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公開番号2024055124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161784
出願日2022-10-06
発明の名称設計支援システム、設計支援方法およびプログラム
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類G06F 30/10 20200101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】容易に設計仕様を特定することができる設計支援システム、設計支援方法および設計支援方法を提供することである。
【解決手段】実施形態の設計支援システムは、製品の設計を支援する。設計支援システムは、入力部と特定部とを持つ。入力部は、製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付ける。特定部は、要求仕様の一部の項目について仕様値の入力がなされた場合に、入力済みの項目の入力値と、未入力の項目の推定値とに基づいて、製品を構成するモジュールを特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
製品の設計を支援する設計支援システムであって、
前記製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付ける入力部と、
前記要求仕様の一部の項目について仕様値の入力がなされた場合に、入力済みの項目の入力値と、未入力の項目の推定値とに基づいて、前記製品を構成するモジュールを特定する特定部と
を備える設計支援システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記要求仕様の入力済みの項目の仕様値に基づいて前記未入力の項目の推定値を特定する推定部
を備える請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項3】
前記入力部は前記製品の用途の入力を受け付け、
前記推定部は、前記用途に基づいて前記要求仕様の未入力の項目の推定値を特定する
請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項4】
前記入力部は前記製品の用途の入力を受け付け、
前記特定部は、前記要求仕様の複数の項目の仕様値と前記用途とに基づいて前記モジュールを特定する
請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項5】
前記推定部は、前記要求仕様の少なくとも1つの項目に新たな入力値が入力されたときに、前記未入力の項目の推定値を更新する
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の設計支援システム。
【請求項6】
前記推定部は、過去に設計された製品の要求仕様の複数の項目の仕様値に基づいて、前記未入力の項目の推定値を生成する
請求項2から請求項4の何れか1項に記載の設計支援システム。
【請求項7】
前記要求仕様の複数の項目は、基本項目と詳細項目とを含み、
前記推定部は、前記基本項目の入力値に基づいて前記詳細項目の推定値を特定し、
前記特定部は、前記基本項目の入力値が入力されたときに、前記基本項目の入力値と、前記詳細項目の推定値とに基づいて、前記モジュールを特定する
請求項2から請求項4の何れか1項に記載の設計支援システム。
【請求項8】
前記要求仕様の少なくとも1つの項目の仕様値が選択肢から選択され、
前記入力部は、入力済みの項目の入力値に応じて、未入力の項目に係る選択肢を変化させる
請求項1または請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項9】
前記要求仕様の少なくとも1つの項目の仕様値は、計算式によって求めることができ、
前記入力部は、前記少なくとも1つの項目について、前記計算式の説明変数の仕様値の入力を受け付けた場合に、前記計算式に基づいて前記入力値を求める
請求項1または請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項10】
前記要求仕様の入力済みの項目の入力値と未入力の項目の推定値とに基づいて前記製品の性能の異なる複数の構成を特定し、前記複数の構成を選択可能に提示する提示部を備える
請求項1または請求項2に記載の設計支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は設計支援システム、設計支援方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
電気設備などの大規模なシステムを設計する場合、システムの設計者は顧客の要求仕様に基づいて製品の設計仕様を策定する。設計においては、設計仕様から、当該設計仕様を満たすモジュールを特定するコンフィグレータを用いる開発が進められている。コンフィグレータは、特定したモジュールに基づいて書類(見積書、モジュール表など)を生成する。設計者は、顧客との打ち合わせによって要求仕様をヒアリングして設計仕様を策定し、設計仕様をコンフィグレータに入力することで、設計に係る書類を作成する。
【0003】
設計仕様の策定は、システムの導入対象の設計段階など、システムの要求仕様が確定していない段階から行われる。そのため、状況の変化に応じて要求仕様が頻繁に変化することが少なくない。一方で、要求仕様が確定していない段階においても見積書などを生成する必要があるため、コンフィグレータの操作が必要となる。しかしながら、コンフィグレータに入力すべき設計仕様の項目数は膨大であり、要求仕様が未確定の段階ですべての設計仕様を設定することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-207791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、要求仕様を満たすモジュールを容易に特定することができる設計支援システム、設計支援方法および設計支援方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の設計支援システムは、製品の設計を支援する。設計支援システムは、入力部と特定部とを持つ。入力部は、製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付ける。特定部は、要求仕様の一部の項目について仕様値の入力がなされた場合に、入力済みの項目の入力値と、未入力の項目の推定値とに基づいて、製品を構成するモジュールを特定する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示す概略図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第1の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第2の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第3の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第4の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第5の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第6の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第7の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第8の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第9の図。
第1の実施形態に係る設計支援システムの概略ソフトウェア構成図。
第1の実施形態に係る初期値テーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る禁則ルールテーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る設計支援システムにおける新規案件の作成処理を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る設計支援システムにおける詳細項目の編集処理を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る画面例を示す第10の図。
他の実施形態に係る設計支援システムの概略ソフトウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態の設計支援システムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る設計支援システム1の構成を示す概略図である。
設計支援システム1は、製品である電源設備の設計を支援する。電源設備は、特別高圧スイッチギア、特別高圧変圧器、高圧スイッチギア、高圧変圧器、非常用発電機、無停電電源装置などの複数の装置の組み合わせによって構成される。電源設備は、前述した装置を含めた複数のモジュールから構成され、様々な特性を有する。モジュールは、装置自体や、その装置を構成する複数の部品の組み合わせであり、電源設備の構成単位である。電源設備の具体的な仕様は、相互に関連している。仕様は、電源設備が備える機能、性能、形状、部品構成、規格などである。一例として、あるモジュールを電源設備に使用すれば、そのモジュールのサイズ、出力、又は機能によって生じる制約により、別のモジュールを使用できなくなる。別の一例として、あるモジュールを電源設備に使用すれば、そのモジュールとの組み合わせによって悪影響が生じる別のモジュールの使用が制限される。電源設備を設計する際には、このような仕様の相関関係を考慮する必要があり、各モジュールは、電源設備に要求される仕様を満たすように選択され特定される。
設計支援システム1は、詳細設計装置10と、設計支援装置30とを備える。詳細設計装置10は、電源設備の設計仕様の仕様値の入力を受け付け、入力された仕様値を満たすように、電源設備を構成するモジュールを特定する。なお、詳細設計装置10が要求する設計仕様の項目数は膨大である(例えば1000項目を超える)ため、設計に不慣れな顧客が設計仕様を策定することは困難である。また詳細設計装置10は、特定したモジュールに基づいて設計に係る書類を生成する。詳細設計装置10が生成する書類の例としては、使用モジュール表、仕様明細書、単線接続図、配置単結図、外形図、側面図、NET見積書などが挙げられる。
【0009】
設計支援装置30は、顧客による設計仕様の仕様値の決定を支援し、決定された設計仕様の仕様値を詳細設計装置10に入力する。なお、設計支援装置30に入力すべき要求仕様の項目数は詳細設計装置10と比較して少ない(例えば、100項目以下)ため、設計に不慣れな顧客であっても電源設備の概略設計が可能となる。詳細設計装置10および設計支援装置30はインターネットなどの通信網Nに接続され、それぞれ通信網Nを介して端末Tからのアクセスを受け付ける。
【0010】
電源設備の設計を行う設計者は、端末Tを介して詳細設計装置10にアクセスする。以下、設計者が操作する端末Tを設計者端末T1とよぶ。電源設備の設計を依頼する顧客は、端末Tを介して設計支援装置30にアクセスする。以下、顧客が操作する端末を顧客端末T2とよぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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