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公開番号2024056612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2023125128
出願日2023-07-31
発明の名称半導体装置およびその製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H10B 43/50 20230101AFI20240416BHJP()
要約【課題】コンタクト領域内にプラグを好適に形成可能な半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一の実施形態によれば、半導体装置は、第1方向に複数の第1絶縁膜と複数の電極層とを交互に含み、第1領域と第2領域とを含む積層膜を備える。前記装置はさらに、前記第1領域内に設けられ、前記複数の電極層との交差部分に複数のメモリセルが設けられた柱状部を備える。前記装置はさらに、前記第2領域内に設けられ、前記第1方向に延びる柱部を備える。前記装置はさらに、前記第2領域内において前記複数の電極層のうちの第1電極層上に設けられたプラグを備える。さらに、前記柱部の第1側面が、前記プラグの第2側面と対向している場合に、前記第2側面の形状は、前記第1側面の方向に凹型である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に複数の第1絶縁膜と複数の電極層とを交互に含み、第1領域と第2領域とを含む積層膜と、
前記第1領域内に設けられ、前記複数の電極層との交差部分に複数のメモリセルが設けられた柱状部と、
前記第2領域内に設けられ、前記第1方向に延びる柱部と、
前記第2領域内において前記複数の電極層のうちの第1電極層上に設けられたプラグとを備え、
前記柱部の第1側面が、前記プラグの第2側面と対向している場合に、前記第2側面の形状は、前記第1側面の方向に凹型である、半導体装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記プラグは、前記複数の電極層のうちの前記第1電極層より上方の電極層を前記第1方向に貫通し、
前記プラグと、前記複数の電極層のうちの前記第1電極層より上方の電極層のそれぞれと、の間に設けられた第2絶縁膜をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1側面は、前記第2絶縁膜を介して前記第2側面と対向している、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1方向において、前記第2絶縁膜の上端の位置は、前記柱部の上端の位置よりも高い、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1方向に垂直な断面における前記柱部の形状は、前記第1電極層の上面の上方で円形であり、かつ、前記第1電極層の上面の下方で円形である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記プラグは、前記柱部と接していない、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1領域内の前記柱状部は、第1半導体層を含み、前記第2領域内の前記柱部は、第2半導体層を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1領域内の前記柱状部は、前記第1半導体層を包囲する第3絶縁膜をさらに含み、前記第2領域内の前記柱部は、前記第2半導体層を包囲する第4絶縁膜をさらに含む、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2半導体層の材料は、前記第1半導体層の材料と同じであり、前記第4絶縁膜の材料は、前記第3絶縁膜の材料と同じである、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2領域内の前記柱部は、絶縁膜のみで形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
3次元半導体メモリのコンタクト領域内に柱部(梁部)とコンタクトプラグとを形成する場合、コンタクトプラグの形状に異常が生じるおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-057623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンタクト領域内にプラグを好適に形成可能な半導体装置およびその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態によれば、半導体装置は、第1方向に複数の第1絶縁膜と複数の電極層とを交互に含み、第1領域と第2領域とを含む積層膜を備える。前記装置はさらに、前記第1領域内に設けられ、前記複数の電極層との交差部分に複数のメモリセルが設けられた柱状部を備える。前記装置はさらに、前記第2領域内に設けられ、前記第1方向に延びる柱部を備える。前記装置はさらに、前記第2領域内において前記複数の電極層のうちの第1電極層上に設けられたプラグを備える。さらに、前記柱部の第1側面が、前記プラグの第2側面と対向している場合に、前記第2側面の形状は、前記第1側面の方向に凹型である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の半導体装置の構造を示す断面図である。
第1実施形態の第1変形例の半導体装置の構造を示す断面図である。
第1実施形態の柱状部5の構造を示す断面図である。
第1実施形態の柱部6の構造を示す断面図である。
第1実施形態のコンタクト領域R2の構造の一例を示す平面図および斜視図である。
第1実施形態のコンタクト領域R2の構造の別の例を示す平面図および斜視図である。
第1実施形態の第1比較例の半導体装置の構造を示す断面図である。
第1実施形態の第2比較例の半導体装置の構造を示す断面図である。
第1比較例のコンタクト領域R2の構造の一例を示す平面図および斜視図である。
第1比較例のコンタクト領域R2の構造の別の例を示す平面図および斜視図である。
第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(1/3)である。
第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(2/3)である。
第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(3/3)である。
第1比較例の半導体装置の製造方法を示す断面図(1/3)である。
第1比較例の半導体装置の製造方法を示す断面図(2/3)である。
第1比較例の半導体装置の製造方法を示す断面図(3/3)である。
第1変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(1/7)である。
第1変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(2/7)である。
第1変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(3/7)である。
第1変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(4/7)である。
第1変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(5/7)である。
第1変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(6/7)である。
第1変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(7/7)である。
第1実施形態の半導体装置の構造の種々の例を示す平面図(1/3)である。
第1実施形態の半導体装置の構造の種々の例を示す平面図(2/3)である。
第1実施形態の半導体装置の構造の種々の例を示す平面図(3/3)である。
第2実施形態の半導体装置の構造を示す断面図である。
第2実施形態の半導体装置の構造を示す平面図である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(1/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(2/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(3/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(4/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(5/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(6/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(7/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(8/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(9/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(10/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(11/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図(12/12)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す平面図(1/2)である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す平面図(2/2)である。
第2実施形態の第1~第3変形例の半導体装置の構造を示す平面図である。
第2実施形態の第1比較例の半導体装置の製造方法と、第2実施形態の第1変形例の半導体装置の製造方法とを説明するための平面図である。
第2実施形態の第4変形例の半導体装置の構造を示す断面図である。
第2実施形態の第5変形例の半導体装置の構造を示す断面図である。
第2実施形態の第5変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(1/2)である。
第2実施形態の第5変形例の半導体装置の製造方法を示す断面図(2/2)である。
第2実施形態の第5変形例の半導体装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1~図49において、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】
(第1実施形態)
(1)半導体装置の構造
図1は、第1実施形態の半導体装置の構造を示す断面図である。本実施形態の半導体装置は、例えば3次元半導体メモリを含む。
【0009】
本実施形態の半導体装置は、基板1と、層間絶縁膜2と、ソース層3と、積層膜4と、複数の柱状部5と、複数の柱部6と、複数の絶縁膜7と、複数のコンタクトプラグ8とを備える。絶縁膜7は、第2絶縁膜の例である。コンタクトプラグ8は、プラグの例である。図1は、複数の柱状部5のうちの1本と、複数の柱部6のうちの11本と、複数のコンタクトプラグ8のうちの12本とを例示している。
【0010】
積層膜4は、下部積層膜4aと、絶縁膜4bと、上部積層膜4cと、絶縁膜4dとを含む。下部積層膜4aおよび上部積層膜4cの各々は、複数の絶縁膜11と、複数の電極層12とを含む。絶縁膜11、4b、4dは、第1絶縁膜の例である。
(【0011】以降は省略されています)

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