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公開番号2024054611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160942
出願日2022-10-05
発明の名称連結構造
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類E04B 1/58 20060101AFI20240410BHJP(建築物)
要約【課題】簡易な構造で2本の横材を柱に連結する。
【解決手段】第1取付孔10h、第1貫通孔31h、及び第1柱貫通孔41hと、第3柱貫通孔43hとを貫通するように配置された第1ボルトB1により、柱40と第1横材10とが連結されている。第2取付孔20h、第2貫通孔32h、及び第2柱貫通孔42hを貫通すると共に、柱40の内部で第1ボルトB1と干渉しないように、第2ボルトB2が配置されている。第2貫通孔32hには雌ねじ32sが形成され、第2取付孔20hを貫通した第2ボルトB2の雄ねじ部B2sが第2貫通孔32hに螺合されることにより、連結ブラケット30を介して柱40と第2横材20とが連結されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に沿って延在する四角筒状の柱と、水平方向に沿って延在する第1横材及び第2横材とを連結ブラケットを用いて連結する連結構造であって、
前記柱は、4つの側面のそれぞれを構成する板状部分である、第1面部、第2面部、第3面部、及び、第4面部を有し、
前記第1面部と前記第3面部とが、互いに対向する位置において平行状に配置され、
前記第2面部と前記第4面部とが、互いに対向する位置において平行状に配置され、
前記第1面部に、当該第1面部を貫通する第1柱貫通孔が形成され、
前記第3面部における前記第1柱貫通孔に対向する位置に、当該第3面部を貫通する第3柱貫通孔が形成され、
前記第2面部における前記第1柱貫通孔と同じ高さに、当該第2面部を貫通する第2柱貫通孔が形成され、
水平方向及び前記第1面部に沿う方向を第1方向とし、水平方向及び前記第2面部に沿う方向を第2方向として、
前記第1横材は、第1取付孔が形成された第1取付部を備えると共に、前記第1方向に沿って延在するように配置され、
前記第2横材は、第2取付孔が形成された第2取付部を備えると共に、前記第1横材と同じ高さにおいて前記第2方向に沿って延在するように配置され、
前記連結ブラケットは、前記第1面部の外側面に当接するように配置される第1板状部と、前記第1板状部と直交すると共に前記第1板状部と一体的に構成され、前記第2面部の外側面に当接するように配置される第2板状部と、を備え、
前記第1板状部に第1貫通孔が形成され、
前記第2板状部に第2貫通孔が形成され、
前記第1取付孔、前記第1貫通孔、及び前記第1柱貫通孔と、前記第3柱貫通孔とを貫通するように配置された第1ボルトにより、前記柱と前記第1横材とが連結され、
前記第2取付孔、前記第2貫通孔、及び前記第2柱貫通孔を貫通すると共に、前記柱の内部で前記第1ボルトと干渉しないように、第2ボルトが配置され、
前記第2貫通孔には雌ねじが形成され、前記第2取付孔を貫通した前記第2ボルトの雄ねじ部が前記第2貫通孔に螺合されることにより、前記連結ブラケットを介して前記柱と前記第2横材とが連結されている、連結構造。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記第1貫通孔、前記第1柱貫通孔、前記第2柱貫通孔、及び、前記第3柱貫通孔は、いずれも前記第1ボルトの雄ねじ部よりも大径であり、
前記第1ボルトにおける前記第1面部又は前記第3面部から前記柱の外部へ突出した部分に、雌ねじを有する固定部材が螺合され、
前記第1ボルトと前記固定部材とにより、前記柱と前記第1横材と前記連結ブラケットとが互いに固定されている、請求項1に記載の連結構造。
【請求項3】
前記連結ブラケットは、第3板状部を備え、
前記第3板状部は、前記第2板状部と直交すると共に前記第2板状部と一体的に構成され、前記第3面部の外側面に当接するように配置され、
前記固定部材は、前記第3板状部である、請求項2に記載の連結構造。
【請求項4】
前記第1取付部は、前記第1横材の延在方向の端部において板状に形成された部分であり、
板状の前記第1取付部が、前記第1板状部における前記柱の側とは反対側の面に当接するように配置され、
前記第2取付部は、前記第2横材の延在方向の端部において板状に形成された部分であり、
板状の前記第2取付部が、前記第2板状部における前記柱の側とは反対側の面に当接するように配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、上下方向に沿って延在する四角筒状の柱と、水平方向に沿って延在する第1横材及び第2横材とを連結ブラケットを用いて連結する連結構造に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特開2009-297147号公報(特許文献1)には、互いに異なる方向に延在するパイプを連結する構造が開示されている。以下、背景技術の説明において括弧内に示された符号は、特許文献1のものである。
