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公開番号2024055224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161982
出願日2022-10-06
発明の名称仮固定用接着剤組成物
出願人積水フーラー株式会社
代理人個人
主分類C09J 175/16 20060101AFI20240411BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 本発明は、プレート状部材同士を剥離可能に積層させて積層体を形成することができ、積層状態のプレート状部材の円滑な加工を可能とする一方、プレート状部材の加工後においては、50℃以下の低温水によってプレート状部材同士を容易に剥離することができる仮固定用接着剤組成物を提供する。
【解決手段】 本発明の仮固定用接着剤組成物は、(メタ)アクリルアミド(A)と、多官能ウレタン(メタ)アクリレート(B)と、分子量が1000以下の水溶性可塑剤(C)とを含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
(メタ)アクリルアミド(A)と、多官能ウレタン(メタ)アクリレート(B)と、分子量が1000以下の水溶性可塑剤(C)とを含むことを特徴とする仮固定用接着剤組成物。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
単官能(メタ)アクリレート(D)を含むことを特徴とする請求項1に記載の仮固定用接着剤組成物。
【請求項3】
分子量が1000以下の水溶性可塑剤(C)の含有量は、モノマーの総量100質量部に対して10~20質量部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮固定用接着剤組成物。
【請求項4】
(メタ)アクリルアミド(A)は、式(1)で示される(メタ)アクリルアミドと、式(2)で示される(メタ)アクリルアミドとを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮固定用接着剤組成物。
TIFF
2024055224000010.tif
32
170
但し、式(1)中、R
1
及びR
2
は、それぞれ独立して水素原子又はアルキル基である。R
3
は、水素原子又はメチル基である。
TIFF
2024055224000011.tif
32
170
但し、式(2)中、R
4
及びR
5
は、それぞれ独立して水素原子又はアルキル基である。R
6
は、水素原子又はメチル基である。nは、繰り返し単位の数であって自然数である。
【請求項5】
(メタ)アクリルアミド(A)は、N,N-ジメチルアクリルアミドを含むことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の仮固定用接着剤組成物。
【請求項6】
多官能ウレタンアクリレート(B)は、その主鎖中にポリアルキレンオキサイド骨格を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮固定用接着剤組成物。
【請求項7】
分子量が1000以下の水溶性可塑剤(C)は、分子中にポリアルキレンオキサイド骨格を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮固定用接着剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮固定用接着剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ガラス、プリズム、レンズ、シリコンウエハ及び半導体実装部品などのプレート状部材は、1枚単独では強度が低いため、仮固定剤を用いて複数枚を積層して積層体とした上で加工することが行われている。
【0003】
プレート状部材を積層して積層体とするために、両面テープ、ワックス又はホットメルト接着剤などが用いられている。
【0004】
しかしながら、両面テープは、その厚みの制御が難しく、プレート状部材を精度よく積層して積層体を作製することができないため、プレート状部材の加工精度が低下するという問題点を有する。
【0005】
又、両面テープは、上述の通り、厚みの制御が難しいため、プレート状部材同士を強固に接着することができず、プレート状部材の加工時に剥離してしまうという問題点も有する。
【0006】
ホットメルト接着剤は、プレート状部材の積層時と積層状態のプレート状部材同士の剥離時に100℃以上の高温に加熱する必要があるため、プレート状部材が熱に弱い場合には用いることができないと共に、剥離後のプレート状部材に糊残りが生じるため、プレート状部材をアルカリ溶剤又は有機溶剤を用いて洗浄する必要があり、作業環境上も好ましくないという問題点を有している。
【0007】
そこで、特許文献1には、(A)分子の末端又は側鎖に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、分子量が500以上の(メタ)アクリレート、(B)多官能(メタ)アクリレート、(C)前記(A)、(B)以外の(メタ)アクリレート、(D)光重合開始剤を含有する組成物が開示されている。
【0008】
特許文献2には、水に可溶な複素環状2級アミン残基を有する(メタ)アクリルアミドの樹脂成分と、光重合開始剤と、必要に応じて水とを含んでなる接着硬化物が水に可溶な仮固定用紫外線硬化性接着剤組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2006-290957号公報
特開平6-116534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、特許文献1の組成物は、水との親和性が低いため、80℃以下の温水では積層状態のプレート状部材同士を剥離するには長時間を要すると共に、大判のプレート状部材には用いることができないという問題点を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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