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公開番号2024056789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024016358,2019182097
出願日2024-02-06,2019-10-02
発明の名称光学ガラス、光学ガラスを用いた光学素子、光学系、交換レンズ、光学装置、及び光学ガラスの製造方法
出願人光ガラス株式会社
代理人弁理士法人湘洋特許事務所
主分類C03C 3/062 20060101AFI20240416BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】高分散で異常分散ΔPg,Fが小さい光学ガラスを提供する。
【解決手段】質量%で、SiO2成分:17~35%、B2O3成分:0~13%、ZrO2成分:0~10%、Nb2O5成分:34~52%、Na2O成分:0~10%、MgO成分:0超~10%、Li2O成分:0超~10%、WO3成分:0~3%、であり、質量%基準で、MgOに対するSiO2の比(SiO2/MgO)が、5~27.5である、光学ガラスを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
質量%で、
SiO

成分:17~35%、




成分:0~13%、
ZrO

成分:0~10%、
Nb



成分:34~52%、
Na

O成分:0~10%、
MgO成分:0超~10%、
Li

O成分:0超~10%、
WO

成分:0~3%、
であり、
質量%基準で、
MgOに対するSiO

の比(SiO

/MgO)が、5~27.5である、
光学ガラス。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
質量%で、
Ta



成分:0~6%、
ZnO成分:0~8%、
BaO成分:0~3%、
Al



成分:0~2%、


O成分:0~7%、
TiO

成分:0~10%、
Sb



成分:0~1%、
である、
請求項1に記載の光学ガラス。
【請求項3】
Ta



成分を実質的に含有しない、
請求項1又は2に記載の光学ガラス。
【請求項4】
d線に対する屈折率(n

)が、1.71~1.90である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の光学ガラス。
【請求項5】
アッベ数(ν

)が、24~34である、
請求項1~4のいずれか一項に記載の光学ガラス。
【請求項6】
異常分散性を示す値(ΔP
g,F
)が、0.0100以下である、
請求項1~5のいずれか一項に記載の光学ガラス。
【請求項7】
部分分散比(P
g,F
)が、0.613以下である、
請求項1~6のいずれか一項に記載の光学ガラス。
【請求項8】
比重(S

)が、3.75以下である、
請求項1~7のいずれか一項に記載の光学ガラス。
【請求項9】
ガラス転移温度(T

)が、560℃以下である、
請求項1~8のいずれか一項に記載の光学ガラス。
【請求項10】
前記光学ガラスの原料50gを1340~1400℃の温度で加熱したときの前記原料が融解するまでの時間が、15分未満である、
請求項1~9のいずれか一項に記載の光学ガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学ガラス、これを用いた光学素子、光学系、交換レンズ、光学装置、及び光学ガラスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
カメラ等の光学装置に用いられる光学素子に使用可能な光学ガラスとして、例えば、特許文献1には、SiO

-B



-Nb



系の光学ガラスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-169157号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の第一の態様は、質量%で、SiO

成分:17~35%、B



成分:0~13%、ZrO

成分:0~10%、Nb



成分:34~52%、Na

O成分:0~10%、MgO成分:0超~10%、Li

O成分:0超~10%、WO

成分:0~3%、であり、質量%基準で、MgOに対するSiO

の比(SiO

/MgO)が、5~27.5である、光学ガラスである。
【0005】
本発明の第二の態様は、上述した光学ガラスを用いた光学素子である。
【0006】
本発明の第三の態様は、上述した光学素子を含む光学系である。
【0007】
本発明の第四の態様は、上述した光学系を備える交換レンズである。
【0008】
本発明の第五の態様は、上述した光学系を備える光学装置である。
【0009】
本発明の第六の態様は、上述した光学ガラスの原料を1340~1400℃で加熱する工程を少なくとも含み、かつ、光学ガラスの原料50gを1340~1400℃の温度で加熱したときの原料50gが融解するまでの時間が、15分未満である、光学ガラスの製造方法である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る光学ガラスを用いた光学素子を備える撮像装置の斜視図である。
図2は、本実施形態に係る光学ガラスを用いた光学素子を備える撮像装置の他の例の正面図である。
図3は、図2の撮像装置の背面図である。
図4は、本実施形態に係る光学ガラスを用いた光学素子を備える多光子顕微鏡の構成の例を示すブロック図である。
図5は、本実施例の光学ガラスの部分分散比(P
g,F
)とアッベ数(ν

)の関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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