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公開番号2024056020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024034286,2019231967
出願日2024-03-06,2019-12-23
発明の名称照明評価システム、照明評価方法及びプログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類G01J 1/00 20060101AFI20240412BHJP(測定;試験)
要約【課題】対象空間を照明する照明設備の評価の簡略化を図ることができる、照明評価システム、照明評価方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】照明評価システム10は、移動体2と、計測部11と、評価部と、指向性変更部と、を備える。移動体2は、照明設備4によって照明される対象空間A1内を自律移動可能である。計測部11は、移動体2に搭載されている。計測部11は、照明設備4からの光を計測する。評価部は、計測部11が対象空間A1の特定位置にあるときの、位置情報及び計測部11の計測結果に基づいて、照明設備4の設置状況の評価を行う。位置情報は、特定位置と照明設備4との相対的な位置関係に関する情報である。指向性変更部は、計測部11の最大受光角を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
照明設備によって照明される対象空間内を自律移動可能な移動体と、
前記移動体に搭載されており前記照明設備からの光を計測する計測部と、
前記計測部が前記対象空間の特定位置にあるときの、前記特定位置と前記照明設備との相対的な位置関係に関する位置情報及び前記計測部の計測結果に基づいて、前記照明設備の設置状況の評価を行う評価部と、
前記計測部の最大受光角を変更する指向性変更部と、を備える、
照明評価システム。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記移動体の基準方向に対する前記計測部の向きを変更する向き変更部を更に備える、
請求項1に記載の照明評価システム。
【請求項3】
前記移動体の基準点に対する前記計測部の相対的な位置を変更する位置変更部を更に備える、
請求項1又は2に記載の照明評価システム。
【請求項4】
前記設置状況は、前記照明設備の向きを含む、
請求項1~3のいずれか1項に記載の照明評価システム。
【請求項5】
前記特定位置を複数含む特定範囲についての前記計測部の計測結果の分布を推定する分布推定部を更に備える、
請求項1~4のいずれか1項に記載の照明評価システム。
【請求項6】
前記位置情報及び前記計測部の計測結果を前記移動体の位置の推定に用いる位置推定部を更に備える、
請求項1~5のいずれか1項に記載の照明評価システム。
【請求項7】
前記照明設備は複数の発光部を有しており、
前記評価部は、前記複数の発光部の各々について前記設置状況の評価を行う、
請求項1~6のいずれか1項に記載の照明評価システム。
【請求項8】
前記計測部が前記対象空間の特定位置にあるときの、前記位置情報と前記計測部の計測結果とを対応付けたデータセットを出力する出力部を更に備える、
請求項1~7のいずれか1項に記載の照明評価システム。
【請求項9】
前記評価部の評価結果に基づいて前記照明設備の向きと位置との少なくとも一方の調整を行う調整部を更に備える、
請求項1~8のいずれか1項に記載の照明評価システム。
【請求項10】
照明設備によって照明される対象空間内を自律移動可能な移動体に搭載された計測部にて前記照明設備からの光を計測する計測処理と、
前記計測部が前記対象空間の特定位置にあるときの、前記特定位置と前記照明設備との相対的な位置関係に関する位置情報及び前記計測処理の計測結果に基づいて、前記照明設備の設置状況の評価を行う評価処理と、
前記計測部の最大受光角を変更する指向性変更処理と、を有する、
照明評価方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に照明評価システム、照明評価方法及びプログラムに関し、より詳細には、対象空間を照明する照明設備の評価を行うための照明評価システム、照明評価方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アリーナの照明設備(照明器具)の姿勢制御を行うシステム(アリーナ照明姿勢制御システム)が記載されている。特許文献1に記載のシステムでは、アリーナの天井面及びその下部に配設され、照射方向を変更可能な駆動部を備えた照射方向可変照明設備に関して、主操作制御装置の制御に基づいて照射方向を制御する。主操作制御装置は、照射方向データにより照明設備の照射方向を制御する。
【0003】
照射方向データは、照明照度設計支援システムがシミュレーションを行って照明設計演算データを作成し、この照明設計演算データを希望する明りを得るための照射方向データに変換して得られる。これにより、照明設備は、照明照度設計支援システムによる照明照度設計で照明を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-135270
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ただし、上述したようなシミュレーションに基づく照射方向データにより照明設備の照射方向を制御した場合、実際に対象空間(アリーナ内)の照度を測定すると、シミュレーション結果からのずれが生じていることがある。そこで、上述のようなシステムで照明設備の姿勢制御がなされる場合でも、実際に対象空間の各位置での照度を人が計測し、かつシミュレーション結果からのずれが生じていれば、照明設備の向きを修正する、といった作業が必要になる。
【0006】
本開示は上記事由に鑑みてなされており、対象空間を照明する照明設備の評価の簡略化を図ることができる、照明評価システム、照明評価方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る照明評価システムは、移動体と、計測部と、評価部と、指向性変更部と、を備える。前記移動体は、照明設備によって照明される対象空間内を自律移動可能である。前記計測部は、前記移動体に搭載されている。前記計測部は、前記照明設備からの光を計測する。前記評価部は、前記計測部が前記対象空間の特定位置にあるときの、位置情報及び前記計測部の計測結果に基づいて、前記照明設備の設置状況の評価を行う。前記位置情報は、前記特定位置と前記照明設備との相対的な位置関係に関する情報である。前記指向性変更部は、前記計測部の最大受光角を変更する。
【0008】
本開示の一態様に係る照明評価方法は、計測処理と、評価処理と、指向性変更処理と、を有する。前記計測処理は、照明設備によって照明される対象空間内を自律移動可能な移動体に搭載された計測部にて前記照明設備からの光を計測する処理である。前記評価処理は、前記計測部が前記対象空間の特定位置にあるときの、位置情報及び前記計測処理の計測結果に基づいて、前記照明設備の設置状況の評価を行う処理である。前記位置情報は、前記特定位置と前記照明設備との相対的な位置関係に関する情報である。前記指向性変更処理は、前記計測部の最大受光角を変更する。
【0009】
本開示の一態様に係るプログラムは、前記照明評価方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、対象空間を照明する照明設備の評価の簡略化を図ることができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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