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公開番号2024057403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164112
出願日2022-10-12
発明の名称物品投入システム及び物品処理システム
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B65G 47/68 20060101AFI20240417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ソータのレーン数に依存せずに物品投入量を増やせる物品投入システムを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る物品投入システムは、複数の供給レーン、複数の投入レーン、及び調整部を備える。前記複数の供給レーンは、第1の所定数より多い第2の所定数であり、物品ソータシステムの第1の所定数のソータレーンに向けて、物品を供給する。前記複数の投入レーンは、前記第1の所定数であり、前記第2の所定数の供給レーンからの物品を前記第1の所定数のソータレーンへ投入する。前記調整部は、前記第2の所定数の供給レーンから前記第1の所定数の投入レーンへの物品の供給を調整する。前記第1の所定数は、2以上である。また、前記第2の所定数は、前記第1の所定数の倍数を除く自然数である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
物品ソータシステムの第1の所定数のソータレーンに向けて、物品を供給する前記第1の所定数より多い第2の所定数の供給レーンと、
前記第2の所定数の供給レーンからの物品を前記第1の所定数のソータレーンへ投入する前記第1の所定数の投入レーンと、
前記第2の所定数の供給レーンから前記第1の所定数の投入レーンへの物品の供給を調整する調整部と、
を備え、
前記第1の所定数は、2以上であり、
前記第2の所定数は、前記第1の所定数の倍数を除く自然数である物品投入システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1の所定数のソータレーンは、第1及び第2のソータレーンを含み、
前記第1の所定数の投入レーンは、第1及び第2の投入レーンを含み、
前記第2の所定数の供給レーンは、第1、第2、及び第3の供給レーンを含む、請求項1の物品投入システム。
【請求項3】
前記調整部は、
前記第1の供給レーンからの物品を前記第1の投入レーンへ送る第1の合流部と、
前記第2の供給レーンからの物品を前記第2の投入レーンへ送る第2の合流部と、
前記第3の供給レーンからの物品を前記第1及び第2の投入レーンの何れかに分岐させる分岐部と、
を備える請求項2の物品投入システム。
【請求項4】
前記第1の投入レーンは、前記第3の供給レーンからの物品の投入タイミングを調整する第1の分岐後バッファを備え、上流の前記第1の分岐後バッファから下流に向けて物品を搬送し、
前記第2の投入レーンは、前記第3の供給レーンからの物品の投入タイミングを調整する第2の分岐後バッファを備え、上流の前記第2の分岐後バッファから下流に向けて物品を搬送する、請求項3の物品投入システム。
【請求項5】
前記分岐部は、前記第3の供給レーンの物品を前記第1及び第2の分岐後バッファの何れかに向けて振分け、
前記第1の合流部は、前記第1の供給レーンの物品を前記第1の分岐後バッファの下流へ合流させ、
前記第2の合流部は、前記第1の供給レーンの物品を前記第2の分岐後バッファの下流へ合流させる、請求項4の物品投入システム。
【請求項6】
前記第1の所定数のソータレーンのトレイの通過検知に基づく同期信号を受信するインタフェースと、
前記同期信号に基づき、前記第1、第2、及び第3の供給レーンの何れかに物品を供給させる制御部と、
を備える請求項3の物品投入システム。
【請求項7】
前記インタフェースは、前記第1の所定数のソータレーンのトレイにより搬送される物品の検知結果を受信し、
前記制御部は、前記同期信号及び前記検知結果に基づき、前記第1、第2、及び第3の供給レーンの何れかにて物品を供給させる請求項6の物品投入システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記同期信号に基づき、単位時間あたりの前記第1及び第3の供給レーンからの物品の投入数と、前記第2及び第3の供給レーンからの物品の投入数を同一に制御する、請求項6の物品投入システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記同期信号に基づき、単位時間あたり、前記第1の供給レーンから二つの物品及び前記第3の供給レーンから一つの物品を投入させ、前記第2の供給レーンから二つの物品及び前記第3の供給レーンから一つの物品を投入させる、請求項6の物品投入システム。
【請求項10】
物品ソータシステム及び物品投入システムを備える物品処理システムにおいて、
前記物品ソータシステムは、
第1の所定数のソータレーンを備え、
前記物品投入システムは、
前記第1の所定数のソータレーンに向けて、物品を供給する前記第1の所定数より多い第2の所定数の供給レーンと、
前記第2の所定数の供給レーンからの物品を前記第1の所定数のソータレーンへ投入する前記第1の所定数の投入レーンと、
前記第2の所定数の供給レーンから前記第1の所定数の投入レーンへの物品の供給を調整する調整部と、
を備え、
