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公開番号2024055062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161665
出願日2022-10-06
発明の名称情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】1台の情報処理装置が複数のアカウントにより利用される状況下においても、アカウントごとに対象となるアプリケーションの利用状況に応じてより好適な態様で情報の報知を可能とする。
【解決手段】プリンタドライバ103とアプリケーション102とを含む情報処理装置である。アプリケーション102は、プッシュ通知情報を記憶部120におけるプリンタドライバ103が参照可能な領域に保存する。プリンタドライバ103は、対象となるアカウントの実行環境にアプリケーション102がインストールされておらず、かつ上記プッシュ通知情報の表示条件を満たす場合に、当該プッシュ通知情報に基づき表示部150にプッシュ通知を表示させる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
所定の機器のドライバと、対象となる装置のアカウントごとに当該アカウントの実行環境にインストールされて当該ドライバと協働して動作するアプリケーションと、を含む情報処理装置であって、
前記アプリケーションは、
報知対象となる通知情報を前記ドライバが参照可能な領域に保存する保存手段を有し、
前記ドライバは、
対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされているか否かを判定する第1の判定手段と、
前記領域に保存された前記通知情報の報知条件を満たすか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第1の判定手段により対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされていないと判定され、かつ前記第2の判定手段により前記通知情報の報知条件を満たすと判定された場合に、前記通知情報に基づき所定の報知手段に情報を報知させる第1の報知制御手段と、
を有することを特徴とする、情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記アプリケーションは、所定の報知手段に情報を報知させる第2の報知制御手段を有し、
対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされている場合に、前記第2の報知制御手段により前記通知情報に基づく情報が報知される
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記報知条件は、
前記所定の機器で使用される消耗品の残量に関する条件と、
前記所定の機器で発生するエラーに関する条件と、
前記所定の機器のステータスに関する条件と、
のうちの少なくともいずれかを含む
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の報知制御手段は、前記第1の判定手段により対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされていないと判定された場合に、当該アプリケーションのインストールを促す情報を所定の報知手段に報知させることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記アプリケーションは、前記所定の機器から前記通知情報を受信することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の判定手段及び前記第2の判定手段それぞれは、前記ドライバが前記所定の機器に対する指示を受け付けた場合に、対応する判定に係る処理を実行することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記所定の機器は、プリンタであり、
前記指示は、前記プリンタに対する印刷に係る指示である
ことを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
所定の機器のドライバと、対象となる装置のアカウントごとに当該アカウントの実行環境にインストールされて当該ドライバと協働して動作するアプリケーションと、を含む情報処理装置の制御方法であって、
前記アプリケーションが、報知対象となる通知情報を前記ドライバが参照可能な領域に保存する保存ステップと、
前記ドライバが、対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされているか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記ドライバが、前記領域に保存された前記通知情報の報知条件を満たすか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記ドライバが、前記第1の判定ステップにおいて対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされていないと判定され、かつ前記第2の判定ステップにおいて前記通知情報の報知条件を満たすと判定された場合に、前記通知情報に基づき所定の報知手段に情報を報知させる第1の報知制御ステップと、
を含むことを特徴とする、情報処理装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及び情報処理装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
スマートフォンやPC(Personal Computer)等のような端末装置にて動作するアプリケーションにおいて、当該アプリケーションに関連したサービスやキャンペーンに関する情報を、サーバから端末装置に通知する機能が知られている。なお、以降では、同通知をプッシュ通知とも称する。プッシュ通知を受けた端末装置では、当該通知に関する情報がユーザに提示され、ユーザにより当該情報に対してクリックやタップ等の操作が行われることで、プッシュ通知の詳細が当該ユーザに提示される。
【0003】
プッシュ通知を受信するために、端末装置に対してアプリケーションがインストールされていることが要求される場合がある。近年では、対象となるアプリケーションの中には、ネットワーク上のアプリケーションストアからインストールされるものが多く、このような場合には、例えば、アカウント情報にインストールされたアプリケーションの情報が紐付けられている。特許文献1には、上記のような仕組みを利用し、同じアカウントで異なる複数のデバイスが利用されている場合に、アプリケーションがインストールされていないデバイスに対して当該アプリケーションがインストールされる仕組みが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2016-527595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、1台の情報処理装置(例えば、スマートフォンやPC等の端末装置)が複数のアカウントで利用される場合には、アカウントごとに実行環境に対して個別にアプリケーションがインストールされる場合もある。このような状況下において、一部のアカウントについては所定のアプリケーション(例えば、印刷を実行するアプリケーション)がインストールされていたとしても、他のアカウントに対応するユーザに対して当該アプリケーションの存在を報知する手段がなかった。そのため、このような状況下では、他のアカウントに対応するユーザは、対象となるアプリケーションを利用するためには、当該アプリケーションを能動的にインストールしなければならない場合があった。
【0006】
本発明は上記の問題を鑑み、1台の情報処理装置が複数のアカウントにより利用される状況下においても、アカウントごとに対象となるアプリケーションの利用状況に応じてより好適な態様で情報の報知を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報処理装置は、所定の機器のドライバと、対象となる装置のアカウントごとに当該アカウントの実行環境にインストールされて当該ドライバと協働して動作するアプリケーションと、を含む情報処理装置であって、前記アプリケーションは、報知対象となる通知情報を前記ドライバが参照可能な領域に保存する保存手段を有し、前記ドライバは、対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされているか否かを判定する第1の判定手段と、前記領域に保存された前記通知情報の報知条件を満たすか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段により対象となるアカウントの実行環境に前記アプリケーションがインストールされていないと判定され、かつ前記第2の判定手段により前記通知情報の報知条件を満たすと判定された場合に、前記通知情報に基づき所定の報知手段に情報を報知させる第1の報知制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、1台の情報処理装置が複数のアカウントにより利用される状況下においても、アカウントごとに対象となるアプリケーションの利用状況に応じてより好適な態様での情報の報知が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理システムのシステム構成の一例を示した図である。
端末装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したシーケンス図である。
プッシュ通知の管理画面の一例を示した図である。
プッシュ通知情報のデータ構造の一例を示した図である。
アプリケーションの処理の一例を示したフローチャートである。
アプリケーションの処理の一例を示したフローチャートである。
ステータス情報及びエラー/警告情報の一例を示した図である。
アプリケーションの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの処理の一例を示したシーケンス図である。
プリンタドライバの処理の一例を示したフローチャートである。
ステータス情報及びエラー/警告情報の表示画面の一例を示した図である。
ステータス情報及びエラー/警告情報の表示画面の一例を示した図である。
プッシュ通知の管理画面の一例を示した図である。
プッシュ通知の管理画面の一例を示した図である。
プリンタドライバの処理の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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