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公開番号2024054471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160698
出願日2022-10-05
発明の名称縦枠連結構造
出願人YKK AP株式会社
代理人個人
主分類E04B 2/96 20060101AFI20240410BHJP(建築物)
要約【課題】縦枠が連結材により方立に連結される縦枠連結構造の耐風圧性と施工性を向上させる。
【解決手段】縦枠7は、室内外方向Tに沿って配置されて、連結材40と連結する連結部7Eを有している。方立20は、室内外方向Tに沿って配置されて、連結材40が連結される被連結部25を有している。連結材40は、縦枠7の長手方向に沿って配置されて、第1固定具32により連結部7Eに固定された第1固定部43と、方立20の長手方向に沿って配置されて、第2固定具33により被連結部25に固定された第2固定部44を有している。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
縦枠が連結材により方立に連結された縦枠連結構造であって、
前記縦枠は、室内外方向に沿って配置されて、前記連結材と連結する連結部を有し、
前記方立は、室内外方向に沿って配置されて、前記連結材が連結される被連結部を有し、
前記連結材は、前記縦枠の長手方向に沿って配置されて、第1固定具により前記連結部に固定された第1固定部と、前記方立の長手方向に沿って配置されて、第2固定具により前記被連結部に固定された第2固定部と、を有する縦枠連結構造。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
請求項1に記載された縦枠連結構造において、
前記縦枠は、枠開口を形成する枠体を仕切る縦材であり、
前記第1固定部は、第1挿通孔を有するとともに、前記連結部の前記枠開口側に配置され、
前記第2固定部は、第2挿通孔を有するとともに、前記被連結部の前記枠開口側に配置され、
前記第1固定具は、前記第1挿通孔を前記枠開口側から挿通した状態で前記連結部に固定されることで、前記第1固定部を前記連結部に連結し、
前記第2固定具は、前記第2挿通孔を前記枠開口側から挿通した状態で前記被連結部に固定されることで、前記第2固定部を前記被連結部に連結する縦枠連結構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された縦枠連結構造において、
前記縦枠は、前記縦枠の長手方向に延びる溝部を有し、
前記連結材は、前記溝部の内部に嵌って前記溝部に係合する係合部を有する縦枠連結構造。
【請求項4】
請求項1又は2に記載された縦枠連結構造において、
前記方立は、前記方立の長手方向に延びる段部を有し、
前記連結材は、前記段部に当接して前記段部に沿って配置される当接部を有する縦枠連結構造。
【請求項5】
請求項1又は2に記載された縦枠連結構造において、
前記縦枠は、前記連結材と前記方立の間に挟み込まれる挟込部を有する縦枠連結構造。
【請求項6】
請求項1又は2に記載された縦枠連結構造において、
前記連結材に装着されて、前記連結材、前記第1固定具、及び、前記第2固定具を覆うカバーを備えた縦枠連結構造。
【請求項7】
請求項6に記載された縦枠連結構造において、
前記カバーは、前記方立の側面部と面一に配置された縦枠連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縦枠が連結材により方立に連結された縦枠連結構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
左右方向の連窓(横連窓)では、窓部が左右方向に並べて設置されて、窓部の縦枠が方立に連結される。縦枠は、連結材により方立に連結されて、連結材を介して、方立に保持される。また、このような縦枠連結構造に関し、従来、連結材である支持部材を用いて、FIX窓の縦枠を方立に連結するサッシ連結構造が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来のサッシ連結構造では、縦枠用の固定具により支持部材を縦枠に取り付けた後に、方立用の固定具により支持部材を方立に取り付ける。ところが、縦枠に風圧が作用したときに、縦枠用の固定具は、縦枠の室内側の見付け部及び支持部材の室外側の部分から、固定具の軸方向の力を受ける。このように、縦枠用の固定具は、風圧に伴う力を縦枠から引き抜かれる方向(引き抜き方向)の力として受ける。そのため、従来のサッシ連結構造では、風圧に伴う力をより安定して受ける観点から改良の余地がある。また、縦枠用の固定具により支持部材を縦枠に先に取り付ける必要があり、施工現場で縦枠用の固定具及び支持部材の調整を行うのが難しい等、施工に手間が掛かる虞もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5144140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、縦枠が連結材により方立に連結される縦枠連結構造の耐風圧性と施工性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
縦枠が連結材により方立に連結された縦枠連結構造であって、
前記縦枠は、室内外方向に沿って配置されて、前記連結材と連結する連結部を有し、
前記方立は、室内外方向に沿って配置されて、前記連結材が連結される被連結部を有し、
前記連結材は、前記縦枠の長手方向に沿って配置されて、第1固定具により前記連結部に固定された第1固定部と、前記方立の長手方向に沿って配置されて、第2固定具により前記被連結部に固定された第2固定部と、を有する縦枠連結構造である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、縦枠が連結材により方立に連結される縦枠連結構造の耐風圧性と施工性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の連窓を示す正面図である。
本実施形態の連窓を示す縦断面図である。
本実施形態の連窓を示す横断面図である。
本実施形態の縦枠連結構造を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の縦枠連結構造の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の縦枠連結構造は、縦枠が連結材により方立に連結される縦枠の方立への連結構造である。縦枠は、枠体に設けられて、枠体の一部を構成する。以下では、2つ以上の窓部が左右方向に並ぶ連窓(横連窓)を例にとり、縦枠連結構造について説明する。従って、縦枠は、窓部の枠体の縦枠であり、縦枠連結構造は、連窓に設けられる。連窓、窓部、及び、縦枠連結構造は、建物の外壁に設置されて、建物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に配置される。
【0010】
図1は、本実施形態の連窓1を示す正面図であり、建物10に設置された連窓1を室内側からみて示している。図2は、本実施形態の連窓1を示す縦断面図であり、図3は、本実施形態の連窓1を示す横断面図である。図2、図3では、連窓1及び窓部2が設置された建物10の一部を示している。
図示のように、建物10は、外壁11に形成された開口(建物開口12)を備えている。連窓1は、建物開口12に設置されて、建物開口12を塞ぐ。
(【0011】以降は省略されています)

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