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公開番号2024055568
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162605
出願日2022-10-07
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G01M 17/007 20060101AFI20240411BHJP(測定;試験)
要約【課題】ファンを回転させた際に生じる気流によって熱源の熱が別の構成部品に輸送されないようにすること。
【解決手段】熱源2と、熱源2を冷却するためのファン3と、ファン3を回転させた際に熱源2を空冷した後の空気の熱を受け取る位置に配置されたユニット4と、ファン3を制御する制御装置5と、を備える車両1において、制御装置5は、停車中に熱源2が暖機されている状態、かつユニット4の温度が所定値よりも高い状態であると判定された場合、ファン3をユニット4が熱源2よりも上流側に位置するような気流を発生させる方向に回転させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
熱源と、
前記熱源を冷却するためのファンと、
前記ファンを回転させた際に前記熱源を空冷した後の空気の熱を受け取る位置に配置されたユニットと、
前記ファンを制御する制御装置と、
を備える車両において、
前記制御装置は、停車中に前記熱源が暖機されている状態、かつ前記ユニットの温度が所定値よりも高い状態であると判定された場合、前記ファンを前記ユニットが前記熱源よりも上流側に位置するような気流を発生させる方向に回転させる
ことを特徴とする車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載されたラジエータファンやコンデンサファンなどのファンを回転させることにより、専用のファンを設けずに非接触充電システムを冷却することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-152709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、走行後の停車中にファンを回転させると、エンジンコンパートメント内は冷却されるものの、エンジンコンパートメントなどの熱源の熱を受け取った空気が車両の床下に流れ、床下に設置された非接触充電システムにその熱が輸送されてしまう。その結果、ファンの回転により生じた気流によって熱源の熱が非接触充電システムなどの熱源とは別の構成部品に伝わってしまい、その構成部品が高温になる虞がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ファンを回転させた際に生じる気流によって熱源の熱が別の構成部品に輸送されないようにすることができる車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、熱源と、前記熱源を冷却するためのファンと、前記ファンを回転させた際に前記熱源を空冷した後の空気の熱を受け取る位置に配置されたユニットと、前記ファンを制御する制御装置と、を備える車両において、前記制御装置は、停車中に前記熱源が暖機されている状態、かつ前記ユニットの温度が所定値よりも高い状態であると判定された場合、前記ファンを前記ユニットが前記熱源よりも上流側に位置するような気流を発生させる方向に回転させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、ファンを回転させた際に生じる気流によって熱源の熱が別の構成部品に輸送されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における車両を説明するための模式図である。
図2は、ファンを逆回転させた際の気流の経路を説明するための図である。
図3は、ファンの回転方向に応じたユニット温度の変化を説明するための図である。
図4は、冷却制御フローを示すフローチャート図である。
図5は、車両の変形例を説明するための模式図である。
図6は、車両の別の変形例を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における車両について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態における車両を説明するための模式図である。車両1は、エンジンなどの熱源2と、熱源2を冷却するためのファン3と、非接触充電器などのユニット4とを備えている。例えば、車両1はエンジンとバッテリとを搭載した車両であり、非接触充電器によりバッテリへの非接触充電を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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