】
したがって、本開示は、芝草用の植物成長調整剤およびそれを用いた芝草の成長調整方法を提供することを一つの目的としている。
【0008】
本開示の一つの態様によれば、式(I)で表される化合物またはそれらの農園芸上許容可能な塩を含有する、芝草用の植物成長調整剤が提供される。
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2024057624000002.tif
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(式中、
Rは、2,6-ジククロロフェニルまたは2,3,5,6-テトラフルオロ-4-メトキシフェニルを表し、
nは1を表す。)
【0009】
また、本開示の別の態様によれば、上記式(I)で表される化合物またはその農園芸上許容可能な塩の有効量を、芝草またはその所在区画に施用する工程を含んでなる、芝草の成長調整方法が提供される。
【0010】
本開示によれば、式(I)で表される化合物またはそれらの農園芸上許容可能な塩を用いて、芝草の成長を調整ないし促進することができる。本開示の化合物またはそれらの農園芸上許容可能な塩は、芝草における芽数を促進する上で特に有利に利用することができる。また、本開示の化合物またはそれらの農園芸上許容可能な塩は、殺菌効果も有することから、芝生を損傷する菌を殺菌しつつ、芝生の成長を促進する上で特に有利に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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