前記第1の所定数は、2以上であり、
前記第2の所定数は、前記第1の所定数の倍数を除く自然数である物品処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、物品投入システム及び物品処理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
荷物又は紙葉類等の物品のソートを自動化するための物品処理システムが普及している。例えば、物品処理システムは、主搬送レーン及び循環搬送レーンを備え、主搬送レーンにより搬送される物品の画像を読み取り、画像に含まれる宛先情報を認識し、宛先認識結果に応じたソート先を指定する。さらに、物品処理システムは、主搬送レーンから循環搬送レーンへ物品を送り込み、物品の宛先認識結果に応じて、循環搬送レーンにより循環搬送される物品を指定ソート先へ搬送する。
【0003】
循環搬送レーンは、複数のトレイを循環搬送し、主搬送レーンは、循環搬送される各トレイに向けて各物品を送り出す。トレイは、指定ソート先に対応する位置に到達するタイミングで、収容された物品を指定ソート先へ向けて排出する。
【0004】
物品処理システムには高スループット及び省スペース性が求められる。これらを両立する技術に、2個のトレイを並列配置したデュアルソータシステムが知られている。デュアルソータシステムは、比較的低い搬送速度で高スループットを実現できることから、コスト、エネルギー効率、及び騒音などの面で優位である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-254650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
デュアルソータシステムでは、高スループットを実現する上で、内外のレーンごとに物品が投入される。デュアルソータシステムにおいて、物品投入量を増やそうとした場合に、2の倍数で投入者(または投入機構)を増やすことが考えられる。通常、投入者の作業効率は4,000PPH程度が上限であり、投入スループットはその倍数でしか増やせない。そのため、例えばソータのスループットが1レーン5,500PPH(2×5,500=11,000)の場合、本来は3名の投入者(3×4,000=12,000)で十分なのに、各レーン2名ずつ配置する必要があり、1名分の作業工数が過剰になってしまう。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、ソータのレーン数に依存せずに物品投入量を増やせる物品投入システム及び物品処理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る物品投入システムは、複数の供給レーン、複数の投入レーン、及び調整部を備える。前記複数の供給レーンは、第1の所定数より多い第2の所定数であり、物品ソータシステムの第1の所定数のソータレーンに向けて、物品を供給する。前記複数の投入レーンは、前記第1の所定数であり、前記第2の所定数の供給レーンからの物品を前記第1の所定数のソータレーンへ投入する。前記調整部は、前記第2の所定数の供給レーンから前記第1の所定数の投入レーンへの物品の供給を調整する。前記第1の所定数は、2以上である。また、前記第2の所定数は、前記第1の所定数の倍数を除く自然数である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る物品処理システムの概略構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る物品処理システムにおける物品投入システム及び物品ソータシステムの接続部分の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る物品投入システムの分岐部及びその周辺の拡大図である。
図4は、実施形態に係る物品投入システムの分岐部及びその周辺の拡大図である。
図5は、実施形態に係る物品投入システムの分岐部及びその周辺の拡大図である。
図6は、実施形態に係る物品処理システムの制御ブロック図である。
図7は、実施形態に係るトレイ状態管理リストの一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る物品ソータシステムのソータシステム制御部による動作制御の一例を示すフローチャートである。
図9は、実施形態に係る物品投入システムの投入システム制御部による動作制御の一例を示すフローチャートである。
図10は、実施形態に係るソータ同期信号の振り分け基準の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る物品投入システムにおける3つの供給レーンの接続部分の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して各実施形態について説明する。
[構成]
図1は、実施形態に係る物品処理システムの概略構成の一例を示す図である。図2は、実施形態に係る物品処理システムにおける物品投入システム及び物品ソータシステムの接続部分の一例を示す図である。図3乃至図5は、実施形態に係る物品投入システムの分岐部及びその周辺の拡大図である。図6は、実施形態に係る物品処理システムの制御ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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