TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162181
出願日2022-10-07
発明の名称車両の経路設定方法及び車両の経路設定装置
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G01C 21/36 20060101AFI20240411BHJP(測定;試験)
要約【課題】乗員及び周囲環境に対する危険度が軽減された場所へ車両を誘導する。
【解決手段】経路設定装置10は、車両の異常を検知し、異常が検知され車両の異常部品及び検知された異常から予想される車両の故障状態を特定し、車両の異常部品と検知された異常から予想される車両の故障状態とに関連付けられた車両の停車場所要件を所定の停車場所要件データベースから取得し、停車場所要件に基づいて車両の停車予定場所を決定して、停車予定場所までの車両の経路を設定する。車両の異常部品や検知された異常から予想される車両の故障状態に応じて設定された停車予定場所へ車両を誘導できるため、乗員及び周囲環境に対する危険度を軽減することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の異常を検知し、
異常が検知された上記車両の異常部品及び検知された異常から予想される上記車両の故障状態を特定し、
上記車両の異常部品と検知された異常から予想される上記車両の故障状態との少なくとも一方に関連付けられた上記車両の停車場所要件を所定の停車場所要件データベースから取得し、
上記停車場所要件に基づいて上記車両の停車予定場所を決定して、当該停車予定場所までの上記車両の経路を設定する、ことを特徴とする車両の経路設定方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
上記停車予定場所は、取得した上記停車場所要件を満たす位置を所定の地図データベースから取得した地図情報から探索して決定することを特徴とする請求項1に記載の車両の経路設定方法。
【請求項3】
上記停車場所要件には、予め優先順位が設定され、
上記停車予定場所は、優先順位の高いほうから上記停車場所要件を満たすように決定することを特徴とする請求項2に記載の車両の経路設定方法。
【請求項4】
上記車両の複数の異常部品及び検知された異常から予想される上記車両の複数の故障状態を特定した場合、
上記停車予定場所は、それぞれの異常部品またはそれぞれの故障状態に関連付けされた上記停車場所要件を統合した統合停車場所要件を満たす位置を上記地図情報から探索して決定することを特徴とする請求項3に記載の車両の経路設定方法。
【請求項5】
上記停車予定場所は、所定の環境情報データベースから取得した上記車両、上記停車予定場所及び上記停車予定場所までの経路周辺の環境情報を加味して決定することを特徴とする請求項4に記載の車両の経路設定方法。
【請求項6】
上記環境情報は、気象情報、日照情報、交通情報、人の混雑度のいずれかもしくは2つ以上の組み合わせであることを特徴とする請求項5に記載の車両の経路設定方法。
【請求項7】
上記停車場所要件に該当する車両の停車場所を決定できない場合、上記停車場所要件よりも条件が緩和された所定の緩和停車場所要件に基づいて上記停車予定場所を決定することを特徴とする請求項6に記載の車両の経路設定方法。
【請求項8】
上記車両の走行可能距離もしくは走行可能時間を算出し、
上記走行可能距離もしくは上記走行可能時間の範囲内で上記停車予定場所を決定することを特徴とする請求項7に記載の車両の経路設定方法。
【請求項9】
上記車両の異常部品または検知された異常から予想される上記車両の故障状態を上記車両が上記停車予定場所に到達するまでの間に再評価し、上記停車予定場所を再設定することが可能なことを特徴とする請求項8に記載の車両の経路設定方法。
【請求項10】
上記車両の異常、上記車両の異常部品、検知された異常から予想される上記車両の故障状態、上記走行可能距離及び上記走行可能時間は、上記車両の車両情報に基づいて評価されることを特徴とする請求項9に記載の車両の経路設定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の経路設定方法及び車両の経路設定装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、運転者の操作に応じて走行するマニュアル運転と、運転者による操作をアシストして走行するアシスト運転と、運転者の操作なしに走行する自動運転と、が可能な4輪自動車に搭載された演算システムが開示されている。
【0003】
この演算システムは、アシスト運転や自動運転をする場合の自動車の走行経路を生成する主演算装置と、走行中の自動車が予め設定した基準を満たす安全停車位置に停車するまで経路である安全経路を生成するバックアップ演算装置と、を有している。
【0004】
特許文献1の上記演算システムは、上記主演算装置の故障が検出された場合、車両がバックアップ演算装置で生成された安全経路に沿って車両を走行させることが可能となっている。
【0005】
この演算システムは、車外環境の情報に基づいて、走行中の自動車が予め設定した基準を満たす上記安全停車位置に停車するまでの安全経路を生成することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-142770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、この特許文献1においては、安全経路の上記安全停車位置が車両の故障種別に応じて設定されるものではなく、車両の故障種別によっては上記安全停車位置に車両が停止することでかえって乗員や周囲環境に危険をもたらす虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、車両の異常を検知し、異常が検知された上記車両の異常部品及び検知された異常から予想される上記車両の故障状態を特定し、上記車両の異常部品と検知された異常から予想される上記車両の故障状態との少なくとも一方に関連付けられた上記車両の停車場所要件を所定の停車場所要件データベースから取得し、上記停車場所要件に基づいて上記車両の停車予定場所を決定して、当該停車予定場所までの上記車両の経路を設定する、ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両の異常部品や検知された異常から予想される車両の故障状態に応じて設定された停車予定場所へ車両を誘導できるため、乗員及び周囲環境に対する危険度を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施例における車両の経路設定装置の機能ブロック図。
第1実施例の経路設定装置を搭載した車両の制御の流れを示すフローチャート。
第2実施例における車両の経路設定装置の機能ブロック図。
第2実施例の経路設定装置を搭載した車両の制御の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康状態検査材
18日前
株式会社CCT
表示装置
17日前
日本精機株式会社
センサユニット
9日前
株式会社SUBARU
車両
25日前
株式会社トプコン
測量装置
23日前
株式会社トプコン
測定装置
24日前
株式会社トプコン
測量装置
23日前
株式会社SUBARU
車両
25日前
ニデック株式会社
検出装置
24日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
株式会社チノー
放射温度計
10日前
個人
コンベックスルール用測定部品
16日前
本多電子株式会社
水中探知装置
24日前
株式会社XMAT
点検システム
25日前
トヨタ自動車株式会社
給水治具
15日前
株式会社テイエルブイ
処理装置
3日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
8日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
8日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
8日前
TDK株式会社
ガスセンサ
1日前
東将精工株式会社
測定器具補助具
17日前
中部電力株式会社
スミヤ濾紙
23日前
三菱マテリアル株式会社
温度センサ
15日前
株式会社ミツトヨ
光学式エンコーダ
18日前
東レエンジニアリング株式会社
衝撃試験機
18日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
9日前
古野電気株式会社
魚種識別システム及び方法
1か月前
東レ株式会社
センサー素子及びガスセンサー
22日前
株式会社ティアンドデイ
温度測定装置
15日前
ニシム電子工業株式会社
液位検出装置
9日前
日立建機株式会社
作業機械
22日前
太陽誘電株式会社
匂いセンサシステム
1日前
株式会社 システムスクエア
検査装置
17日前
住友金属鉱山株式会社
セレン評価方法
8日前
豊田合成株式会社
重量測定装置
15日前
住友金属鉱山株式会社
検査装置
8日前
続きを見る