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公開番号2024056669
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2023176351
出願日2023-10-11
発明の名称組立式装飾パネル装置
出願人第一ビニール株式会社
代理人個人
主分類E04H 17/16 20060101AFI20240416BHJP(建築物)
要約【課題】素人でも簡易に組み立てることができ、又、比較的安価な組立式装飾パネル装置を提供する。
【解決手段】矩形板状の装飾パネル2と、これを保持する保持部材3が装着される支柱5を備える。装飾パネル2は、四隅の三角形板部6に、三角形の各辺と平行する係合突条部10aを有する。保持部材3はガイド突条部9を有する。保持部材3には、三角形板部6を上下方向で挿入させ得る、上端開放収容溝部12と下端開放収容溝部15を有する。これらの収容溝部の溝内側面部17,17に、溝底面部16と所要距離をおいて、ガイド突条部51を縦方向に有する。三角形端部6をこれらの収容溝部に収容した状態で、ガイド突条部9とガイド突条部51とが係合し、三角形板部6がこれらの収容溝部から抜け出さない。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
矩形板状を呈する装飾パネルと、該装飾パネルを保持する保持部材が装着される支柱4とを備えており、
前記装飾パネルは、その四隅の直角三角形板状を呈する三角形板部の夫々において、その表裏の面部の双方又は何れか一方の面部に、該三角形板部の三角形の各辺に沿う、突条部又は条溝としての第1の線状係合部が設けられており、
前記保持部材には、前記三角形板部を上から下に向けて挿入させ得る上端が開放された上端開放収容溝部、及び/又は、前記三角形板状部を下から上に向けて挿入させ得る下端が開放された下端開放収容溝部が設けられており、
該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、前記支柱の延長方向である縦方向の溝底面部の左右両側で、所要間隔を置いて溝内側面部が設けられ、又、該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、該縦方向と、これと直交する横方向に開放されており、
該溝内側面部に、前記溝底面部と前記横方向に所要距離を置いて、前記第1の線状係合部と側面部相互で当接状態に係合し得る第2の線状係合部が前記縦方向に設けられており、
前記三角形板部を前記第1の線状係合部、前記第2の線状係合部に挿入させることにより、前記第1の線状係合部と前記第2の線状係合部との側面部相互が当接状態に係合することによって、前記三角形板状部が前記収容溝部の前記横方向の開放端から抜け出す方向の移動が阻止されることを特徴とする組立式装飾パネル装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
矩形板状を呈する装飾パネルと、該装飾パネルを保持する保持部材が装着される支柱部材とを備えており、
前記装飾パネルは、その四隅の直角三角形板状を呈する三角形板部の夫々において、その表裏の面部に、該三角形板部の三角形の各辺に沿う係合突条部が突設されており、
前記保持部材には、前記三角形板部を上から下に向けて挿入させ得る上端が開放された上端開放収容溝部、及び/又は、前記三角形板部6を下から上に向けて挿入させ得る下端が開放された下端開放収容溝部が設けられており、
該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、前記支柱の延長方向である縦方向の溝底面部の左右両側で、所要間隔を置いて溝内側面部が設けられ、該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、該縦方向と、これと直交する横方向に開放されており、
該溝内側面部に、前記溝底面部と前記横方向に所要距離を置いて、ガイド突条部が前記縦方向で設けられており、該溝底面部と該ガイド突条部との間に縦ガイド溝部が設けられており、
前記係合突条部を前記縦ガイド溝部に、その一端からその他端に向けて挿入させることによって前記三角形板部を前記収容溝部に収容させた状態で、前記係合突条部と前記ガイド突条部との側面部相互が当接状態に係合することによって、前記三角形板部が前記収容溝部の前記横方向の開放端から抜け出す方向の移動が阻止されることを特徴とする組立式装飾パネル装置。
【請求項3】
上下に配置される前記装飾パネルの辺相互を当接した状態とし、且つ、前記装飾パネルの辺と前記支柱の側面とを当接した状態とするように、前記装飾パネルの四隅部分の直角を挟むに2辺に、前記保持部材の厚み部分を逃す逃がし段部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の組立式装飾パネル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅の庭等に設置される組立式装飾パネル装置に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
装飾パネルを枠体に装着して組み立てるエクステリア用の組立式装飾パネル装置が特許文献1、2で提供されているが、これらの組立式装飾パネル装置における、装飾パネルの枠体に対する取り付け構造は、多くの金具を使用するものであり、又、枠体に対する装飾パネルの取り付けはビス固定の手段や、ボルト・ナットの締結手段を用いる楔式構造の連結金具を用いるもの等であり、構造が複雑であった。そのため、該装置は高額であったばかりか、枠体に対する装飾パネルの取り付け構造が複雑であったことから、素人が簡易に組み立て得るものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-170412号公報