【0003】
特許文献1には、上下方向に沿って延在する支柱パイプ(1a)に対して、水平方向に沿って延在する2本の横行パイプ(1b)を連結する技術が開示されている。特許文献1に開示された技術では、一対のジョイント(2,3)を支柱パイプ(1a)に取り付けると共に、当該一対のジョイント(2,3)に対して2本の横行パイプ(1b)を連結することにより、1本の支柱パイプ(1a)と2本の横行パイプ(1b)とを連結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-297147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された構成では、第1のジョイント(2)と第2のジョイント(3)との一対のジョイントが用いられている。そして、それら一対のジョイント(2,3)は、互いに結合されることにより、1本の支柱パイプ(1a)と2本の横行パイプ(1b)とのそれぞれが挿入される部分を形成する複雑な構造となっている。
【0006】
上記実状に鑑みて、簡易な構造で2本の横材を柱に連結することが可能な連結構造の実現が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上下方向に沿って延在する四角筒状の柱と、水平方向に沿って延在する第1横材及び第2横材とを連結ブラケットを用いて連結する連結構造であって、
前記柱は、4つの側面のそれぞれを構成する板状部分である、第1面部、第2面部、第3面部、及び、第4面部を有し、
前記第1面部と前記第3面部とが、互いに対向する位置において平行状に配置され、
前記第2面部と前記第4面部とが、互いに対向する位置において平行状に配置され、
前記第1面部に、当該第1面部を貫通する第1柱貫通孔が形成され、
前記第3面部における前記第1柱貫通孔に対向する位置に、当該第3面部を貫通する第3柱貫通孔が形成され、
前記第2面部における前記第1柱貫通孔と同じ高さに、当該第2面部を貫通する第2柱貫通孔が形成され、
水平方向及び前記第1面部に沿う方向を第1方向とし、水平方向及び前記第2面部に沿う方向を第2方向として、
前記第1横材は、第1取付孔が形成された第1取付部を備えると共に、前記第1方向に沿って延在するように配置され、
前記第2横材は、第2取付孔が形成された第2取付部を備えると共に、前記第1横材と同じ高さにおいて前記第2方向に沿って延在するように配置され、
前記連結ブラケットは、前記第1面部の外側面に当接するように配置される第1板状部と、前記第1板状部と直交すると共に前記第1板状部と一体的に構成され、前記第2面部の外側面に当接するように配置される第2板状部と、を備え、
前記第1板状部に第1貫通孔が形成され、
前記第2板状部に第2貫通孔が形成され、
前記第1取付孔、前記第1貫通孔、及び前記第1柱貫通孔と、前記第3柱貫通孔とを貫通するように配置された第1ボルトにより、前記柱と前記第1横材とが連結され、
前記第2取付孔、前記第2貫通孔、及び前記第2柱貫通孔を貫通すると共に、前記柱の内部で前記第1ボルトと干渉しないように、第2ボルトが配置され、
前記第2貫通孔には雌ねじが形成され、前記第2取付孔を貫通した前記第2ボルトの雄ねじ部が前記第2貫通孔に螺合されることにより、前記連結ブラケットを介して前記柱と前記第2横材とが連結されている。
【0008】
本構成によれば、連結ブラケットは、第1板状部と第2板状部とが一体的に形成されて成る簡易な構造となっている。また、第1板状部と第2板状部との双方が柱の外側面に当接することにより、第1ボルトによる柱に対する1箇所(第1板状部)の固定だけで連結ブラケット全体を安定的に柱に取り付けることができる。そして、第1横材と柱との間に第1板状部を挟んだ状態で第1ボルトによって第1横材を柱に連結することができる。また、第2ボルトによって第2横材を第2板状部に対して連結することで、連結ブラケットを介して第2横材を柱に連結することができる。さらに、本構成によれば、第1ボルトと第2ボルトとは同じ高さに配置されつつも柱の内部で干渉しないようになっているため、第1ボルトと第2ボルトとを適切に柱に対して配置することが可能となっている。
【0009】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
物品搬送設備の1階走行フロア及び2階走行フロアを示す平面図
手すりの連結構造を示す斜視図
手すりの連結構造を示す断面図
第2実施形態に係る手すりの連結構造を示す断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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