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公開番号2024058291
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165561
出願日2022-10-14
発明の名称建築物
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04B 7/04 20060101AFI20240418BHJP(建築物)
要約【課題】施工し易い建築物を提供する。
【解決手段】建築物は、第1骨組部材10と、第2骨組部材20と、連結部材30とを備える。連結部材30は、固定部31と、支持部32とを有する。支持部32は、第2骨組部材20が仮置きされる仮置部35と、締結部材が通る第1貫通孔37とを有する。第2骨組部材20は、骨組部材本体20Aと、支持部32に結合される結合部23とを備える。結合部23は、結合本体部23Aと、仮置部35に係合する係合部24と、第2貫通孔25とを有する。結合部23は、係合部24が仮置部35に係合された状態で、第1貫通孔37と第2貫通孔25とを通る締結部材によって、連結部材30の支持部32に結合される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1骨組部材と、前記第1骨組部材に結合される第2骨組部材と、前記第1骨組部材と前記第2骨組部材とを連結する連結部材とを備える、建築物であって、
前記連結部材は、前記第1骨組部材の側面に固定される固定部と、前記固定部から延びて前記第2骨組部材を支持する支持部とを有し、前記支持部は、前記第2骨組部材が仮置きされる仮置部と、締結部材が通る第1貫通孔とを有し、
前記第2骨組部材は、骨組部材本体と、前記骨組部材本体の側部に設けられて前記支持部に結合される結合部とを備え、
前記結合部は、結合本体部と、前記結合本体部に設けられて前記仮置部に係合する係合部と、前記結合本体部に設けられて前記締結部材が通る第2貫通孔とを有し、
前記結合部は、前記係合部が前記仮置部に係合された状態で、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とを通る前記締結部材によって、前記支持部に結合される、
建築物。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記係合部は、前記結合本体部から斜め下方に延びる突出部を有し、
前記仮置部は、前記突出部が挿通する挿通部を有する、
請求項1に記載の建築物。
【請求項3】
前記突出部は、前記結合本体部と別の部材によって構成され、または、前記結合本体部と一体に構成される、
請求項2に記載の建築物。
【請求項4】
前記突出部には、前記突出部が前記挿通部から抜けることを抑制する爪部が設けられる、
請求項2に記載の建築物。
【請求項5】
前記係合部は、前記結合本体部に設けられる係合貫通孔を有し、
前記仮置部は、前記支持部から斜め上方に延びて前記係合貫通孔に挿通する係合突出部を有する、
請求項1に記載の建築物。
【請求項6】
前記仮置部は、前記支持部の上端部に設けられる第1仮置部を含み、
前記係合部は、前記第1仮置部に掛けられるフックとして構成される、
請求項1に記載の建築物。
【請求項7】
前記支持部は、前記固定部から斜め下方に延びるように構成され、
前記支持部の前記仮置部は、前記第1仮置部と、前記第2骨組部材の斜め下方への移動を止める第2仮置部とを有する、
請求項6に記載の建築物。
【請求項8】
前記第2骨組部材の前記第2貫通孔は、前記第2骨組部材の前記係合部が前記連結部材の前記仮置部に係合した状態で、前記連結部材の前記第1貫通孔と重なるように構成される、
請求項1~7のいずれか一項に記載の建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は建築物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、片持梁が建築物本体に取り付けられる構造が開示されている。特許文献1に記載の技術では、片持梁の取付面が建築物本体の被取付面に取り付けられる。片持梁の取付面には、仮置用係合部が設けられる。建築物本体の被取付面には、仮置用被係合部が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平04-258428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、建築物の骨組部材の接続において、骨組部材の端面が使用されない場合がある。このような場合において、骨組部材の接続構造に関して改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する建築物は、第1骨組部材と、前記第1骨組部材に結合される第2骨組部材と、前記第1骨組部材と前記第2骨組部材とを連結する連結部材とを備える建築物であって、前記連結部材は、前記第1骨組部材の側面に固定される固定部と、前記固定部から延びて前記第2骨組部材を支持する支持部とを有し、前記支持部は、前記第2骨組部材が仮置きされる仮置部と、締結部材が通る第1貫通孔とを有し、前記第2骨組部材は、骨組部材本体と、前記骨組部材本体の側部に設けられて前記支持部に結合される結合部とを備え、前記結合部は、結合本体部と、前記結合本体部に設けられて前記仮置部に係合する係合部と、前記結合本体部に設けられて前記締結部材が通る第2貫通孔とを有し、前記結合部は、前記係合部が前記仮置部に係合された状態で、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とを通る前記締結部材によって、前記支持部に結合される。この構成によれば、第2骨組部材の骨組部材本体の側部と連結部材とが結合される部分において、第2骨組部材を第1骨組部材に仮置きできる。
【0006】
(2)上記(1)の建築物において、前記係合部は、前記結合本体部から斜め下方に延びる突出部を有し、前記仮置部は、前記突出部が挿通する挿通部を有する。この構成によれば、下方に延びた突出部が挿通部に引っ掛かるため、仮置状態を安定させることができる。
【0007】
(3)上記(2)の建築物において、前記突出部は、前記結合本体部と別の部材によって構成され、または、前記結合本体部と一体に構成される。この構成によれば、突出部を結合本体部と別の部材によって形成でき、または、結合本体部と突出部とを一体に形成できる。
【0008】
(4)上記(2)または(3)に記載の建築物において、前記突出部には、前記突出部が前記挿通部から抜けることを抑制する爪部が設けられる。この構成によれば、爪部が挿通部に引っ掛かるため、第2骨組部材の落下を抑制できる。
【0009】
(5)上記(1)の建築物において、前記係合部は、前記結合本体部に設けられる係合貫通孔を有し、前記仮置部は、前記支持部から斜め上方に延びて前記係合貫通孔に挿通する係合突出部を有する。この構成によれば、結合本体部の係合貫通孔が支持部から上方に延びた突出部に引っ掛かるため、仮置状態を安定させることができる。
【0010】
(6)上記(1)の建築物において、前記仮置部は、前記支持部の上端部に設けられる第1仮置部を含み、前記係合部は、前記第1仮置部に掛けられるフックとして構成される。この構成によれば、突出部を挿通部に挿通するといった作業がないため、第2骨組部材を支持部に簡単に仮置きできる。
(【0011】以降は省略されています)

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