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公開番号2024058047
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165160
出願日2022-10-14
発明の名称自立ガラス手摺
出願人株式会社安藤・間
代理人個人,個人,個人
主分類E04F 11/18 20060101AFI20240418BHJP(建築物)
要約【課題】デザイン性に優れ、後施工による設置が容易な自立ガラス手摺を提供する。
【解決手段】手摺10の延長方向に沿って所定間隔で高さ調整されて床面上に設置されたベース部材30、各ベース部材30上に掛け渡されるように、手摺10の延長方向に沿って敷設されたガラス支持フレーム20、ガラス支持フレーム20内に下端部が固定保持された単位幅からなるガラス板11が、手摺の延長分だけ互いの端部を突き合わせて建て込まれてなるガラス面部、手摺の延長方向に沿って設置され、ガラス支持フレーム20とガラス面部の足元部を覆うカバーパネル40、ガラス面部の上端面に取り付けられた笠木50、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
手摺の延長方向に沿って所定間隔で高さ調整されて床面上に設置されたベース部材と、
前記各ベース部材上に掛け渡されるように、前記手摺の延長方向に沿って敷設されたガラス支持部材と、
前記ガラス支持部材内に下端部が固定保持された単位幅からなるガラス板が、前記手摺の延長分だけ互いの端部を突き合わせて建て込まれてなるガラス面部と、
前記手摺の延長方向に沿って設置され、前記ガラス支持部材と前記ガラス面部の足元部を覆うカバー部材と、
前記ガラス面部の上端面に取り付けられた笠木と、
を備えたことを特徴とする自立ガラス手摺。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記ガラス支持部材は、断面が略U字形状の溝部が形成され、前記溝部内に前記ガラス板の下端部を固定保持して前記ガラス板を自立させた請求項1に記載の自立ガラス手摺。
【請求項3】
前記ガラス板は、前記溝部の底面上に敷設された台座ブロック上に載置されるとともに、前記溝部内に位置する下端両側部が樹脂接着剤で固定保持された請求項1または請求項2に記載の自立ガラス手摺。
【請求項4】
前記カバー部材は、正面視して前記ガラス板側から両側の床面に向けて広がるテーパ部を有する請求項1に記載の自立ガラス手摺。
【請求項5】
前記笠木は、前記ガラス板の上端面を覆う幅を有する金属製帯板である請求項1に記載の自立ガラス手摺。
【請求項6】
前記ガラス部材は、強化合わせガラスからなる請求項1に記載の自立ガラス手摺。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は自立ガラス手摺に係り、デザイン性に優れ、後施工による設置が容易に行える自立ガラス手摺に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物のバルコニーや、建物内部の吹き抜け空間に面してガラス手摺を設置する場合、所定間隔で床面の縁に立設された支柱に設けられた支持部材にガラス板端を支持させる取付構造が採用されている(特許文献1)。
【0003】
ガラス板が支柱に設けられた支持部材で支持されるガラス手摺は、金属製の支柱や支持部材が所定間隔で配置されるため、視界が遮られたり、ガラス手摺としてのデザイン性が劣る場合がある。そこで、デザイン性を重視し、支柱や支持部材を無くした自立ガラス手摺も提案されている。
【0004】
自立ガラス手摺では、たとえばガラス板の下端を挟んで自立保持可能な基部金物が用いられる。この基部金物をコンクリート床面等にあらかじめ設けた凹部や切欠部内にアンカー部材等を用いて固定保持させるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-123980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した自立ガラス手摺では、基部金物にガラス板が取り付けられた後に、凹部や切欠部内の基部金物の回りの空間をモルタル充填によって塞ぐ等の作業が必要となり、床部分の施工が煩雑になる。また、あらかじめコンクリート床面に凹部や切欠部を形成しておくため、ガラス手摺を設置する位置の自由度が制限されていた。
【0007】
そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、床工事が終わった後、任意の配置による設置が可能で、デザイン性に優れ、また足元の安全性が確保された自立ガラス手摺を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の自立ガラス手摺は、手摺の延長方向に沿って所定間隔で高さ調整されて床面上に設置されたベース部材と、前記各ベース部材上に掛け渡されるように、前記手摺の延長方向に沿って敷設されたガラス支持部材と、前記ガラス支持部材内に下端部が固定保持された単位幅からなるガラス板が、前記手摺の延長分だけ互いの端部を突き合わせて建て込まれてなるガラス面部と、前記手摺の延長方向に沿って設置され、前記ガラス支持部材と前記ガラス面部の足元部を覆うカバー部材と、前記ガラス面部の上端面に取り付けられた笠木と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
前記ガラス支持部材は、断面が略U字形状の溝部が形成され、前記溝部内に前記ガラス板の下端部を固定保持して前記ガラス板を自立させることが好ましい。
【0010】
前記ガラス板は、前記溝部の底面上に敷設された台座ブロック上に載置されるとともに、前記溝部内に位置する下端両側部が樹脂接着剤で固定保持されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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