特開2011-55843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、支柱部材に対する装飾パネルの取り付け構造を簡素化して比較的安価に提供でき、しかも、支柱部材に対する装飾パネルの取り付け作業を素人であっても簡易に行うことのできる組立式装飾パネル装置の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る組立式装飾パネル装置の第1の態様は、矩形板状を呈する装飾パネルと、該装飾パネルを保持する保持部材が装着される支柱4とを備えている。前記装飾パネルは、その四隅の直角三角形板状を呈する三角形板部の夫々において、その表裏の面部の双方又は何れか一方の面部に、該三角形板部の三角形の各辺に沿う、突条部又は条溝としての第1の線状係合部が設けられている。前記保持部材には、前記三角形板部を上から下に向けて挿入させ得る上端が開放された上端開放収容溝部、及び/又は、前記三角形板状部を下から上に向けて挿入させ得る下端が開放された下端開放収容溝部が設けられている。該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、前記支柱の延長方向である縦方向の溝底面部の左右両側で、所要間隔を置いて溝内側面部が設けられ、又、該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、該縦方向と、これと直交する横方向に開放されている。該溝内側面部に、前記溝底面部と前記横方向に所要距離を置いて、前記第1の線状係合部と側面部相互で当接状態に係合し得る第2の線状係合部が前記縦方向に設けられている。そして、前記三角形板部を前記第1の線状係合部、前記第2の線状係合部に挿入させることにより、前記第1の線状係合部と前記第2の線状係合部との側面部相互が当接状態に係合することによって、前記三角形板状部が前記収容溝部の前記横方向の開放端から抜け出す方向の移動が阻止されることを特徴とするものである。
【0006】
本発明に係る組立式装飾パネル装置の第2の態様は、矩形板状を呈する装飾パネルと、該装飾パネルを保持する保持部材が装着される支柱部材とを備えている。前記装飾パネルは、その四隅の直角三角形板状を呈する三角形板部の夫々において、その表裏の面部に、該三角形板部の三角形の各辺に沿う係合突条部が突設されている。前記保持部材には、前記三角形板部を上から下に向けて挿入させ得る上端が開放された上端開放収容溝部、及び/又は、前記三角形板部6を下から上に向けて挿入させ得る下端が開放された下端開放収容溝部が設けられている。該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、前記支柱部材の延長方向である縦方向の溝底面部の左右両側で、所要間隔を置いて溝内側面部が設けられ、該上端開放収容溝部と該下端開放収容溝部は、共に、該縦方向と、これと直交する横方向に開放されていつ。該溝内側面部に、前記溝底面部と前記横方向に所要距離を置いて、ガイド突条部が前記縦方向で設けられており、該溝底面部と該ガイド突条部との間に縦ガイド溝部が設けられている。前記係合突条部を前記縦ガイド溝部に、その一端からその他端に向けて挿入させることによって前記三角形板部を前記収容溝部に収容させた状態で、前記係合突条部と前記ガイド突条部との側面部相互が当接状態に係合することによって、前記三角形板部が前記収容溝部の前記横方向の開放端から抜け出す方向の移動が阻止されることを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係る組立式装飾パネル装置の第3の態様は、前記第1の態様又は前記第2の態様において、上下に配置される前記装飾パネルの辺相互を当接した状態とし、且つ、前記装飾パネルの辺と前記支柱の側面とを当接した状態とするように、前記装飾パネルの四隅部分の直角を挟むに2辺に、前記保持部材の厚み部分を逃す逃がし段部が設けられていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る組立式装飾パネル装置は、支柱部材に対する装飾パネルの取り付けを簡易な挿入方式で行うことができるという構成上の簡素化が図られているため、比較的安価に提供できる。又、支柱部材に対する装飾パネルの取り付けを簡易な挿入方式で行うことができるため、素人であっても装置の組み立てを容易に行うことができる。又、該装飾パネルは多様なデザインに構成でき、しかも該装飾パネルの組み合わせは自在であることから、構成された装飾パネル装置のデザインの多様化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る組立式装飾パネル装置を示す正面図である。
装飾パネルの一例を示す正面図である。
装飾パネルの他の例を示す正面図である。
保持部材の基本構成を第5の保持部材を例にとって説明する斜視図である。
保持部材の基本構成を第5の保持部材を例にとって説明する断面図である。
その保持部材における、第1の線状係合部と第2の線状係合部との係合作用を説明する説明図である。
その保持部材の上端開放収容溝部と下端開放収容溝部に、装飾パネルの隅の三角形板部を挿入させて第1の線状係合部と第2の線状係合部とを係合状態とする作用説明図である。
その保持部材の上端開放収容溝部と下端開放収容溝部に、装飾パネルの隅の三角形板部を挿入させた状態を示す側面図である。
隣り合う支柱間に形成された装飾パネル配置区画部を示す正面図である。
装飾パネルの四隅に設けられている第1の線状係合部を説明する説明図である。
第1の保持部材の構成とその使用状態を示す側面図である。
その斜視図である。
その断面図である。
第2の保持部材の構成とその使用状態を示す側面図である。
その斜視図である。
その断面図である。
第3の保持部材の構成とその使用状態を示す側面図である。
その斜視図である。
その断面図である。
第4の保持部材の構成とその使用状態を示す側面図である。
その斜視図である。
その断面図である。
第6の保持部材の構成とその使用状態を示す側面図である。
その斜視図である。
その断面図である。
本発明に係る組立式装飾パネル装置の使用態様の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0010】
図1~4において本発明に係る組立式装飾パネル装置1は、住宅の庭等に設置されるエクステリア用のものであり、矩形板状を呈する装飾パネル2と、該装飾パネル2を保持する保持部材3が装着される支柱5とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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