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公開番号2024055764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2023129931
出願日2023-08-09
発明の名称画素定義層の製造方法
出願人ドク サン ネオルクス カンパニー リミテッド
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H10K 71/00 20230101AFI20240411BHJP()
要約【課題】光学密度の高い着色パターンを電極基板上に実現して色が鮮明なだけでなく、ディスプレイ信頼性及び寿命を高めるための画素定義層の製造方法、およびその画素定義層を含む有機発光表示装置を提供する。
【解決手段】顔料の平均粒度サイズが100nm以下である着色剤を含む感光性組成物を塗布及びコーティング;プリベーク;露光;現像;及び後熱処理;する段階を含む画素定義層製造方法であって、後熱処理段階以降に塗膜の光学密度が0.8/μm~2.0/μmであり、3.0nm以下の粗度を満足し、残渣がない画素定義層の製造方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
顔料の平均粒度サイズが100nm以下である着色剤を含む感光性組成物を塗布及びコーティング;プリベーク;露光;現像;及び後熱処理;する段階を含む画素定義層製造方法であって、後熱処理段階以降に塗膜の光学密度が0.8/μm~2.0/μmであり、3.0nm以下の粗度を満足し、残渣がないことを特徴とする画素定義層の製造方法。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記後熱処理段階のオーブン温度が210~300℃であることを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項3】
前記後熱処理段階のオーブン温度が250~270℃であることを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項4】
前記後熱処理段階が30分ないし120分間行われることを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項5】
前記後熱処理段階が60分ないし120分間行われることを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項6】
前記後熱処理以後、塗膜の光学密度が0.9/μm~1.5/μmであることを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項7】
前記後熱処理以後、塗膜の粗度が2.5nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項8】
前記感光性組成物が着色剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項9】
前記着色剤は無機染料、有機染料、無機顔料及び有機顔料のうち1つ以上を含むことを特徴とする請求項8に記載の画素定義層の製造方法。
【請求項10】
前記着色剤が感光性組成物総量に対して1ないし40重量%で含まれることを特徴とする請求項1に記載の画素定義層の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感光性組成物を利用して発光表示装置の画素定義層を製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
平板表示装置には液晶表示装置(LCD:Liquid crystal display device)、有機発光表示装置(OLED:Organic light emitting display device)などが広く使われている。このうち、有機発光表示装置は低電力消費と速い応答速度、そして高色再現率、高輝度及び広い視野角などの長所を有している。
【0003】
前記有機発光表示装置の場合、外光が入射されてパネルから反射される光を遮断するために偏光フィルムを使用するが、前記偏光フィルムをフレキシブルデバイスに適用するには曲げ特性の不足により適していないという短所がある。
【0004】
前記問題点を解決するための方法として、カラーフィルタとブラックマトリックスだけでなく上部基板に光の遮断のための無機膜を形成する方法などが提案されている。しかしながら、前記方法は所望のレベルの反射防止効果を得るに限界があり、偏光フィルムを代替するための方法を具体的に提示していない。
【0005】
一方、着色パターンが赤色、緑色、青色のカラーフィルタとして液晶ディスプレイだけでなく有機発光ディスプレイにおいても使われている。
【0006】
前記着色パターンの製造の時、着色剤として色々な種類の有機顔料だけでなくカーボンブラック及び無機顔料が使用され、これらが分散されている顔料分散液が他の組成物と混合されてパターンを形成する。
【0007】
このようなパターンは外部から透過された光または下部から反射される光を遮断するために光学密度(Optical density)が高いほど視認性に優れ、このように形成された画素により作られた有機発光ディスプレイはより鮮明な色を実現することができる。しかしながら、着色パターンに使われる無機顔料の粒子が大きいほどパターンの残渣、低い光学密度、高い粗度(roughness)により視認性が低下し、輝度信頼性低下の原因となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記従来技術の問題点を解決するために、本発明の一具現例は、無機顔料のサイズを調節してパターン成膜時にパターンの残渣を減らすとともに、高い光学密度及び低い粗度を有する有機発光ディスプレイを実現することにより、色が鮮明なだけでなくディスプレイ信頼性及び寿命を高めるためのものである。
【0009】
また他の一具現例は、前記方法で製造された画素定義層を含む有機発光表示装置を提供するためのものである。
【0010】
また他の一具現例は、前記有機発光表示装置を含む電子装置を提供するためのものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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